家づくりは一生に一度の大きな買い物。だからこそ、後悔のない選択をしたいですよね。
わが家は2013年にトヨタホームで注文住宅を建て、12年経った今でも満足しています。
この記事では、私たちが数あるハウスメーカーの中からトヨタホームを選んだ理由、そして住んでから実感した本当の強みをご紹介します。
- トヨタホームのリアルな住み心地を知りたい方
- 鉄骨ラーメン構造のメリットに興味がある方
- 家づくりで「営業担当者の誠実さ」も重視したい方
住宅展示場巡りから始まった家探し
わが家の家探しは、2013年2月3日からスタートしました。
妻と当時1歳だった長女を連れて、地元の住宅展示場を訪れたのが最初です。
最初に入ったのはセキスイハイムのモデルハウス。
妻がパナソニックのキッチン「トリプルワイドIH」に一目惚れしたのを今でも覚えています。和室の雰囲気やリビングの配置など、参考になる点も多く、素敵な家でした。


ただ、よく見るとどれも特注仕様で、標準装備ではないものばかり。
二世帯住宅仕様の広さも、核家族であるわが家にはオーバースペックでした。

もし予算に余裕があれば、即決していたかもしれません。
でも、現実には「予算を度外視した家づくり」は難しいですよね。
ここで私たちは、「夢を見る」のは楽しいけれど、自分たちが建てられる家の現実を知ることが大事だと痛感しました。
その後も、パナホーム(現パナソニック ホームズ)、ダイワハウス、ミサワホームを見て回りましたが、いずれも営業担当者との相性が合わず、モデルハウスを見学するだけにとどまりました。

運命の出会い!トヨタホームの営業担当者
翌週、積水ハウスとトヨタホームのモデルハウスを訪問。
ここで出会ったトヨタホームの営業担当者に、夫婦そろって「この人だ!」と感じたのです。
誠実で押しつけのない営業スタイル
他社と違ったのは、その誠実な姿勢でした。
- 他社の悪口を一切言わない
- 「じっくり比較して、気に入ったらまた来てください」と無理な営業をしない
- 常にこちらの立場に立ってアドバイスしてくれる

この営業スタイルに、私たちは絶大な信頼を寄せることができました。
「鉄骨ラーメン構造」との出会い
そして、このモデルハウスで初めて知ったのが、トヨタホーム独自の構造――
それが「鉄骨ラーメン構造」という、地震に非常に強いとされる耐震工法でした。

それまでは「木造か鉄骨か」くらいの知識しかなかった私たちにとって、この構造の存在は衝撃的。
営業担当者の丁寧な説明を通じて、「ただの鉄骨ではない」こと、そして高層ビルにも使われる信頼性の高い構造であることを知り、一気に興味が深まりました。

地震に強い家を求めて──わが家がトヨタホームを選んだ決定的理由
2011年の東日本大震災では、岐阜県でもかなりの揺れがありました。
その経験から、「地震に強く、絶対に倒壊しない家」が最大の希望となりました。
鉄骨住宅を希望していた私にとって、トヨタホームの「鉄骨ラーメン構造」はまさに理想。
耐震等級3を余裕でクリアし、「どんな地震でもびくともしない家」との説明には安心感しかありませんでした。

妻の希望だった大きな窓による採光重視の設計にも、この構造が最適だと聞き、トヨタホームに心が大きく傾いていきました。

トヨタホームの「鉄骨ラーメン構造」を徹底解説!
「ラーメン構造」って何?
「ラーメン構造」は、ドイツ語の「Rahmen(枠)」が語源。
柱と梁を強固に一体化して、外からの力に強い“枠組み”をつくる構造です。
- 一般的な木造住宅:柱と梁を金物や釘で接合し、壁で強度を確保
- 鉄骨ラーメン構造:柱と梁が強固に一体化し、建物全体で揺れを吸収
例えるなら、
木造は「レゴブロックを壁で補強」
鉄骨ラーメンは「溶接で一体化した鉄の箱を組み合わせる」イメージです。

わが家がトヨタホームを選んだ最大の決め手の一つが、この強靭な「鉄骨ラーメン構造」でした。地震への圧倒的な強さに加えて、住んでみて実感したその構造の真価について、掘り下げてご紹介します。
トヨタホームの「鉄骨ラーメンユニット工法」の仕組み
トヨタホームではこの構造をさらに進化させた、鉄骨ラーメンユニット工法を採用。
- ボックス型ユニットを工場で製造:125ミリ角の極太鉄骨柱+ダイアフラム(変形防止プレート)で、接合部の強度は約35倍にも。
- 精密な溶接と品質管理:熟練の技術者+溶接ロボットで、高精度な一体構造が完成。
- 工場生産による安心感:雨風にさらされず、寸法誤差もほぼなし。
- 現場では短期施工:強靭なユニットをクレーンで組み上げるため、工期も短縮。
工場生産で家が「完成形に近い状態」で現場に運ばれるため、建築中に雨ざらしになることがないのは、神経質な私には大きな安心材料でした。

なぜ地震に「圧倒的に強い」のか?
- 面で支えるボックス構造
→ 揺れの力を「面」で分散。ねじれや倒壊を防止。 - 鉄の粘り強さ(塑性変形能力)
→ 急に壊れず、じわじわ変形しながら耐える。高層ビルでも使われる理由です。 - 耐震等級3以上の安心感
→ 建築基準法の1.5倍の耐震性能。構造自体の強さでこれをクリア。
2025年現在でも、国内住宅の中で最上級の耐震性を誇ると言えるでしょう。
強靭な構造がもたらす「間取りの自由」
この構造のおかげで、間取りの自由度が段違いです。
- 広いリビングや吹き抜け
- 壁一面の大開口窓
- 柱のないスッキリとした大空間
特に、採光重視のわが家にとって、大きな窓を自由に配置できるのは大きな魅力でした。

ラーメン構造は高層ビルや大型施設でも採用される実績ある構造。
それを一般住宅で使えるという安心感は、他にはないメリットです。

工場生産による品質と安心感
地元工務店の木造住宅も候補にありましたが、トヨタホームのような工場生産+鉄骨構造の家は他にありませんでした。


- 雨風にさらされない安心感
- 寸法誤差が出にくく、組み上がりが正確
- 品質管理が徹底された空間での施工

一生住む家だからこそ、こうした「見えない部分の信頼性」は大切だと実感しています。
最後に──営業担当者の存在が決め手に

営業担当者の存在も、わが家がトヨタホームを選んだ大きな理由のひとつです。
モデルハウスの大きさと現実的な暮らしとのギャップを丁寧に説明してくれたり、他メーカーとの比較も率直にしてくれたりと、夢と現実のバランスをとってくれる提案力がありました。

今でも、あのときこの方に出会っていなければ、トヨタホームには決めていなかったかもしれません。
まとめ:12年住んで感じるトヨタホームの「本当の強み」


- 地震に強い「鉄骨ラーメン構造」
- 採光・間取りの自由度
- 工場生産による品質と安心感
- 信頼できる営業担当者の存在

家は建てて終わりではなく、「住んでからが本番」です。
トヨタホームを選んで本当によかったと、12年経った今でも心から思います。

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