現在、書斎は「仕事も遊びもできるプライベート空間」として大活躍しています。結論から言うと、我が家では書斎を作って本当に良かったです。
Web内覧会4回目の今回は、我が家の書斎を徹底的にご紹介します。
- 書斎の適切な広さを知りたい
- 書斎の使い方を知りたい
- 書斎は本当に必要か迷っている
書斎のメリットとデメリット
まずは書斎を作る上でのメリット・デメリットについてご説明します。
- プライベート空間が保てる
- 趣味に没頭できる
- リラックスが出来る
書斎は扉を閉め切ることで、完全にプライベートな空間となります。時にはひとりでリラックスしたり、趣味に没頭したりしたいものですよね。「どうしても自分だけの空間が欲しい」という方には、書斎の検討を強くおすすめします。
- 床面積が増える分、費用がかさむ
- 家族とのコミュニケーションが減る可能性も
当然ですが、書斎を作るとその分の床面積が広がるため、余分に費用がかかってしまいます。もし家の大きさを変えずに書斎を作る場合は、他の居住スペースが狭くなってしまう可能性も。
また、書斎にこもりすぎてしまうと、家族とのコミュニケーションが減ってしまうことも考えられます。その場合は、利用時間を決めるなどして、適度な利用を心がけるのが良いでしょう。
書斎の利用目的がはっきりしている場合、書斎を作るメリットは非常に大きくなります。逆に利用目的が曖昧で「なんとなく作りたい」という気持ちだと、最終的に物置になってしまうかもしれません。
以上のメリット・デメリットを理解し、利用目的が明確な方には書斎作りをおすすめします。
書斎で出来ること【活用例】
書斎では様々なことができます。例えば…
- デスクワーク
- 映画鑑賞、読書
- ゲーム
- リラックス
- 仮眠を取る
私の場合は、テレワーク、動画視聴、ブログ作成、PS4でのゲーム、読書、写真・動画編集、印刷など、仕事からプライベートまで幅広く活用できています。
自分だけのプライベート空間があるだけで、日々の色々なことがはかどります。家族とのコミュニケーションはもちろん大切ですが、時にはひとりになりたい時もあるもの。そんな時に、こういったプライベート空間は本当に重宝しますよ。
我が家の書斎を具体的にご紹介!広さ・配置・設備
それでは、我が家の書斎について具体的にご紹介していきます。
広さと配置
我が家の書斎は2階の北東に位置しており、広さは3.6帖を確保しました。


- L字型デスク
- 防湿庫
- 本棚
私の場合、PCデスク、防湿庫(カメラや機材保管用)、本棚の3つがあれば書斎として十分機能します。特にPCは仕事と趣味の両方で使うため、デスクの作業スペースを広く取る必要がありました。180cm幅の大きな机や防湿庫、本棚を置いても、スペース的にはまだ余裕があります。
窓

採光を重視した家なので、書斎には窓を2つ設けました。春と秋は2つの窓を開け放ち、風通しを良くしています。北側に位置する部屋ですが、東側から十分な光が取り込めるため、部屋全体がとても明るいです。

東窓のカーテンには横型のウッドブラインドを選び、光の取り込みを細かく調整できるようにしました。ウッドブラインドは見た目が落ち着いていて、とても気に入っています。ブラインドを開けることで、朝、太陽の光を浴びることができるので、気持ちよく目覚めることができますよ。

ドア
ドアは引き戸にし、施錠できるようにしました。書斎でデスクワークに集中したい方には、ドアに鍵があった方が良いでしょう。ただし、簡易的な鍵なので、外から簡単に開けることはできます。
机と椅子
机
PCデスクはイタリア家具メーカー「ファントーニ」のGTというデスクを使用しています。大きさは幅180cm×奥行80cmです。

同シリーズの机(100×60cm)を写真のようにL字に連結しました。幅はどちらも180cmになります。
参考:https://garage.plus.co.jp/products/list.php?category_id=78


