今回、WeDO Style(ウィドゥ・スタイル)のダイニングセットを新規で購入し、先日無事に納入されました。見た目・使用感共にとても気に入っており、納入から1ヶ月経過してますます好きになったWeDO Style ダイニングテーブル&チェアの魅力を紹介します。
WeDo Style(ウィドゥ・スタイル)とは
WeDO Style(ウィドゥ・スタイル)は大阪府豊中市に本社を置く日本の家具メーカーです。2016年3月までは大塚グループ傘下の大塚化学の完全子会社(旧社名:大塚家具製造販売株式会社)でしたが独立し、2017年4月からは株式会社ウィドゥ・スタイルへと商号が変わりました。
WeDO Style ウェブサイト:https://www.wedostyle.co.jp/
商号・商標変更のご案内:https://www.wedostyle.co.jp/files/wedostyle.pdf
IDC大塚家具とは無関係
株式会社ウィドゥ・スタイルの旧社名は大塚家具製造販売株式会社ですが、お家騒動で世間を騒がせたIDC大塚家具とは全く関係がない会社となります。一般的に大塚家具といえばIDC大塚家具の方を思い浮かべ、WeDO Style(ウィドゥ・スタイル)という名前を聞いても、皆さん?という感じではないでしょうか。私もこの”WeDO Style”というブランドに出会うまでは全く知らないメーカーでした。ちなみに、IDC大塚家具の方は2022年5月にヤマダデンキに吸収されたようですね。WeDO Style(旧名:大塚家具製造販売)はどこにも吸収されることなく、堅実に売り上げを伸ばしています。
似ている会社名といえば、服部家具センター(東海地方を拠点)と服部家具店(2008年頃倒産、名古屋拠点)があり、よく間違えられた社名の一つでした。
ショールームで製品の確認ができる
WeDO Styleの製品は取り扱っている店舗が少なく、Googleで検索しても関連記事がとても少なく不安になりますが、もの自体の設計はしっかりしており、デザイン・質感ともに高品質で気に入ること間違いなしです。WeDO Styleのショールームは特定の地域だけですが複数店舗展開されています。WeDO Styleの製品が気になる方は実際にショールームへ行き、現物を見るのが一番良いですね。
WeDO Style(ウィドゥ・スタイル)ダイニングテーブルとの出会い
新規購入のきっかけ
我が家にある結婚当初に購入したダイニングテーブル(ニトリにて5点セットで5万円前後のもの)は使い始めより10年以上経過し、また子供達のアタックにより損傷がひどくボロボロの状態になっていました。表面のプリント材はかなり剥がれ、水分が付着した部分は膨張し、見るに堪えない状態だったわけです。現在は子供達が大きくなり、汚したりするような心配はなくなったため、ダイニングテーブル及びチェアを新しく買い替えることとなりました。
家具屋巡り
我が家の新しいダイニングテーブルを探すにあたり、近隣のニトリや無印良品、Francfranc(フランフラン)等の家具屋巡りをしましたが、中々気に入ったものに出会えませんでした。他には遠方ではありますが東京インテリアやLAPIAS万代家具、ファニチャードーム等にも出向きました。それでも中々気に入ったものには出会えませんでした。最終的には服部家具センター(東海3県を拠点に展開)でようやくデザイン・仕様とも気に入るWeDO Styleのダイニングセットに出会えました。素材はオーク無垢材で、夫婦揃って一目惚れな存在となり即日購入交渉となりました。ちょうどそのころ、メーカー価格改定(値上げ)の期限が迫っており、この機を逃すとかなりの価格アップになってしまうと考え、そういった価格面での後押しもあり出会って当日での購入に至りました。
今回購入したダイニングテーブルとチェアのモデル詳細はこちらです。
■ダイニングセット| 912・915・916
https://products.wedostyle.co.jp/products/detail/62
オーク材の美しさ
ダイニングテーブルの素材は絶対にオーク材と決めていました。オーク材は木目が美しく、高級感と重厚感があります。特に虎斑と呼ばれる虎の毛皮のような独特な模様はオーク材の特徴ですが、それがとても気に入ってます。また、我が家のLDKフローリングはライト色のため、近い色のオーク材とはかなりマッチしています。
オーク材の特徴は虎斑!オーク材の木目はとても美しく、高級感と重厚感を兼ね備えてします。耐久性も高いため、オークという木材は堅牢性を必要とするダイニングテーブルにすごく適しています。
仕様
今回購入したダイニングテーブル(T912 2本脚)と回転チェア(C916TA)についてご説明します。
詳細仕様:https://products.wedostyle.co.jp/products/detail/62
項目 | ダイニングテーブル | ダイニングチェア |
---|---|---|
品名 | T912 | C916TA |
形状・寸法 | 2本T字脚、1500mm×900mm | 回転アームチェアC916TA |
素材 | オーク無垢材 | オーク無垢材+PVC(座面) |
