【トヨタホームオーナー必見!】12年住んだリアルを公開中!家づくり成功のヒントはこちらから

【収納率の目安】後悔しない!マイホームの収納計画

整理されたクローゼットの様子
  • URLをコピーしました!

マイホームを計画する際、収納スペースの確保は非常に重要なポイントですよね。

皆さんのご自宅は、収納が足りていると感じますか?

実はわが家も、家を建てる際に収納を多めに確保したつもりでした。しかし、当時は「収納率」という概念を全く知りませんでした。

その結果、今の住まいでは正直なところ「収納が足りない」と感じています。これは、「住むほどに物が増えていく」という現実を十分に考慮していなかったからなんですね。

そこで今回は、これからマイホームを建てる方や、現在の収納を見直したい方に役立つ「収納率」について、詳しく解説していきます。

目次

収納率とは?住宅における目安と計算方法

収納率」とは、家の総床面積に対して収納スペースが占める割合のことです。

一般的に、多くの住宅では収納率が8%前後だと言われています。

「収納が足りている」と満足できる理想の収納率は、10〜15%が目安とされています。

つまり、収納率を上げることで、より快適な暮らしに繋がる可能性が高いと言えますね。

収納率の計算方法

収納率 = 収納スペースの面積 ÷ 家の総床面積 × 100(%)

わが家の収納スペースを徹底解説!

ここでは、わが家の各収納スペースについて、具体的な場所と使用状況をご紹介していきます。

マイホームには、1階に4箇所2階に3箇所の収納スペースがあります。

1階の収納スペース

1階には、LDKスマート和室にそれぞれ収納を設けています。

LDKの収納

LDKには、リビング収納ダイニング収納(本棚)の2つがあります。

1. リビング収納

リビングの一角にある収納スペースです。扉は折り曲げ式で、開閉がスムーズなのが特徴。

主に掃除機や日々の掃除道具、ティッシュペーパーやトイレットペーパーといった消耗品のストックを収納しています。日常的に使うものが中心なので、頻繁に開け閉めする「家族の道具箱」のような存在です。

この収納の奥には、通常のブレーカーと太陽光発電のブレーカーが設置されているため、残念ながら棚板を設置できませんでした。上部の空間がもったいなかったので、今はつっぱり棒を使って簡易的な棚を作り、有効活用しています。

リビング収納の概要
  • 面積:0.63平米
  • サイズ:横幅900mm × 奥行700mm
  • 現在の使用率:70%
ダイニング収納(本棚)

ダイニングに設置されたこの収納は、現在は主に子供用の絵本や児童書を収納しています。読みたい本や読んであげたい本をサッと手に取れる位置にあるので、子どもたちも私もとても便利に感じています。

収納の上部2/3は本棚スペース、下部1/3は扉付き収納となっています。ここには文房具や電卓など、リビングやダイニングでよく使う小物を整理して入れています。ダイニングの目の前という場所柄、リビングからもアクセスしやすく、家族みんなが日常的に使う物の収納に重宝しています。

ダイニング収納(本棚)の概要
  • 面積:0.13平米
  • サイズ:横幅380mm × 奥行340mm
  • 現在の使用率:100%

ワンポイント:ダイニング前に位置するため、リビングからのアクセスも良く、普段使用するもの(ペンやハサミ等の文房具、電卓など)はほとんどがここに置いてあり、とても便利です。

スマート和室の収納

スマート和室には、吊り上げ収納両開き扉の収納の2つを設けています。

1. 吊上収納

ここは和室の中でも比較的広めに設計した収納です。吊り上げ式になっており、内部にはパイプハンガーを設置して、私と2人の子どもたちの普段着を掛けています。丈の長い服もシワにならずに収納できるので、これは本当に作って良かったと思える収納の一つです!

吊り上げ収納の概要
  • 面積:0.84平米
  • サイズ:横幅1,200mm × 奥行700mm(高さ600mmから収納スペース)
  • 現在の使用率:90%
2. 両開き扉の収納(階段下利用)

こちらは階段下を活用した収納スペースで、特に下段は奥行きが1,700mmと広々としています。現在は、子どもたちのおもちゃや家族の布団を収納しています。

この奥行きを活かして、かさばる雛人形の収納箱もすっぽり収めることができ、非常に助かりました。将来、子どもたちが大きくなっておもちゃが必要なくなれば、扇風機や加湿器などの季節家電の収納スペースとして活用するなど、別の使い道も考えられそうです。

両開き扉収納の概要
  • 面積:1.26平米
  • サイズ:横幅1,400mm × 奥行900mm(下段のみ奥行1,700mm)
  • 現在の使用率:70%

2階の収納スペース

2階には、主寝室子供部屋、そして納戸にそれぞれ収納を設けています。

主寝室の収納

1. ウォークインクローゼット(WIC)

2階の主寝室に隣接して、3.1帖のウォークインクローゼットを設けました。中に入ると左右にハンガーパイプと棚板があり、たっぷりと収納できます。

実はここ、今は妻の書斎としても活用しており、専用のノートPCも完備しています。広さは設計士さんにお任せでしたが、この3.1帖という空間は広すぎず狭すぎず、まさに「ちょうど良い」広さだと感じています。

ウォークインクローゼットの概要
  • 面積:5.13平米
  • 広さ:3.1帖(中京間1.656㎡で計算)
  • 現在の使用率:90%

子供部屋の収納

1. 子供部屋クローゼット(2部屋分)

