Web内覧会11回目は我が家の玄関を紹介します。
・トヨタホームのドア仕様を知りたい
・玄関の広さ、収納で迷っている
・玄関を広く見せるにはどうする?
・玄関を設計する上での注意点を知りたい
玄関の仕様
壁の色に合わせた玄関ドアを選びました。トヨタホームカタログからの選定です。
ラ・ロックやスマートキーの設定があるため非常に便利です。
ドア種類 | 断熱鋼製C25 |
---|---|
ラ・ロック設定 | 有 |
スマートキー設定 | 有 |
セキュリティサムターン | 標準 |
オプション
ラ・ロック(CP電気錠)
ラ・ロックは自動車技術(イモビライザーシステム)を応用したセキュリティ性の高いトヨタオリジナルの電気錠で、カードキーをかざすだけで玄関ドアの施解錠ができる非常に便利な玄関ドアオプションです。トヨタホームユーザーであれば絶対に付けたいオプションです。
マスコットキー
ラ・ロックには標準でカードキーが2枚付属してきます。
カードキーは財布等に入れて、それをドアにかざして使いますが、反応しなかったり、反応しても鈍かったりと少し不便でしたので、オプションでマスコットキーを2個追加しました。キーケースにマスコットキーを入れておけば、キーケースをドアのラ・ロック部分にかざせば施錠・開錠ができるため非常に使い易いです。カードキーと比べ利便性がとても上がりました。
ラ・ロックへのキー登録は6個まで設定が可能なので家族全員分登録できます。もちろん、従来タイプのキーも付属しており鍵穴に通しての施錠・開錠が可能です。
室内操作盤
室内からドアの施錠・開錠ができる室内操作盤がオプションでありますが、こちらはラ・ロックとあわせての導入をお勧めします。HEMSと連動させる場合は必須のオプションです。
また、車のスマートキーも玄関の鍵として記憶させることが出来るので、とても汎用性が高くなります。
近づくと自動で開錠、遠ざかると施錠ができるスマートキーがオプション設定となっていますが、こちらは採用しませんでした。今となっては付けておいても良かったかなと思います。
HEMS連動
ラ・ロックはHEMS連動のため、HEMSやリモートでドアの施錠・開錠状態の確認や、リモートで施錠が可能です。(開錠は不可)
玄関の広さ
新築での平均的な玄関の広さは約3帖と言われており、土間、玄関ホール、収納スペースを各1帖でバランス良く割り振るのが理想の形です。
間口が広く、収納が多い快適な玄関
玄関:西向き
広さ:横幅3.57m × 奥行2m
約4.33帖
約1.31坪
収納:4箇所
我が家の玄関は、横幅3.57m×奥行2mの約4.33帖の広さで、平均より若干大き目なサイズです。拘りとして横幅を十分にとり、収納もたくさん設けました。
間取りについて当初、水色枠内で玄関を含め収める予定でしたが、思いの他、居住区に面積を使ってしまい、玄関分の面積が足りなくなってしまいました。そのため、急遽ユニット1個を追加し、そこに玄関に割り当てることになりました。
全体の床面積が増えた為、費用は大幅アップしてしましたが、ユニット1個分を丸々玄関に使えるようになったので、十分な広さを確保することが出来ました。
・広々として開放感がある
・複数人が身支度をしても窮屈でない
・ベビーカーや傘など荷物を置くスペースができる
・大勢の来客にも対応できる
・施工費用が高くなる
・玄関にスペースを確保した分、居住スペースが狭くなる(面積を広げない場合)
玄関を広く見せるコツ
間口を広げる
マンション等にみられる奥行はあるが間口のない玄関は、面積そのものは大きくても圧迫感があり狭く感じます。そこで奥行よりも間口を取ることで、同じ面積でも圧迫感が消えパッと見広く感じます。
玄関の間口を広くとることで、靴の脱ぎ履きがしやすくなりますし、同じ広さでも横幅のある玄関の方が広く見えるのでとてもお得です。
子供達が朝、家を出る時も間口が広い玄関のおかげで、お互いの身体がぶつかることなく横並びができ、混雑することなく送り出すことが出来ています。経験上、玄関の間口は1.4m程度程あれば快適です。
玄関内に鏡
玄関入って左側に鏡を設置しました。これだけで奥行が映し出され広く感じます。
もちろん、外出前の身だしなみを確認できるので便利ですよ。鏡を設置する場合は、玄関を入って、左側、または右側が良いですね。風水的な観点から玄関正面への鏡設置はやめた方が良いようです。
