小学校入学が近づくと、「そろそろ学習机を準備しようかな」と考えるご家庭も多いのではないでしょうか。
我が家には長女と長男がおり、それぞれ入学前後に学習机を購入しました。購入先は、長女はネット通販のLOWYA(ロウヤ)、長男は地元の家具店と、それぞれ異なる方法で選びましたが、どちらにもメリット・デメリットがあり、非常に興味深い比較になったので、その経験を記事にまとめます。
我が家の子供部屋の概要とレイアウト
まずは我が家の子供部屋の様子をご紹介します。
子供部屋は2階に2部屋あり、もともと一つの広い空間をあとから仕切り壁で2部屋に分けた形です。各部屋の広さは5.4帖で、一般的なサイズ感です。

部屋を仕切る前

部屋を仕切った後①

部屋を仕切った後②
間取りとしては、ドアを開けると右側に机、左側にベッドというシンプルなレイアウトにしています。それぞれの部屋に十分な収納を確保しつつ、子供たちが落ち着いて過ごせる空間を意識しました。
[仕切り壁を作ったときの記事はこちら]
[子供部屋のルームツアー記事はこちら]
長女の学習机:ネットで購入(LOWYA)
長女の学習机は、2022年7月にLOWYA(ロウヤ)という家具通販サイトで購入しました。手頃な価格と豊富なデザインが決め手です。

選んだ商品は、以下のデスクセットです。
[幅110]デスク 学習机 勉強机 子供机 キッズ デスクセット ワゴン付 タップ収納 足元収納
価格は当時約45,000円前後でした。現在は約55,000円に値上がりしています(2025年時点)。
組み立て式=コストカット?
この商品は組み立て式のため、届いた際はかなり大きめの段ボールが2つ届きました。大人一人で1〜2時間ほどで組み立てられましたが、説明書が丁寧だったので比較的スムーズに完成しました。
価格を抑えるには、組み立ての手間を受け入れる覚悟が必要です。
長男の学習机:地元家具店で購入
一方、長男の学習机は2023年2月に地元の家具屋さんで購入しました。
長女のLOWYAの机はかわいらしく、本人も気に入っていましたが、親目線では天板の厚みや素材感にややチープさを感じていました。
「今度は実物を見て決めたい」と思い、近所の家具店に足を運んだのがきっかけです。
素材感・高級感の違いは明らか
家具店で見た学習机は、価格こそ10万円超と高めでしたが、天板の厚み、安定感、素材の質感が明らかに違いました。
見た目もどっしりとしていて、安心感があります。


また、家具店では組み立て・設置まで含まれていたのが非常にありがたかったです。


子供たちの満足度は…どちらも高い!
面白いのは、どちらの机も子供本人が「これがイイ!」と選んだという点です。価格や素材の違いはあれど、どちらも大満足の様子で使ってくれています。
親としては価格差に少しヒヤヒヤしつつ(笑)、「本人が気に入った机を使うことが一番」という学びがありました。
ちなみに、ベッドとマットレスもネットで購入しており、こちらも自分で組み立てています。机に限らず、ネット購入は「選択肢の多さ」と「価格の手頃さ」が大きな魅力ですね。
ネットと家具店、どちらが正解?
最後に、ネット購入と家具店購入の比較をまとめてみます。
項目 | ネット購入 | 家具店購入 |
---|---|---|
価格 | 安い(~5万円台) | 高め(10万円以上) |
組み立て | 自分で行う | 業者が対応 |
実物確認 | 不可(写真のみ) | 可(店頭で確認) |
デザイン | 種類豊富・かわいい | 限定的・シンプル |
素材感 | ややチープ | 高級感あり |
どちらが正解というよりも、「親のこだわり」と「子供の希望」のバランスをどう取るかがポイントです。
トレンドを考慮した学習机選びのポイント
近年、学習机選びにはいくつかのトレンドが見られます。
- リビング学習の増加
リビングに置いても馴染むような、シンプルなデザインやコンパクトなサイズの学習机が人気です。個室に置く場合でも、圧迫感のないものが好まれます。 - 多機能性・可変性
子供の成長に合わせて高さが調整できるものや、デスクとシェルフ、ワゴンなどが組み合わされて多目的に使えるものが注目されています。将来的にPCデスクや作業台としても使えるようなデザインを選ぶ家庭も増えています。 - SDGs・サステナブルな素材
環境に配慮したFSC認証材などの木材を使用したり、長く使える耐久性の高い素材を選んだりする傾向があります。 - オンライン学習への対応
デスク上にタブレットやPCを置くスペース、充電用のコンセント、配線収納機能などが充実しているかも選ぶ際のポイントになっています。
これらのトレンドも踏まえて、子供にとって最適な一台を見つけてあげてください。
Q&A:よくある疑問をまとめてみました!
まとめ:本人が気に入った机がいちばん!
ネット購入でも家具店でも、それぞれにメリット・デメリットがあります。 ですが、結局のところ——
子供が自分で選んだ机なら、きっと大切に使ってくれる。
そう実感しています。
学習机選びに「これが正解」というものはありません。子供の気持ちに寄り添って、一緒に選んであげることが、一番の満足につながるのではないでしょうか。


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