「スマートハウス」と「スマートホーム」の違いとは?

スマートフォンから制御されるスマート住宅を象徴する家のアイコンと「スマートハウスとスマートホームの違いとは?」というテキスト入りバナー画像
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最近、「スマートホーム」や「スマートハウス」といった言葉を耳にする機会が増えてきました。
私自身も自宅にさまざまなスマート設備を導入していますが、
「そもそもこの2つ、どう違うの?」と疑問に思ったことはありませんか?

何気なく使っていたこれらの言葉、実は「目的」や「技術の方向性」に大きな違いがあることが分かってきました。
そこで今回は、「スマートホーム」と「スマートハウス」の違いについて、自分なりに調べてまとめてみました。

目次

定義の違い

スマートハウス(Smart House)

エネルギー効率や省エネを重視した次世代型住宅のこと。
HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)や太陽光発電などを活用して、
「見える化」された電力データをもとにエネルギー制御を行う住宅です。

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スマートホーム(Smart Home)

利便性・快適性・安全性を向上させるためのIoT連携型住宅のこと。
スマート家電やセンサーをネットワークでつなげ、アプリや音声で操作し、
「暮らしをもっと便利に」することを目的としています。

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それぞれの意味合いに関しては下記ページを参照しました。

スマートホーム – Wikipedia
スマートハウス – Wikipedia

つまり、スマートハウスは「省エネ」重視、スマートホームは「利便性」重視といえるでしょう。

■ 我が家の場合は?

私の家はどちらの要素も備えたハイブリッド型ですが、日常的に意識しているのは スマートホーム寄りの活用方法です。
ブログのドメイン名にも「home」を採用しており、その意識を反映しています。

■ 未来のスマートホームに期待すること

今後のスマートホーム技術は、さらに生活の質を向上させる革新が期待できます。

  • 冷蔵庫の進化
    ・AI画像認識で食材を識別+重量も測定
    ・スマホから庫内を遠隔チェック(特に野菜の管理に便利)
    ・温度・湿度のコンディション管理も自動化
  • 自動発注システム
    ・商品にタグをつけて在庫切れを検知すると、自動で注文・配達
    業務用プリンターの自動補充のようなスマートな補助機能
  • 家電が見守り機能に進化
    両親の見守りとして冷蔵庫の開閉頻度をチェック
    ・ドア開閉回数の「見える化」による節電意識の向上
    ・省エネモード(エコナビ等)との自動連携

■ 懸念点:IoT家電のセキュリティ

インターネット接続が増えることで、ハッキングなどのリスクも高まります。
セキュリティが甘い機器を使っていると、「冷蔵庫が勝手に動く」「カメラが乗っ取られる」といった事態にもなりかねません。

今後はユーザー側にも、最低限のITリテラシーが求められる時代になるでしょう。

■ 現在我が家でできること

我が家で活用しているスマート機能の一例です。

  • 玄関の開閉&施錠状況をアプリで確認
  • HEMSによる部屋ごとの温湿度モニタリング
  • エアコンの遠隔操作(ON/OFF)
  • エコキュートでお風呂の自動湯はり
  • 屋外カメラで外の様子をチェック

■ 今後やりたいこと

  • ネットで照明のON/OFF確認と遠隔消灯
  • 各部屋の温度をスマホでモニタリング
  • 対応スマート家電の導入をさらに拡充

特にエアコンの遠隔操作は夏冬に大活躍しており、今後も積極的に活用したいと考えています。

■ まとめ

スマートホームはこれからますます進化する分野であり、生活の快適性・効率性を大きく高める可能性を秘めています。その一方で、セキュリティ面の注意も必要。
ユーザー自身も「賢く使いこなす力」が問われる時代になってきました。

「スマート家電」や「スマートホーム」で検索すれば、さらに多くのアイデアや製品が見つかります。
気になる方はぜひ、今の暮らしに取り入れてみてください!

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