私の2024年式40系アルファードZ(ガソリン・JBLなし)では、TS-WX400DAをセンターコンソール下に設置しています。フロアへの直置きから、15mm厚の角材を使った土台で浮かせる方法へ変更したところ、同じGAIN設定でも、低音の音量と迫力が増したことをはっきり感じました。ただし、音圧などの数値測定はしておらず、私の車両で聴き比べた感想です。
この記事では、実際に使った土台の材料、コンソール下へ入れる手順、設置前後に感じた変化を写真付きで紹介します。15mmは今回使用した角材の厚みであり、すべての車両や設置条件に最適な寸法と確認したものではありません。
音声信号はTOON X(DSP-T316)のRCA出力から接続しています。電源は当初オプションカプラーから取り、その後、専門店でバッテリー直結(バッ直)へ変更しました。接続方法や現在の設定は、別記事の「TOON XとTS-WX400DAの接続・設定」で紹介しています。

直置きから15mm浮かせへ変更した理由
最初は、TS-WX400DAをセンターコンソール下のフロアに直接置いていました。その後、設置方法によって鳴り方が変わるか確かめるため、15mm厚の角材を使って浮かせる方法を試しました。
直置きと浮かせた状態を聴き比べると、私の車両では、GAIN設定を変えなくても低音の音量と迫力が増したと感じました。違いがはっきり分かったため、浮かせた状態で使うことにしました。
ただし、土台の追加によって高さだけでなく本体の支え方も変わっています。変化の原因を高さだけに特定したものではなく、直置きがすべての環境で不向きという意味でもありません。

私の40系アルファードZでの設置場所|センターコンソール下
私の2024年式40系アルファードZ(ガソリン・JBLなし)では、センターコンソール下の空間にTS-WX400DAを設置しています。実際に本体と土台を入れ、周囲との干渉を確認しながら位置を調整しました。
設置では、内部に収まるかだけでなく、側面の開口部から本体を入れられるかも確認が必要でした。私の場合は、土台と本体を別々に入れ、コンソール内部で組み合わせています。具体的な手順は後の章で紹介します。
この記事で紹介するのは、私の車両での設置例です。シート下やラゲッジに置いた場合との音質比較は行っていないため、センターコンソール下が最も音のよい場所と断定するものではありません。
今回設置したサブウーファーは、パイオニアのTS-WX400DAです。販売価格や在庫は、各販売ページで確認できます。
ディーラーで確認したガソリン車とハイブリッド車の設置スペースの違い
私のガソリン車では、センターコンソール下に空間があり、TS-WX400DAを収めることができました。一方、ディーラーでハイブリッド車を確認したところ、同じ部分は空洞になっていませんでした。
そのため、確認したハイブリッド車では、私の車両と同じ場所・方法で設置するのは難しいと判断しました。ガソリン車での設置例を、そのままハイブリッド車にも当てはめることはできません。
ハイブリッド車で設置を検討する場合は、本体を購入する前に、実車の空間と周囲の部品・配線を確認し、販売店や取付店へ設置場所を相談してください。
15mm厚の角材を使った土台の材料と固定方法
TS-WX400DAを浮かせて設置するため、ホームセンターで購入したシナ合板と、ダイソーの角材・テープ類を使って土台を作りました。
使用した材料は、次のとおりです。
- シナ合板:300×200×14mm
- 角材:90×30×15mm
- スポンジテープ
- 面ファスナー(マジックテープ)
「15mm」は、使用した角材の厚みを指しています。合板やテープも使用しているため、土台全体の厚みや、本体とフロアの隙間がそのまま15mmになるという意味ではありません。
材料ごとの音質比較は行っていないため、シナ合板がほかの材料より音響的に優れていると確認したものではありません。ここでは、私が実際に使った材料として紹介します。


土台のズレを抑えるために使った面ファスナー
土台の裏面には、面ファスナーのオス側を貼り、フロアのフェルトに留める方法を使いました。
これは私の車両で行った固定方法です。面ファスナーだけで本体や土台を十分に固定できるかは、取り付け面や設置状態によって異なります。同じ方法を採用する場合も、固定状態や周囲との干渉を確認してください。
角材を2段にすると干渉したため、1段に変更
当初は、厚さ15mmの角材を2段に重ね、角材部分を30mmにする構成を試しました。しかし、私の車両ではセンターコンソール上部の金具に干渉し、その状態では設置できませんでした。

そこで、角材を1段に変更しました。私の車両では、15mm厚の角材を使った構成で設置できました。
ただし、15mmと30mmの間を細かく試して、設置できる最大の高さを調べたわけではありません。15mmは、今回試した中で採用した角材の厚みです。また、30mmの構成では設置できなかったため、音の比較は行っていません。