表面仕上げ | セラウッド塗装 | セラウッド塗装 |
※FA放散等級 | F☆☆☆☆ | F☆☆☆☆ |
共通の仕様
テーブル、チェアともに大きさ、形状のラインナップは複数あり、好みのタイプを組み合わせることができます。我が家はダイニングテーブル5点セットとして購入しましたが、単品での購入も可能です。値引きは全くないメーカーのため、セット購入でも単品購入でも合計金額は同じになります。
■テーブル
・脚形状はノーマルな4本脚、テーパード4本脚、スチール脚、2本脚(T字脚)と4つのラインナップがあります。
・サイズは135cm、150cm、180cmの3つのラインナップがあり、奥行は基本90cmですが、135cmのみ奥行きが85cmとやや小さくなっています。
■チェア
・ノーマルチェア(肘掛あり・なし)、回転チェア、ベンチと4つのラインナップがあります。
■表面仕上げ
テーブル、チェアともにセラウッド塗装が施工されています。セラウッド塗装はウレタン塗装と比べるとやや高価ですが、耐久性が高く傷に強いのが特徴です。ホルムアルデヒド放散等級は最高のF☆☆☆☆となっていますので、シックハウス症候群の心配はほぼないものと思われます。(我が家では念のため購入1週間程度は部屋の換気をしていました)
テーブルの仕様
ダイニングテーブルは幅150cm、奥行90cm、2本脚(T字脚)タイプのものを選択しました。4本脚でないため、テーブルの端に座っても足が引っかからず隅々まで快適に使用ができます。2本脚は誕生日席が使いにくくなるというデメリットがありますが、4人家族の我が家には特に問題ありませんでした。座りにくくなるというデメリットであって座れないわけではないので、来客時でも特に問題ありません。
また、2本脚になったことで、キッチン腰壁下の100Vコンセントがとても使いやすくなりました。
2本脚(T字脚)テーブル(品名:T912)のメリット・デメリット
ブランド表示
WeDO Style製品の証として、テーブル及びチェアにロゴシールが貼られています。
チェアの仕様
チェアは回転式のもので、ダイニングテーブルと同じくオーク材が使用されています。座面はPVC素材であり、寒い時期は表面が冷たくなってしまいます。そういった場合はファブリック素材のチェアカバーを使用するなどして対策が必要となります。ダイニングチェアの特徴としては回転機構を備えているため、椅子へアプローチ(座り・立ち)がとても楽です。座ったり立ったりする都度、椅子を引いたり、下げたりしなくて良いのはかなり使いやすいです。
回転チェア(品名:C916TA)のメリット・デメリット
回転チェアはT字脚テーブルとの相性は抜群で、回ることで座り、立ちがしやすくなります。椅子を動かさなくても座れるため、引く、下げるといった動作が少なくなります。それにより床との引きずりがなくなるので、フローリングの傷防止にも役立ちます。このチェアの気になる部分は、回転機構を有しているため、よほど乱暴に扱わない限り耐久は問題ないとは思いますが、ノーマルタイプの椅子と比較した際に耐久性が気になってしまうところです。
ノーマルチェア(品名:C915、アームあり・なし)
回転チェア(品名:C916TA)以外に、ノーマルタイプ(品名:C915)もひじ掛け有り無しでのラインナップがあります。回転チェアでない堅牢タイプの椅子をお求めの方はこちらをお勧めします。
背もたれのR形状
背もたれのR形状が背中にすごくフィットして気持ちが良いです。回転チェア(品番:916)とノーマルチェア(品番:915)では背もたれのR形状が違っており、回転チェア(品番:916)の方がRが小さく設定されており、それがとても背中にフィットしとても座りやすい状態になっていました。
小さめな肘掛けだが掃除で大活躍
小さな肘掛け付きのチェアですが、ひじ掛け部分をテーブルに引っ掛けて下写真のように乗せることができます。とても簡単に椅子をテーブルに上げることが出来るので、ダイニングルーム掃除の際は小さな肘掛けが大活躍です。
掃除の際、椅子をひっくり返してテーブルの上に乗せる必要がないため、この仕様は意外と便利で妻に好評です!
オーク無垢材使用でありながらリーズナブルな価格帯
今回の購入金額として、テーブル一台(150cm幅)102,500円(値上げ後109,800円)、回転チェア一脚28,000円(値上げ後30,000円)と素材にオーク無垢材を使用しながらリーズナブルな価格設定となっています。価格的にテーブル天面はさすがに一枚板ではないものの、美しいオーク木目が高級感と重厚感を出しています。
項目 | 購入単価 | 個数 | 金額合計 |
---|---|---|---|
ダイニングテーブル T912 2本脚 | \102,500 | 1 | \102,500 |
回転チェア C916TA | \28,000 | 4 | \112,000 |
値引き(5%) | ▲\10,725 | 1 | ▲\10,725 |
配送料 | サービス | 1 | \0 |
引取料 | \1,650 | 1 | \1,650 |
総合計 | \205,425 |
少しでも安く購入するには?