玄関への鏡設置は入って左側か右側がベストです。
参考:https://myhome.nifty.com/column/rent/190716277557/#2-2
窓の設置
明るく開放的な空間にすることで広く感じさせることができます。玄関に窓は1個以上あると良いでしょう。我が家は窓を3箇所設置しました。
玄関収納
我が家の玄関は、収納を多く確保しました。収納場所は上図の通りで、玄関入って左右に4箇所に設けました。
(1) シューズボックス(トールタイプ)
(2) シューズボックス(ノーマルタイプ)
(3) パイプハンガー+棚板
(4) シューズクローク
シューズボックス
①トール収納
天井まである鏡付きのトール収納です。15段あり、十分な収納能力を有しています。普段使いの靴は全てこちらに収納です。家族4人でも十分な収納力です。
②ノーマル収納
今の所、来客用のスリッパのみを収納しています。正直、現在の生活環境ではまだ使い道がありません。ふたりの子供達が成長し、靴が増えてくると、ここも一杯になるのでしょうか。
パイプハンガーと棚板
パイプハンガー
パイプハンガーにはコート等を掛けることが出来ます。しかし、残念なことに全く使われていません。冬物のコートを掛けるために設置したはずですが、コートは基本リビングで着たり脱いだりするので、玄関で使用されることはなく不要でした。現在は傘掛けとして使われていますが、こちらの使われ方は以外と便利です。
上収納
パイプハンガー上の棚板収納です。殺虫剤、洗車用品、車用品、ボンベ等、普段は使わないが必要に応じて使うものを収納しています。
下スペース
パイプハンガー下にスペースがあるので、そこには脚立を置いています。
シューズクローゼット
シューズクローゼットは収容能力が高いため、とても重宝しています。ブーツ等長手のものはシューズボックスに入りませんので、こちらに収納です。靴以外にキャンプ用品やガーデニング用具等収納しています。これが1つあるだけで、玄関に置かれるであろうアイテムが全て隠せるためかなりお勧めです。
収納の詳細について過去の記事で紹介しています。
玄関設計での注意点
外部からの視線をずらす
玄関ドアとリビングドアが外部からの視線上にあると、玄関ドア及びリビングドアが同時に開いた際、外部からリビング内が丸見えになってしまいます。
玄関ドアとリビングドア必ず外部からの視線の軸をずらすようにしましょう。
道路からの視線がどのように入るかを確認して玄関ドアとリビングドアの位置を決めましょう。
ドアの向き
ドアの向きを右側か左側かは外からの動線で決めると良いのですが、我が家の場合、外に出やすい+来客時の対応で右開きを選びました。
カーポートへのアプローチは若干左側になっているため、左開きが良さそうですが、通常の使い勝手(家族全員が右利き)を考えると右開きにしました。右開きのドアだからといって、左側カーポートへのアプローチがしにくくなるかといえばそうでもなく、玄関ドアは開きやすさが一番だと感じました。
アルコーブの採用
アルコーブとは?
壁などの一部を凹ませてスペースを設けること(上図桃色部分)
ドアが奥に引っ込むことで外部からの視線が気にならなくなり、また屋根の奥行ができるので、玄関が雨風に打たれにくくなります。ユニットに対しての床面積は減りますが、必要に応じて実施したいところです。
まとめ
・トヨタホームでの施工ならば玄関にラ・ロックは必須
・玄関は3帖~を目安に、奥行よりも間口を大きく取り、広く見せる工夫をする
・間口が広く横幅がある玄関は身支度がしやすくとても便利
・窓で採光を確保し、明るい玄関にしつつ、視線をずらしてプライバシーの確保を
・ドアの向きは右利きであれば通常の右開きドアになるようエクステリアを設計する
・アルコーブで玄関を奥へ凹ませ、雨風を避ける工夫を
今回は我が家の玄関を紹介させていただきました。家設計では目立ちにくく、なんとなくで間取りを決めがちな玄関ですが、新築後に後悔しないために最低限、大きさと間口、収納の3項目には気を配りましょう。
・大きさは3帖~
・間口は1.4m~
・収納は1帖~
以上の3項目に注意する。
この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。
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