子ども部屋にそれぞれ設けたクローゼットは、ごく一般的な造りです。パイプハンガーと上部に棚板を設置しており、基本的な衣類や小物を収納できるようになっています。

子供部屋クローゼットの概要
  • 面積:1.96平米(2部屋分)
  • サイズ:横幅1,400mm × 奥行700mm × 2部屋
  • 現在の使用率:30%

その他の2階収納

1. 納戸

2階に設けた納戸は、2帖のスペースです。程よい広さで、今は本棚を2つ置いて、主に妻の書籍収納スペースとして活用しています。

この納戸には、情報分電盤とセントラル換気扇が設置されているため、その都合上、天井高が少し低く2,100mmとなっています。

納戸の概要
  • 面積:3.31平米
  • 広さ:2.0帖(中京間1.656㎡で計算)
  • 現在の使用率:70%

玄関の収納スペース

玄関にも複数の収納を設けています。

玄関まわりの収納

1. 玄関収納

玄関入ってすぐの場所にある、ごく一般的な収納です。

玄関収納の概要
  • 面積:0.17平米(※高さが低いため、計算値0.51平米の1/3として算出)
  • サイズ:横幅1,350mm × 奥行380mm
  • 現在の使用率:10%
2. シューズボックス1(メイン)

普段メインで使っているシューズボックスです。扉には全身が映せる鏡が付いており、出かける際の身だしなみチェックに便利です。

シューズボックス1の概要
  • 面積:0.18平米
  • サイズ:横幅470mm × 奥行380mm
  • 現在の使用率:70%
3. シューズボックス2(サブ)

こちらは、長靴や革靴、ブーツなど、普段あまり履かない靴や季節ものの履物を収納しているサブのシューズボックスです。

シューズボックス2の概要
  • 面積:0.81平米
  • サイズ:横幅1,150mm × 奥行700mm
  • 現在の使用率:80%

わが家の収納率を計算してみよう!

それでは、実際にわが家の収納率を計算してみましょう。
これまでに紹介した各収納スペースの面積を合計し、家の総床面積(建坪)と比較します。

  • LDK収納: 0.76㎡ (リビング収納 0.63㎡ + ダイニング本棚 0.13㎡)
  • スマート和室収納: 2.10㎡ (吊り上げ収納 0.84㎡ + 両開き扉収納 1.26㎡)
  • ウォークインクローゼット (WIC): 5.13㎡
  • 子供部屋クローゼット(2部屋分): 1.96㎡
  • 納戸: 3.31㎡
  • 玄関収納: 1.16㎡ (玄関収納 0.17㎡ + シューズボックス1 0.18㎡ + シューズボックス2 0.81㎡)
LDK収納0.76㎡ (リビング収納 0.63㎡ + ダイニング本棚 0.13㎡)
スマート和室収納2.10㎡ (吊り上げ収納 0.84㎡ + 両開き扉収納 1.26㎡)
ウォークインクローゼット(WIC)5.13㎡
子供部屋クローゼット(2部屋分)1.96㎡
納戸3.31㎡
玄関収納1.16㎡ (玄関収納 0.17㎡ + シューズボックス1 0.18㎡ + シューズボックス2 0.81㎡)

わが家の収納率計算結果

収納スペース合計:14.42㎡
建坪:127.41㎡(38.54坪)
計算式:14.42㎡÷127.41㎡×100=11.32%

わが家の収納率は11.32%!【満足のいく数値】

今回の計算の結果、わが家の収納率は11.32%となりました!

一般的に、収納率が10%以上あれば比較的満足できると言われる通り、今の住まいで約12年間暮らしてきましたが、幸いにも収納に困った経験はありません。

各収納の使用率を見てみても、LDKのダイニング本棚が100%である以外は、比較的余裕をもって収納されていることが分かりました。夫婦の私物の一部を子供部屋のクローゼットに一時的に保管している影響もあるかもしれませんが、今のところ、収納スペースには不満なく快適に生活できています。

まとめ:後悔しない収納計画のために

マイホームをこれから計画される方、あるいは現在計画中の方は、ぜひ間取りを考える際に「収納率」も意識してみてはいかがでしょうか。

まずは建坪の10%を目標に収納スペースを設け、そこから居住スペースとのバランスを考えて、間取りを計画していくと良いでしょう。

わが家の実体験からすると、延床面積が40坪前後の住宅であれば、収納率が11%あればかなり満足できるレベルだと感じています。

収納計画における注意点と工夫

今回、わが家の建坪38.54坪での収納率をモデルケースとしてご紹介しましたが、収納の位置やその大きさは住宅ごとに大きく異なります。そのため、「何%あれば絶対良い」と一概に言えるものではないことをご理解ください。

また、すでに家を建てられた方で「収納が足りないかも…」と感じている場合でも、諦める必要はありません!

  • 庭に屋外倉庫を設置する。
  • 収納スペース上部の空いている空間に、突っ張り棒や棚板を追加してDIYで収納箇所を増やす。

など、工夫次第でまだまだ収納スペースを増やす改善の余地はたくさんあります。ぜひご自宅に合った方法を試してみてくださいね。

お願い:収納率についての計算間違いや誤認識など、お気づきの点がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡いただけると幸いです。

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次