センターコンソール下への設置手順|土台と本体を別々に入れる
私の車両では、土台にTS-WX400DAを載せたままでは、センターコンソール側面の開口部を通せませんでした。
そこで、土台と本体を別々に入れ、コンソール内部で組み合わせる方法で設置しました。実際に行った順番は、次のとおりです。
角材を取り付けた合板を、センターコンソール側面の開口部から先に入れます。
次に、TS-WX400DA本体を単体で入れます。私の車両では、土台と分けることで開口部を通せました。
内部で本体を土台の上に載せ、位置を調整します。上部金具や周囲の部品との干渉、配線の挟み込みがないか確認します。
位置を決めたら、土台裏面の面ファスナーをフロアのフェルトに留めます。土台だけでなく、本体にもズレやがたつきがないか確認してください。
以上は、私の2024年式40系アルファードZで行った設置手順です。開口部を通せることと、使用中に本体を確実に固定できることは別なので、固定方法は製品の取扱説明書も確認してください。
設置後の音を整える|80Hz設定とINPUT GAINの確認
設置方法に加え、TOON Xのクロスオーバー設定と、TS-WX400DA本体のINPUT GAINも確認しました。ここでは、私の車両で使っている設定と、その際に確認した仕様を紹介します。
私の車両で80Hzに落ち着いた理由
現在は、TOON Xのフロント・リアのHPFと、サブウーファーのLPFを80Hzに設定しています。
私の車両では、純正スピーカーとTS-WX400DAのつながりを自然に感じやすく、普段聴くJ-POP・R&B・Jazzでも聴きやすかったため、この設定に落ち着きました。
80Hzは、私の設置環境と好みに合わせて選んだ設定です。すべての車両に共通する最適値という意味ではありません。
INPUT GAINのHIGH・NORと、私が選んだ設定
TS-WX400DA本体のINPUT GAINは、接続する機器の出力レベルに合わせて入力レベルを切り替えるスイッチです。付属リモコンのGAINつまみや、TOON X側のサブウーファーゲインとは区別して考えます。
取扱説明書では、RCA接続時の切り替え条件が次のように示されています。
| 接続元のRCAプリアウト最大出力 | INPUT GAIN |
|---|---|
| 4V未満 | NOR |
| 4V以上 | HIGH |

TOON Xの公式仕様では、RCA出力は「6ch(2.2V p-p)」です。p-pは、波形の最大値から最小値までの電圧差を表します。
正弦波の場合、実効値への換算は次の式になります。
Vrms = Vp-p ÷(2 × √2)
2.2 ÷(2 × √2)≒ 0.78V
これは仕様値を正弦波として換算した参考計算であり、私の車両で測定した電圧ではありません。また、この計算だけで取扱説明書の4Vとの測定条件が一致すると確認したものではありません。
私自身もHIGHとNORを切り替えて聴き比べました。私の車両では、NORの方が低音の立ち上がりや迫力を感じやすく、現在はNORを使っています。
ただし、これは私の接続環境での感想です。音量を厳密に揃えた測定比較ではないため、NORの方が音質に優れると一般化するものではありません。
接続構成やクロスオーバー・位相・タイムアライメントの詳しい設定例は、TOON XとTS-WX400DAの接続・設定記事にまとめています。
15mm浮かせた前後で感じた低音の変化
直置きから15mm厚の角材を使った設置へ変更して、特に違いを感じたのは低音の音量と迫力です。GAIN設定を変えていないにもかかわらず、浮かせた後の方が低音を力強く感じました。
わずかな違いを探しながら聴くというより、私には、聴いてはっきり分かる変化でした。この体験から、機器の設定だけでなく、置き方を見直すことにも意味があると感じています。
- 同じGAIN設定でも、低音の音量が増したと感じた
- 浮かせた後の方が、低音に迫力を感じた
- 違いがはっきり分かったため、浮かせる設置方法を採用した
音圧や周波数特性、消費電流は測定していないため、変化の大きさを数値で示すことはできません。また、土台の追加で高さや支え方が変わっているため、15mmという寸法だけの効果と切り分けたものではありません。ここで紹介しているのは、私の車両で設置方法を変えて聴き比べた体験です。
電源については、導入当初はオプションカプラーから取得していましたが、現在は専門店でバッテリー直結(バッ直)へ変更しています。設置方法を変えて感じた低音の変化と、電源配線の適否は分けて考える必要があります。バッ直へ変更した経緯や施工内容は、40系アルファードのバッ直施工記事で紹介しています。
よくある質問|TS-WX400DAの15mm浮かせ設置について
- TS-WX400DAは15mm浮かせると低音が変わりますか?
-
私の車両では、直置きから15mm厚の角材を使った設置へ変更すると、同じGAIN設定でも低音の音量と迫力が増したと感じました。ただし、音圧などの数値測定はしておらず、同じ変化がすべての設置環境で得られると確認したものではありません。
- 15mmより高く浮かせた方がよいですか?
-
高くするほど音がよくなるとは確認できていません。私は15mm厚の角材を2段に重ねる構成も試しましたが、上部金具に干渉して設置できず、音の比較は行っていません。角材1段の構成を採用しましたが、15mmが設置できる最大の高さと調べたわけではありません。
- 土台はシナ合板でなければいけませんか?
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私が使ったのはシナ合板ですが、ほかの材料との比較は行っていません。そのため、シナ合板を必須としたり、ほかの材料より音質がよいと勧めたりすることはできません。材料を選ぶ際は、寸法や強度に加え、本体を確実に固定できる構成か確認してください。
- 40系アルファードのハイブリッド車にも同じ方法で設置できますか?
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ディーラーで確認したハイブリッド車では、私のガソリン車と違い、センターコンソール下の同じ部分が空洞になっていませんでした。そのため、確認した車両では同じ場所・方法での設置は難しいと判断しています。購入前に実車の空間を確認し、販売店や取付店へ相談してください。
まとめ|40系アルファードZで試したTS-WX400DAの設置方法
私の2024年式40系アルファードZ(ガソリン・JBLなし)では、センターコンソール下にTS-WX400DAを設置し、15mm厚の角材を使った土台で浮かせています。
直置きと聴き比べたところ、同じGAIN設定でも低音の音量と迫力が増したことを、はっきり感じました。土台と本体を別々に入れる工夫も含め、私の車両では納得できる設置方法になりました。
これは音圧測定による検証や、すべての車両に共通する最適寸法を示したものではありません。設置を検討する際は、実車の空間、周囲との干渉、固定方法を確認したうえで、ご自身の環境に合う方法を選んでください。

音質改善全体の構成・費用や、ほかのサブウーファーとの仕様比較は、以下の記事にまとめています。

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