PCデスクはハウスメーカーの造作机も検討しましたが、この机を非常に気に入っていたため、実家から新居に持ってきました。かれこれ10年以上使用していますが、全くガタが来ていません。まだまだ現役で使用できるほど、頑丈な造りの机なのです。机の表面には透明のテーブルクロスを敷き、傷や劣化防止の役割を担っています。
ナチュラル色の天板なので、どのような部屋にもマッチするデザインです。
幅が180cmあるので、複数台のモニターもゆとりをもって設置できます。
現在、デスクには4台のディスプレイを置いていますが、まだまだ余裕があります。
設置しているモニターは以下の通りです。
- メイン:31.5インチのMSI 4K湾曲ゲーミングモニター
- サブ:フィリップスの27インチFHDモニター
- SNS用:DELLの23インチモニター(縦置き)
- ノートPCのミラーリング用:DELLの19インチ4:3スクエア型モニター
4Kゲーミングモニターは、PC作業でもゲームでもオールラウンドに活躍してくれます。

椅子
椅子は「GT RACING」のゲーミングチェアです。「AK RACING」の椅子と最後まで迷いましたが、価格で断念しました。しかし、実際に購入してみて「GT RACING」の椅子でスペック的に十分満足しています。

「GT RACINGゲーミングチェア」のレビューは下記リンクで紹介しています。



本棚
本棚も机と同様、造作のものと悩みましたが、担当営業さん曰く「造作は価格が高い上に移動ができないため、あまりおすすめしない」とのこと。そのため、市販のものをネットで探して購入しました。

購入した本棚は天井まであるタイプで、部屋の幅に合わせたサイズなので、まるで造作のようにぴったりと収まっています。90cm幅の本棚を横に2つ並べています。

本棚の位置は、椅子に座って真後ろにある感じです。

部屋の仕様
壁
壁紙は少し暗めの色を選び、天井は木目調にして少し雰囲気を変えてみました。

床材
床材はフローリングではなく、防ダニ効果のあるカーペットを選択しました。

書斎ではキャスター付きの椅子を使用するため、床の保護や傷防止を考えてカーペットを採用しました。おかげで傷を気にすることなく使用できています。また、冬場は足元が冷たくならず快適です。カーペットだからといってホコリが増えることもなく、特にデメリットは感じていません。
照明
書斎の照明には特にこだわらず、費用を抑えるためにノーマルなLEDシーリングライトを選びました。
コンセント
コンセントは3箇所に配置しました。
- デスクトップPC:2台
- PCモニター:4台
- ノートPC:1台
- プリンター:1台
- カメラ用防湿庫:1台
- エアコン6畳用:1台
コンセントだけでは口が足りないので、増設タップを使っています。安全のため、コンセントは全てアース付きのものが良いでしょう。有線LANを使われる方は、LANコネクタ付きのコンセントカバーにしておくと便利です。
PCを複数台置く場合は、机の両側下部にそれぞれコンセントを配置すると、PCごとに電源を分けられて便利ですよ。
書斎が必要な理由を家族に伝えよう
家づくりにおいて予算オーバーになった場合、真っ先に削られるのは書斎ではないでしょうか。人によっては無駄な空間と認識されてしまい、書斎の検討すらできないケースもあります。
我が家の場合も、家を計画する際に妻の理解がなければ作ることはできませんでした。
そこで、書斎が必要な理由を具体的に考えてみましょう。
- 仕事で必要不可欠だ
- 心安らぐリラックススペースが欲しい
- ゲームでボイスチャットを使うので、家族に迷惑をかけたくない
- 夫婦それぞれに、ひとりで過ごせる場所が欲しい
書斎スペースを確保するためには、家族の理解が最も重要です。上記の理由だけが全てではありませんが、家族に納得してもらえるよう、「どうしても書斎が欲しい」というあなたの熱意を伝えましょう。
まとめ
メリットとデメリットを把握した上で、利用目的がはっきりしている場合は、書斎を作ることで間違いなく日々の生活が豊かになるでしょう。
書斎はプライベートな空間を作り出せるため、そこでリラックスしたり、趣味に没頭したりと、利用方法は多岐にわたります。
書斎の広さは3帖ほどあれば十分だと感じます。内装はなるべくシンプルにした方が飽きが来ませんが、逆に生活スペースではなかなか採用できないような、少し個性的な内装にチャレンジしてみるのも面白いかもしれませんね。
私自身、ひとりになれる完全プライベート空間の書斎にはとても満足しています。
- 書斎を作るメリット、デメリットを把握しているか
- 利用目的がはっきりしているか
- 家族の理解を得られているか
- 絶対にプライベートな空間が欲しいか
上記に当てはまる方は、ぜひ書斎の検討を進めてみてください!
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