値引き不可なメーカー
ウィドゥ・スタイルで取り扱う全ての商品で値引きは一切出来ません。Apple製品のように値引きができないことから、少しでも安く購入したい場合はお店独自のセール時期(決算時期等)を狙うのがベストでしょう。私の場合は服部家具センターでの購入でしたが、偶然にも割引セール時期で5%引きの恩恵を受けることが出来ました。一部のネットショップでもWeDO Style製品の取り扱いがありますが、その数はとても少なく価格も統一されており、値引きでの購入できませんので、店舗やショールームで現物を確認し、納得した上での購入をお勧めします。
ネットショップを狙う
楽天だとクレセント(三日月家具)さんがWeDO Style製品を取り扱っています。残念ながら値引きがないため統一での価格ですが送料が掛からないため、店まで行くのが難しいという方はネットでの購入でも価格面でのデメリットはありません。クレセント(三日月家具)さんには、以前にテレビボードの購入でお世話になりました。その際は不運にも外観傷の不具合があったのですが、連絡したところすぐに返品に応じてくれ、素早い対応で安心できるショップでした。他にはショップロードさんというお店がWeDO Style製品を取り扱っているようです。
■WeDO Style製品を購入できるショップ
・クレセント:https://www.rakuten.ne.jp/gold/mikazuki/
・ショップロード:https://shoproad.co.jp/
傷・汚れ対策
テーブルマットは必要?
テーブル表面はウレタン塗装よりも耐久性のあるセラウッド塗装ですので当然傷にも強いです。しかし無垢材である以上、使用上の傷によるダメージは避けられません。そのためテーブルマットの必要性は高いと感じます。
テーブルマットはどこで買う?
テーブルマットを販売するネットショップは数多くありますが、その中で透明テーブルマット工房さんの製品が目に留まりました。価格が安く、比較的品質が良いのが特徴です。厚みは2mmのみの販売となっていますが、ニトリ等の店舗での購入よりはかなり安く購入できます。(半分くらいの価格)
ホームセンターのシート切り売りコーナーですと希望のサイズが見つからないことがありますが、こちらの透明テーブルマット工房さんではカスタムサイズで加工が可能です。また、大きいR指定や丸形状等特殊な形状でも加工指定が出来ます。さらに、ランダムな複雑な形状についても、図面等を送信することで加工指定することが可能です。
唯一、角の面取り加工が出来ないことが残念ですが、購入したユーザーさんの中にはピューラーで面取りをされた方もみえ、角のエッジが気になる方はご自身で面取りに挑戦してみましょう。
我が家のリビングテーブルのマットも透明テーブルマット工房さんでオーダーしました。リビングテーブルは四隅に大きなR形状がついているため、幅とRサイズ両方のカスタムオーダーとなりましたが、細かい部分まで丁寧に加工していただきジャストフィットです。
椅子カバーは必要?
チェアの座面はPVCレザーであり汚れを落としやすいため、こまめなお手入れが出来る方はあまりカバーは必要ないかもしれません。またレザーの感覚を味わいたい方も後付けのカバーはしない方が良いですね。我が家の場合はレザーよりもファブリックが好きなため、Amazonで購入したカバーを装着しています。4枚で2,380円と安価なものですが、厚みやフィッティングは問題なく、日常で使用するには十分の性能です。カバーは純正オプションとしてラインナップがありますが、1枚6,000円ととても高価(これも値引き不可)であり、あまりお勧めできません。
今回購入したチェアカバーは下記のものです。4枚入りで色のラインナップはとても多く質感も良いのでお勧めです!
まとめ
WeDO Styleはリーズナブルな価格で高品質な製品を提供してくれたブランドでした。オーク材のデザインは高級感と重厚感を兼ね備えておりとても美しいですね。
無垢材のダイニングセットは高価な買い物だけに一生ものの位置付けで購入しました。購入したテーブルは4本脚のものではなく2本脚(T字脚)のため、使用感やテーブルデザインが我が家のダイニングにマッチするか不安でしたが、それは杞憂でした。むしろビジュアル上、カフェにあるようなデザインでオシャレ感が増しました。使用感はもちろんのこと、色もフローリング色とマッチしており大満足です。
総評としてWeDO Styleのダイニングテーブル(品名:T912、2本脚仕様)と回転チェア(品名:C916TA)はとても使いやすく、デザイン面でも満足しており最高のダイニングセットでした。今後も愛着を持って大切に使っていきます!
今回購入したWeDO Styleのダイニングセット(品名:T912・C916TA)には大満足です!(不満はゼロです!)
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