【新築】コンセントの数・位置はどうする?

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新築時におけるコンセントの数や配置は非常に迷いますよね。
コンセントの数が多ければそれだけ費用が掛かりますし、少なければ使い勝手が悪くなります。

今回は我が家の部屋ごとのコンセント配置をもとに、実際の使い勝手について紹介します。

この記事はこんな人におすすめ

・コンセントの種類を知りたい?
・部屋ごとのコンセントの数、配置を知りたい
・実際の使い勝手が知りたい

目次

コンセントの種類

コンセントの種類といってもプラグ形状や電圧のタイプではなく、ここではノーマル電源のみかLANやテレビアンテナ等その他の機能が付いているかの違いです。

ノーマルタイプ

こちらは一般的なコンセントですね。
2口タイプのものが主流ですが3口タイプもあります。

部材費・設置込みで一箇所1,850円でした。
コンセントの中で価格は一番安いです。
アース付きで+500~800円位です。

基本、このノーマルコンセントが家の大部分を占めています。

空配管タイプ

コンセントカバーを外した状態です。
将来的にLANケーブル等を引けるように空配管(CD管)を設けたものです。
上写真矢印の所にオレンジ色の配管がありますが、それがCD管です。

我が家では子供部屋、和室に1箇所ずつ設置しました。
上記写真のものはアンテナ端子が付いたものです。
必要であればLANケーブルを通す予定ですが、無線LANが発達した現在、よほどのことが無い限り不要なのかもしれません。

アンテナ端子が付いているもので一箇所4,150円でした。

マルチメディアコンセント

電源、テレビ、ネットワーク、電話をまとめたコンセントのことです。
全てこのコンセントに集約されるので部屋の配線がスッキリします。

LANポートとアンテナ端子が付いているもので、一箇所8,800円でした。

[マルチメディア]コンセントとは、各部屋でインターネット、テレビ、電話を利用するためのコンセントです。1ヵ所からまとめて配線できるので、あちこちにコードやケーブルが目立つことなく、お部屋の美観を損ねません。

参考:https://www2.panasonic.biz/ls/densetsu/haisen/internet/product/multimedia_socket.html

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部屋ごとのコンセント配置(一階)

玄関

ノーマル2口:1箇所

玄関にはノーマルタイプの2口コンセントを1個設置しました。
夏場はベープマット等の電気式の殺虫剤を置いたりと役に立っています。
他にちょっとした庭アイテムの充電(芝生用のバリカン等)を充電したりと、以外に便利な玄関のコンセントです。

玄関に1箇所はコンセントがあった方が良いでしょう。
なるべく目立たない位置への設置がお勧めです。

リビング

マルチメディア用:1箇所
ノーマル2口:5箇所(内一箇所は物入内に設置)

リビングにはテレビを置くと思いますが、その背面にはマルチメディアコンセントの設置をお勧めします。

有線LANポートがあることで、テレビやレコーダー等をネットワークに繋げることが出来、様々なサービスを利用することが出来るようになります。

最近のテレビは無線LAN内蔵のものが増えてきたため、その場合無線LAN接続でもいいですが、動画視聴であれば安定性を考え有線LANが断然お勧めです。

有線LANをまとめる

我が家のリビングではテレビとレコーダー、ウェブカメラの3台をネットワークに繋げています。

2021年2月現在、ウェブカメラは無線LAN接続にしました。

テレビボード内に無線ルータをブリッジモードにて設置しており、ネットワーク機器の接続はそれのLANポートに接続しています。無線ルータがハブの役割をしますので、テレビボード外へ出るLANケーブルは1本で済みます。

電源ケーブルをまとめる

電源ケーブルについても、LANケーブル同様、テレビボード内に電源タップを設置し、そこに電源ケーブルを集約し、下図のようにタップの電源ケーブルのみをテレビボードの外に出してコンセントへ接続しています。

テレビボード外に出ている電源ケーブルはテレビ電源タップの2本だけなのでコンセント周りがかなりすっきりします。

テレビ裏にはマルチメディアコンセントのすぐ左側にノーマル2口+増設2口(計4口)のコンセント設置しましたが、電源タップに集約した結果、4口分が丸々余った形となってしまいました。

マルチメディアコンセントにも電源コネクタは2口分あるので、必要とする電源はテレビと電源タップの2つだけのため、それで事足りてしまったのです。

我が家の場合、テレビ裏はマルチメディアコンセントだけで問題無く、増設したコンセントは不要でした。

電源タップを使用し、ケーブル類をまとめるのであれば、テレビ裏にはマルチメディアコンセント1個あれば十分です。

物入の電源

リビングには物入があり、そこに掃除機を仕舞っていますが、充電できるようにノーマルコンセントを1個設置しています。

テレビボード内に電源タップとスイッチングハブを入れ、なるべくケーブルをまとめましょう。
また、物入にはコンセントが1個あると、掃除機の充電が出来たりと便利です。

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和室

マルチメディア用:1箇所
ノーマル2口:2箇所

和室にマルチメディアコンセントを設置した理由は、将来そこで寝起きする生活の可能性が出来た場合、テレビとインターネットは必要と感じましたので設置しました。

和室のコンセントの使い方としては、加湿器やサーキュレータを接続しています。

現在、和室奥中央のコンセントは使う機会がありませんが、来客が宿泊される際に、簡易的な暖房器具を使う場合は必要になるかもしれませんね。

和室は必要最小限のコンセント配置で。必要に応じてマルチメディアコンセントを設置する。

ダイニング

マルチメディア用:1箇所(カウンター下)
ノーマル2口:3箇所(内一箇所はダイニングテーブル下)

