【収納率】収納スペースの目安は?

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マイホームを計画する上で収納スペースはとても大切です。
皆さんのマイホームは収納スペースは足りていますか?

我が家では、マイホーム計画時に収納スペースを多くとったつもりですが、当時は収納率というものを全く知りませんでした。
今住んでいる家は収納率が何%あるのか?そして、その数値と比較して現状はどうなのか確認してみることにしました。

目次

収納率とは

一般的には8%前後の住宅が多く、満足できる理想の収納率は約10~15%と言われています。収納率の計算は家の総床面積に対する収納スペースの面積割合となります。

収納率の解説は下記ページがとても分かりやすいです。
参考:収納足りてますか?収納率の確認と、住んでみた結果の印象は?

収納スペース

1階はLDKとスマート和室に各2箇所ずつ、計4箇所あります。
2階は主寝室にウォークインクローゼット、各子供部屋にクローゼット、納戸の計3箇所あります。

LDK

リビング収納とダイニング本棚の2つがあります。

リビング収納


収納の扉は折り曲げ式です。
主に掃除機やお掃除道具、ティッシュ、トイレットペーパー等の消耗品を収納しています。日常品が収納されており、頻繁に開け閉めする収納となります。
また、ここには通常のブレーカーと太陽光のブレーカーが設置されています。
そのため、棚板が全くない状態で、収納上部が空いている状態です。
上部の空間がもったいないのでツッパリ棒を使い、簡易的な棚を作っています。


面積:0.63平米
横幅900mm × 奥行700mm
使用率:70%

ダイニング収納(本棚)


現在は子供用の本が収納されています。
読みたい・読ませたいときにサッと取り出せる位置にあるので便利です。

ダイニング収納の上から2/3が本棚で残りの1/3が扉付収納となっています。


面積:0.13平米
横幅380mm × 奥行340mm
使用率:100%

ダイニング前に位置するため、リビングからのアクセスも良く、普段使用するもの(ペンやハサミ等の文房具や電卓)はほとんどがここに置いてあります。

スマート和室

吊り上げ収納と両開き扉の収納の2つがあります。

吊上収納


ここは比較的広くとった収納で、吊り上げ収納の方に、パイプハンガーを設置し、普段用の服(私と子供2人)を収納しています。
この収納は作ってとても良かったと思える収納です。


面積:0.84平米
横幅1,200mm × 奥行700mm(高さ600mmから収納スペース)
使用率:90%

両開き扉の収納


階段下を利用した収納スペースで、下段は奥行が1,700mmあります。
現在は子供のおもちゃと布団を収納しています。

下段は奥行1,700mmを活かして、雛人形の収納箱を収納してあります。
かなり場所を取る大きい箱になるので、この階段下収納には助かりました。
子供が大きくなったらおもちゃは不要になるので、今後は扇風機や加湿器等の家電を収納する等、別の使い道になりそうです。


面積:1.26平米
横幅1,400mm × 奥行900mm(下段のみ奥行1,700mm)
使用率:70%

ウォークインクローゼット(WIC)


2階主寝室の隣に3.1帖を確保しました。
部屋に入り左右にハンガーパイプと棚板を設けました。
ここは妻の書斎として使用しており、妻専用のノートPC完備です。
広さは設計士の方にお任せだったのですが、この3.1帖というのは広すぎず狭すぎず丁度良い広さです。


面積:5.13平米
中京間(1.656㎡)で計算
3.1帖
使用率:90%

子供部屋クローゼット×2部屋

子供部屋のクローゼットは至ってノーマルのものです。
パイプハンガー及び上部に棚板を設けました。


面積:1.96平米(2部屋分)
横幅1,400mm × 奥行700mm ×2部屋
使用率:30%


夫婦の私物が置いてあります。子供達が部屋を使用するようになったら全て片付けなくてはいけません!

納戸

2帖を確保しました。
程よい広さで、本棚が2個置いてあり、妻の書籍収納スペースとなっています。
ここには情報分電盤とセントラル換気扇が設置されています。
セントラル換気扇設置の都合上、天井高さが少し低く天井高2,100mmとなっています。


面積:3.31平米
中京間(1.656㎡)で計算
2.0帖
使用率:70%

玄関収納

玄関収納



至ってノーマルな玄関収納です。


面積:*0.17平米(計算値0.51)
*高さが低い為、1/3に減らしています
横幅1350mm × 奥行380mm
使用率:10%

シューズボックス1


普段メインで使っているシューズボックスです。
扉には鏡があります。


面積:0.18平米
横幅470mm × 奥行x380mm
使用率:70%

シューズボックス2


長靴や革靴、ブーツ等、普段使い以外の履物を収納しています。


面積:0.81平米
横幅1,150mm × 奥行700mm
使用率:80%

収納率計算

それでは収納率計算をしてみましょう。

LDK 0.76㎡ [ 0.63+0.13㎡ ]
スマート和室 2.10㎡ [ 0.84+1.26㎡ ]
WIC 5.13㎡
子供部屋×2 1.96㎡
納戸 3.31㎡
玄関 1.16㎡ [ 0.17+0.18+0.81㎡ ]

収納スペース合計:14.42㎡
建坪:127.41㎡(38.54坪)
計算:14.42÷127.41×100=11.32%

我が家の収納率は 11.32%

収納率は11%を超え、満足のいく数値となりました。

収納率について思う事

我が家の収納率は11.32%という結果でした。
収納率が10%以上あれば比較的満足できるとの予想通り、今の住まいで6年間暮らしてきて、収納に困ったことはありません。
各収納の使用率をみると、LDKの本棚が使用率100%であるものの、使用率の数値的に比較的余裕をもって収納されていることが分かりました。
私物の一部を子供部屋のクローゼットに保管している影響もあるかもしれませんが、今の所、収納スペースに不満無く生活出来ています。

まとめ

今後マイホームを計画される方、現在計画されている方は間取り計画の時に収納率も気にしてみてはいかがでしょうか。
まずは建坪の10%を目標に収納スペースを設けてみて、それから居住スペースとのバランスを考えて、間取りを計画していくと良い感じになりそうです。

我が家の実績上、延床40坪前後での収納率は11%あればかなり満足できる

今回、我が家の建坪38.54坪での収納率をモデルケースとしましたが、収納の位置やその大きさは住宅毎に違いがありますので、一概に何%あるから良いというものではないことをご理解ください。

また、すでに家を建てられた方で、収納率が低い場合でも、庭に倉庫を置くなどして対策をすれば、まだまだ収納スペースを増やせますし、収納スペースの上部空間が空いているようであればツッパリ棒や棚板のDIYで収納箇所を増やせますので工夫次第で改善の余地はあります。


収納率についての計算間違いや誤認識等がありましたら、お問い合わせにてご連絡いただければ幸いです。

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