寝室に壁掛けテレビを設置して1年半が経ちました。
寝室へテレビを設置したことは満足感がとても高く、便利な生活を送れるようになりましたので、その様子を紹介します。
・壁掛けテレビ設置の条件を知りたい
・壁掛け用金具は純正or互換品どちらを選ぶ?
・寝室壁掛けテレビのメリット・デメリット
壁掛けテレビ設置の条件
テレビ重量を支える壁
壁掛けテレビを実現するには、金具を壁に取り付ける必要があるため、通常の石膏ボードの壁では重量物であるテレビを支えることが難しいです。その為、新築時に壁へ補強を施し、壁掛け金具がビスで固定できるようにする必要があります。
石膏ボードでも、壁掛け金具を設置できるアンカー(石膏ボード用釘)もありますが、安全面を考えると止めておいた方が良いでしょう。
上記以外の設置方法として、下リンクのようなツッパリ棒タイプの壁掛けテレビ用のアイテムもあるので、石膏ボード用のアンカーよりはこちらをお勧めしたいです。
コンセントの位置
テレビの配線をテレビ裏へ綺麗に隠したいのであれば、コンセントの位置にも気をつかう必要があります。
寝室におけるテレビの高さはどの場所で視聴するかがポイントとなり、それの位置でコンセントの位置と高さが変わってきます。
我が家の場合は寝た状態とベッドに腰掛けて視聴する場合の2パターンがあり、腰掛けて視聴した場合にやや視線が上向き加減になる位置にテレビを設置をしました。
・壁の補強をしておく
・あらかじめテレビを設置する高さにコンセントを設置しておく
壁掛け金具について
テレビ純正の壁掛け金具は10,000~20,000円とかなり高価です。
逆に汎用の壁掛け金具は3,000円前後と非常に安価です。
我が家ではBestekというメーカーのものを使用していますが、金具の造りは良く、安定してテレビを固定できています。
ぐらつきは全く無く、性能は純正と変わりありません。
【壁掛け金具のスペック】
スペック上、耐荷重は50kgまでとなっていますが、半分である25kg程度までの重量に抑えておくと保険の意味で安心かも
寝室には2010年製の40インチの液晶テレビ(15kg前後)を引っ掛けていますが耐荷重にはまだまだ余裕があります。
汎用の壁掛け金具を1年以上使用してみて金具の固定状況からも、Amazon等で売られている安価な汎用性のある壁掛け金具で全く問題ないと感じています。
拘り等の理由が無い限り、汎用のもので問題ないでしょう。
汎用の壁掛け金具でも十分な耐荷重があり、安心して使用できる。
取り付けはDIYで
壁の補強とコンセントの位置に問題なければ、壁掛け金具の取り付けはDIYをお勧めします。
必要なものは電動ドリルだけです。
自分自身でで取り付けをおこなえば当たり前ですが作業費は当然ゼロです。作業自体も全く難しくありません。
作業を様子を別記事で紹介していますので参考にしてみてください。
壁掛けテレビの取り付けは初めての私でも余裕をもって作業が出来ました。
安価なものでもいいので電動ドライバーを1個持っていた方が、家のDIYにおいて今後役に立つでしょう。
寝室の壁掛けテレビについて
・耐震性が上がる
・部屋がホテルのようになる
・就寝前にテレビを見られる
・家族別々にテレビが見られる
壁掛けテレビにして良かったと思える瞬間はテレビを設置した直後です。
あまりの見た目の良さに暫くうっとりしてしまいました(笑)
機能的な大きなメリットとしては耐震性が大幅アップするということです。
テレビが壁に固定されているわけですから、大きな地震がきても耐えることが出来ます。
寝室へテレビを設置する前は、我が家にはテレビが1台しかなかったため、しばしば家族とのバッティングありましたが、設置をしてからはそれもなくなり、テレビを見たい時に見れるという快適な状況になりました。
壁への補強がされていれば、壁掛けテレビの設置はそれほど難しくない為、満足感を得るためにも自分自身での設置が絶対にお勧めです。
・寝室に籠りがちになる
・家族のコミュニケーションが減る
・電気代が大幅上昇
テレビがあることで快適な空間になりますので、本来であれば用のない寝室に籠りがちになってしまいます。
また、家族がそれぞれの空間に分かれてしまいますのでコミュニケーションも減ります。
そして最も影響のあるデメリットとして、電気代が大幅上昇することが挙げられます。
ただでさえ省電力の大きいテレビですが、我が家の場合、寝室にテレビが無かった頃は、寝室に籠るということがなかったため、エアコンは就寝時だけでした。
テレビを設置してからは寝室に籠る時間が増えた為、それだけエアコンの使用率が増えています。
よって電気代がかなり掛かるようになってしまいました( ̄▽ ̄;)
壁掛けテレビにする条件
寝室の壁掛けテレビには上記に挙げたデメリットが存在するため、寝室用にわざわざ新品のテレビを購入しての設置は勿体ないです。
可能であれば、お下がりのテレビを壁掛けにすれば余分な費用も掛かりませんし、デメリットにも納得できるはずです。
あと、寝室はとにかく埃がすごいため、テレビはすぐに埃で汚れてしまいます。
掃除で埃を除去すると少なからず表面に傷が付いてしまいます。
壁掛けテレビに適した大きさ
寝室での視聴距離にもよりますが、40インチ以上は欲しいところです。
我が家では2010年製Sony製40インチ液晶テレビを使用しています。
参考までに我が家の寝室でのテレビまでの視聴距離は約1.5mです。
古いテレビでお勧めしたいアイテム
最近のテレビであればAndroidが搭載されているため、Youtubeやその他の動画サービスが普通に見ることができますが、古いテレビの場合そうはいきません。
その場合、Chromecastの導入をお勧めします。
HDMI端子に接続する機器で、それを導入することで古いテレビでもYoutubeやNetflix等の動画サービスを楽しむことが出来ます。
価格は5,000円程度で購入できるので、古いテレビを使用されている方でネット動画サービスを利用されている方にはかなりお勧めしたいアイテムとなります。
私が所有しているChromecastは第一世代のものですが、現在は第三世代のものが販売しており機能や性能がアップしており使い易くなっています。
参考:https://store.google.com/jp/product/chromecast
知り合いからの情報となりますが、Google純正のものでない半額くらいの互換品でも問題なく使用できているようです。
Chromecastを使用する条件として、テレビにHDMIが搭載されていることが必須です。
また、電源はUSBより取得しますが、テレビにUSBアダプタがある場合はその端子を使用し、テレビにUSB端子が付いていない場合は、下記に挙げるようなUSB充電アダプタの使用で問題有りません。
100均で売られているものでも問題ないです。
まとめ
我が家では新築から5年以上経過した後で壁掛けテレビを設置したということもありますが、この壁掛けテレビというものは非常に満足度が高いです。
さらに配線を隠し、見た目をスッキリさせるとさらに満足度は上がります。
寝室の場合、リビングと違い空間が限られていますから、極力場所を取らない壁掛けテレビが非常にマッチしていますね。
子供の教育にはよくない寝室のテレビですが、視聴時間をしっかりと守り、子供の就寝時は絶対にテレビを付けないということを厳守することで、そこはクリアしていると思います。
寝室でテレビを見る場合は、昼間か子どもが完全に就寝してから。
今回は寝室の壁掛けテレビを紹介させていただきました。
壁掛けテレビを予定されている方は新築計画時に、1.壁の補強と2.コンセントの位置を検討しておきましょう。
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