1年半前にPanasonicのドラム式洗濯機を購入してから洗濯は乾燥モードを多用してきました。乾燥方式はヒートポンプ式のため、大半の衣類はしわが付かず完了するのですが、洗濯機への投入量が多すぎたり、しわになりやすい衣類では、シワの発生は避けられないので、その都度アイロンがけをしています。
アイロンがけは妻がしてくれていますが、アイロン台の準備や片付けに時間が掛かっていました。妻の家事を楽にさせたいことと、私自身、衣類スチーマーにはかなり興味を持っていましたので今回購入してみました。
衣類スチーマーを使用すると、驚くほど簡単に衣類のしわが落とせるようになり、アイロン作業の省略となり妻は大変喜んでくれました。今回は衣類に付いた”しわ”を簡単に落とせるPanasonicの衣類スチーマーを紹介します。
衣類スチーマーとは
衣類スチーマーは、衣類や布製品にスチームを使用して”しわ”や”ニオイ”を取り除くための機器です。
通常のスチームアイロンとは異なり、衣類を直接触れることなくスチームを噴射することで、衣類に付いた”しわ”を簡単に消すことが出来ます。アイロン台を使用する必要がないため、準備・片付け等の作業がとても簡単になります。
衣類スチーマーは軽量・コンパクトながら、簡単かつパワフルに”しわの除去”と”除菌・消臭”が同時にできるのが特徴です。
アイロン台を使わないため、ハンガーに衣類をかけたまま手短に済ませたい人に最適なアイテムです。
メリットとデメリット
今までのスチームアイロンと衣類スチーマーのメリット・デメリットを確認してみます。
スチームアイロン
頑固なしわでも確実に取り除くことが出来、多数の衣類を処理できるのがスチームアイロンの良いところです。アイロン台を必ず使用する必要があるため、それの準備と片付けが面倒なのが気になるとことです。よほど大きな衣類のシワが見つからない限りは中々出番がないアイテムとなりますね。
衣類スチーマー
衣類スチーマーはアイロン台を使用する必要がなく、衣類をハンガーにかけたままシワ取りができますが、大量の衣類を処理するのには向いてません。
スチームアイロンと衣類スチーマーを比較した場合、衣類のしわを取り除くという機能は共通ですが、作業性は圧倒的に衣類スチーマーが高いです。作業の大幅な時短にもなるのでスチームアイロンの出番はますます減りますね。
Panasonic衣類スチーマー紹介
2023年モデル ラインナップ
型式 | NI-FS790 | NI-FS690 | NI-FS430 |
機能 | 2WAY(スチーム/プレス) | 2WAY(スチーム/プレス) | 2WAY(スチーム/プレス) |
カラー | -K(カームブラック) -C(ベージュ) | -A(フロストブルー) -C(クリーム) | ーC(アイボリー) |
スチーム量(平均) | ◎ 約15g/分(HIGHモード) 約9g/分(MEDモード) | ○ 約13g/分 | ○ 約11g/分 |
連続使用時間 | ◎ 約7分(HIGHモード) 約11分30秒(MEDモード) | ◎ 約8分 | △ 約4分 |
立ち上がり時間 | ◎ 約19秒 | ◎ 約19秒 | |
タンク容量 | ○ 約115mL | ○ 約115mL | △ 約50mL |
本体重量 | ◎ 約690g | ◎ 約690g | ◎ 約670g |
温度調節 | 3段階 (衣類スチーマーとしては HIGH・MEDの2段階) | ー | ー |
販売価格* | 15,000円前後 | 12,500円前後 | 6,500円前後 |
参考:https://panasonic.jp/iron/steamer.html
パナソニックの衣類スチーマーを選ぶ場合、NI-FS790かNI-FS690をお勧めします。
NI-FS430は価格こそ安いですが、タンク容量が上記2機種と比べ半分以下しかなく、スチームの連続使用が4分と少ないです。
価格と性能のバランスをとるならばNI-FS690がお勧めです。
パナソニック衣類スチーマーの特徴
- 360°パワフルスチームでどの方向からも安定してかけれる
- 爆速の余熱、わずか19秒で利用温度まで上昇。すぐに使える。(FS790とFS690)
