寝室に壁掛けテレビDIY!配線スッキリ&空間広々で快適度UP

寝室にテレビを壁掛けすることのメリット
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リビングのテレビを買い替えたのをきっかけに、余った40型テレビをDIYで2階の寝室に壁掛け設置しました。
DIY初心者の私でも思っていたより簡単に作業でき、設置後の満足度は非常に高かったです。

この記事では、私のようなDIY初心者がテレビの壁掛けに挑戦してみた体験談と、設置後に感じたメリット・デメリットをご紹介します。

この記事はこんな人におすすめ

・寝室やリビングにテレビを壁掛けしたい方
・壁掛けテレビをDIYで設置しようと考えている方
・壁掛けDIYに興味があるが不安を感じている方

目次

壁掛けテレビ化計画

寝室の壁掛けテレビは、住宅設計時から計画していました。
そのため、壁にはあらかじめ補強が施され、いつでも設置可能な状態でした。

ただしテレビの買い替えが予定より遅れたため、入居から約6年が経った2019年、ようやく実現しました。

取り付け対象のテレビ

設置したのは、Sony製の2010年モデル「KDL-40EX710」。重量は約15kg。
大人1人でも持てる重さですが、安全のため作業は2人以上で行うのが基本です。

作業は安全の為、必ず二人以上で行いましょう。

設置場所と設置高さについて

寝室図面

設置場所は上図の通り、寝室の東側壁面になります。
設置位置は壁面のほぼ中央と決めていましたので、コンセントの位置は壁のほぼ中央にあります。

壁掛けTV対応コンセント

コンセント位置は壁掛けテレビを設置したい中央に、そしてコンセントがテレビで隠れるよう設置高さ(下記参照)に気を付けましょう。

設置高さのポイント

テレビの中心位置が床から100cmの所に設置するのがベストですので、実際に新聞紙を40型テレビの大きさにカットし、壁に当てがってみたところ、感覚的には100cmよりも少し高い110cmが丁度良い感じでした。
床からの高さとありますが、テレビを視聴する場所によってその高さは変わりますので、我が家の場合はベッド上部からテレビ中心までの距離を確認しました。

視聴位置から100~110cm上の距離(TV中心位置)への設置がベストです。

テレビの壁掛け方法

壁掛け金具の選定

メーカー純正の金具を使用する場合、非常に高価になりますので、互換品である下記製品(Bestek製)ををAmazonで購入しました。

純正品と互換品との価格を比較すると3~4倍は違ってきます。壁掛け用金具は汎用品ではありますが、造りはしっかりしており、不安はありませんでした。

壁掛け用金具は純正は高いので、互換品を使用しましょう。
信頼のあるBestek製がお勧めです。
設置から1年以上経った今もガタツキ等は全くなく、安定して設置が出来ています

壁掛けDIYに必要な工具

準備する工具は壁紙への固定に必要な電動ドライバーと上記で紹介している壁掛け金具(Bestek製)です。

必要な工具

・電動ドライバー(5,000〜10,000円程度のものでOK)
・ドライバービット&ドリルビットセット
・水平器

ビット(先端)はドライバーとドリルの両方がセットになっているものが良いです。不足している場合は別途購入します。

電動ドライバー

金具の取付手順

部屋には壁の中央にコンセントが設置してあるため、それを隠すようにテレビの設置を行います。

壁掛けTV対応コンセント

まずはドリルにて穴を空けます。ドリルはネジ径より少し小さめのサイズを選びます。

壁穴あけ

ネジを固定する前に水平器で水平を確認してください。
気泡部分が中央くるように調整します。

水平器

ドライバーでネジを固定します。それを四隅と中央2箇所の計6箇所をネジ止めします。
今回、4箇所のネジ止めで終わっていますが、基本は安全の為にも6箇所でのネジ止めを推奨します。

壁掛け固定金具

我が家の場合、40インチTVの重さは15kg程度なので、ネジ止めは4箇所で十分と判断しました。(自己責任)