ダイニングのカウンターにはノートPCが設置してあり、有線LANで接続しています。
カウンター上にはノートPCを設置する予定でした。
これがあるおかげで、テレビやネット動画を視聴できるため便利です。
回線安定化の為に有線LAN接続です。

ダイニングテーブル下のコンセントは、鍋料理などホットプレートを使用する場合に必須ですね。

ホットプレートで鍋料理をされる場合、ダイニングテーブル周りに1つはノーマルコンセントの設置を検討しましょう。

キッチン

ノーマル2口:5箇所(内一箇所は冷蔵庫用)
非常用:1箇所

キッチンは様々な家電を設置しますので、コンセントは比較的多めです。
必要とする家電分の電源差し込み口があれば問題ないです。

我が家では炊飯器、電子レンジ、トースター、ポットの4種類の家電を設置しています。

洗面所

ノーマル2口:3箇所(内一箇所は洗面台内部)

洗面所では洗濯機、除湿器、サーキュレータを使用していますので、それらのコンセントがあれば問題ありません。

我が家はリクシルの洗面台(規格物)の為、コンセントは付属していましたが、オリジナル洗面台(造作)の場合、コンセントの設置を忘れないようにしてください。

オリジナル洗面台(造作)の場合、洗面台付近にコンセントの設置を忘れないようにしてください

階段ホール

ノーマル2口:1箇所

ホールのコンセントは掃除機をかけることを想定して一箇所設置しましたが、スティックタイプの掃除に替えてからは全くといっていいほど使わなくなりました。

やふ

スティックタイプの掃除機を使用している場合、費用削減の為、ホールのコンセントは無くしても良いですね。

部屋ごとのコンセント配置(二階)

寝室

マルチメディアコンセント:1箇所
ノーマル2口:5箇所

5箇所にノーマルコンセントを設置していますが、全て使用しています。
寝室は扇風機や空気清浄機などの家電や、スマフォ・タブレットの充電だったりと以外と電源を使う場合が多いです。

WIC・納戸

ノーマル2口:2箇所(WICと納戸にそれぞれ1箇所)

WICと納戸にもノーマルコンセントを1箇所設置おり、使用予定は有りませんが、1箇所はあった方が良いでしょう。
情報分電盤は納戸に設置しています。

書斎

マルチメディアコンセント:1箇所(LANポート2個)
ノーマル2口:3箇所

書斎はPCやゲーム機等マルチメディア機器が多くありますので、コンセント配置には気を使いました。

マルチメディアコンセントの設置はもちろんのこと、LANポートは2個設けてあります。
理由はPC用とゲーム機用を分けたかったからです。
LAN2個+テレビアンテナの場合の費用は11,100円と少し高くなります。
PCの方はPC2台、プリンタ1台、NAS1台をスイッチングハブに繋いでいます。

PS5は書斎のスイッチングハブを通さず、ダイレクトにマルチメディアコンセントのLANポートに挿しています。
気休め程度かもしれませんが、PCと別々にすることで、PING速度が安定すると思い、そのように繋いでいます。

子供部屋

マルチメディアコンセント:各部屋1箇所(TVアンテナ1、空配管1)
ノーマル2口:3箇所

基本仕切り壁を作ったとき、コンセントが4箇所になるように設計しました。
内1個は情報コンセントとしました。

上図にあるように将来的に壁を作った際、電源コンセントを簡単に引けるように1箇所コンセントを設けておくと後々楽です。

仕切り壁設置後は一部屋当たり4箇所にコンセントがあることになります。(エアコン用のコンセントは除く)

子供部屋は将来的にLANケーブル等が引けるように空配管を作っておくと後々配線が楽です。
有線LANが不要であれば空配管のままで済みます。

階段ホール

ノーマル2口:1箇所

一階ホールの理由と同じく、スティックタイプの掃除機を使用しているので、コンセントの使用はありません。

その他

屋外

100v電源2口を玄関近くとリビング外に設置しました。
主に外溝のスポットライトへの電源供給で使用しています。

その他、高圧洗浄機や外でBBQをするときにホットプレートや扇風機で役に立っています。

まとめ

・各部屋ともに四隅に1箇所ずつコンセントがあるとなにかと便利
・テレビやPCを配置する部屋はマルチメディアコンセントを設置し、見た目をスッキリさせる
・将来的にテレビやPCを設置する予定がある場合は空配管(CD管)を設置しておく
・スティックタイプの掃除機を使用の場合、一階二階ホールのコンセントは不要
・物入にコンセントを設置して、スティックタイプの掃除機の充電を。

コンセントは1箇所増えるだけでも費用が掛かってしまいます。
コンセント自体はノーマルタイプで1個当たり2,000円程度ですが、数が増えるとそれなりの金額となります。

実際に使用する電源を必要とする機械の台数や設置予定のものを含め、どれだけコンセントが必要になるかある程度把握した上で、コンセントの数を決めると良いですね。

特にテレビやレコーダーを置くであろうリビングには注意が必要です。
電源タップを使用すると意外にコンセント口が少なくても足りてしまいます。

今回は、我が家のコンセントの配置と数について使い勝手を紹介させていただきました。
当記事がこれから家を計画されている方々の参考になれば幸いです。

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