金具の固定は必ず6本のビスで!金具は上写真のようにコンセント枠の上部で水平を取ると綺麗に取り付けが出来ます。

金具にテレビを引っ掛ける

テレビの裏に壁に取り付けた金具に引っ掛けるための金具を2個取り付けます。
テレビを持ち上げ、テレビに固定された金具を壁掛けステーに引っ掛けるようにして固定が出来れば完成です。

壁掛けテレビ

作業は必ず二人以上で行います。テレビ固定後、ガタツキが無いか確認を行いましょう。

テレビをネットワークに接続する

テレビにはLANケーブルを接続しリビングのレコーダーへDLNA接続が出来るようにしました。

テレビへの配線

テレビ下側から

テレビ下側

テレビ側面から

テレビ側面

LANケーブルはカテゴリー5e以上のものを使用しましょう。

壁に補強がされていない場合

壁に補強がされていない場合でも、石膏ボード用のアンカーがありますので、それを使用すれば問題なく壁掛けが可能です。

石膏ボード用アンカーを使用する場合、耐荷重の数値に注意してください。テレビと金具の重さを含めた重量とし、余裕をもった耐荷重のものを選択してください。
石膏ボード用アンカーの使用は、自己責任にてお願いします。

Chromecastを装着し、古いテレビでもYoutube等のネット動画を見られるようにする

今回壁掛けにしたテレビは古い型式(2010年製)のものですので、ネット動画を見ることが出来ません。

chromecast

そこでChromecastを装着しネット動画を見られるようにしました。
ほぼ最新のテレビと同等のネット動画機能が付き大満足です。Google純正のものでなくても、下記のようなアイテムでも同様の効果が得られます。

小さな子供への対応

当然のことながら、我が家では小さな子供が寝る前にテレビを見ることを禁止しています。
就寝前のテレビ視聴は躾の観点からも望ましくありませんし、生活リズムが乱れる原因にもなるためです。

また、私たち大人も子供の手本となるよう、子供が自分の部屋で寝るようになるまでは、寝室でテレビをつけることは控えるようにしています。家族全体でルールを共有することで、子供たちにも自然と習慣が身についていくのではないかと考えています。

まとめ

メリット

・ホテルのような雰囲気になり、満足度が非常に高い
・配線が見えず、見た目がすっきり
・LAN接続でレコーダーの録画番組を視聴できる
・ネット動画も大画面で楽しめる(非対応テレビでもChromecastなどで対応可能)

デメリット

・大地震の際、落下の危険がある(テレビ台でも転倒のリスクは同様)
・簡単に位置を変更できない簡単に位置が変えられない
・壁に補強が必要(新築時の計画が理想)
・コンセントの位置に注意が必要
・快適すぎて妻や子どもにテレビを占領される(笑)

感想(体験してわかったこと、これから挑戦する方へ)

寝室の壁掛けテレビ

寝室にテレビを壁掛け設置して、本当に正解でした。
一番のメリットは、空間がスッキリしてホテルライクな雰囲気になったこと。テレビ台が不要になり、掃除がしやすくなったのも大きなポイントです。配線も極力見えないように工夫したことで、見た目の満足度がぐっと上がりました。

DIYでの設置に少し不安もありましたが、金具選びや下地の位置をしっかり確認すれば、そこまで難しい作業ではありません。工具さえ揃えば、初心者でも安全に取り付け可能だと実感しました。

実際に設置してみると、寝室でのテレビ活用の幅が広がったのも意外な発見です。寝る前に映画やYouTubeを流したり、リラックスタイムにぴったり。
「寝室にテレビは不要」と思っていた自分の考えが、良い意味で覆されました。

もし迷っている方がいれば、しっかり準備して挑戦すれば十分可能なのでおすすめです。特に自分で作業することで、家に対する愛着もさらに深まりますよ。

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