- 前モデルのNI-FS780よりスチーム量が36%アップで強力スチームで衣類のシワが簡単に落とせる。
- とにかく軽い(本体重量約690g)ので女性でも腕が疲れることなく使用できる。
- 持ちやすい形状になっており、スチームボタンを押し続けての使用でも疲れない。
- 外観はシンプルかつ艶無系なので飽きがこないデザイン。
パナソニック衣類スチーマーについて、私が気に入っているところはわずか19秒で使い始めることができることと、安定してスチームがかけられるところです。
とにかくサッと取り出して使えるのが最大の利点ですね。使いたいときに気軽に使えるのは便利です。
衣類スチーマー使用前後比較
しわくちゃになってしまった息子のTシャツで衣類スチーマーの効果を試します。
下の写真はしわだらけになってしまったTシャツです。
HIGHモードを使用
NI-FS790はスチーム時HIGHとMEDの2種類のスチーム量が選べます。せっかくなのでHIGHでのフルパワーでスチームを行います。
スチームは噴霧スイッチを押すことで出ます。基本押し続け使用します。
スチーム噴射口
小さな穴からスチームが噴射されます。
右半分をスチーム処理(1分)
右半分を1分間スチーム処理した結果
Tシャツの右側部分にスチームを1分間かけただけですが、しわが大幅に取れたのがわかります。同様に今度は左側にスチームをかけていき、しわを消します。
2分間スチーム処理後のしわ状態比較
実際に衣類スチーマーを掛ける前と後でのしわの取れ具合を確認します。
衣類スチーマーを掛ける前
衣類スチーマーを掛けた後
上写真の通り、わずか2分足らずでしわくちゃだったTシャツが綺麗になりました!
アイロン台を使用してスチームアイロンすればもっと綺麗にはなるのでしょうが、普段使いであれば十分な効果です。しわ取りが簡単すぎてもう通常のアイロンには戻れません!
Panasonic NI-FS790レビュー
現在、HIGHモードのみの使用です。MEDモードは使ったことがありませんが、我が家の使用環境では不要かもしれません。HIGHモードだと給水してスチーム時間7分と使用時間は短くなりますが、噴霧量を落としたMEDでちまちまスチームするより、HIGHモードで一気にスチームを掛けた方が効率が良いと思います。HIGHモードにて丁寧に書けた場合はTシャツ3枚程度が限界のようです。
HIGHモードでのフル給水でスーツ上下も問題なく処理できそうです。
以上よりPanasonicの衣類スチーマーは、朝のお出かけ時にしわが気になるといったときにとても重宝するアイテムです。2~3分あればシャツ1枚のシワ取りは簡単にできてしまいますし、必要な時に気軽に取り出してすぐに使用できるというのが気に入ってます。
Panasonicの衣類スチーマーはプレス式アイロンとしても使えますが、接地面積は少ないためオマケ程度と思っておくのが良いでしょう。
どこで買う?
購入はYahooショッピングがお勧め
比較的価格が安定しているAmazonでの購入でもよいのですが、ソフトバンク&ワイモバイルユーザーであればYahooショッピングでの購入がポイント付くのでとてもお得です。ポイントを考慮しての実質価格の場合、価格.comの最安店よりも安く購入できますよ。
私の場合、コジマYahoo!店で購入しました。5月上旬での購入でしたがポイント16%を含めると実質価格11,007円とかなり安く購入が出来ました!
前年モデルを安く買うのもアリ
地元のドンキでは2022年モデルが売られており、前年最上位モデルでも10,498円(税別)となかなかのお値打ち価格でした。(少し見にくいですが写真左上の製品です)
2023年モデルに拘らなければ、そこまで性能が変わらない前年モデルを検討するのも手かもしれません。
まとめ
Panasonicの衣類スチーマーは、最上位グレードであるNI-FS790とそのすぐ下のグレードNI-FS690では性能差は値段ほどありません。最上位モデルでもHIGHモード使うことがほとんどで、2番目とのグレードの差の優位性は低いと感じました。
価格と性能のバランスが一番良いのはNI-FS690ですが、予算に余裕があれば最上位のNI-FS790をお勧めします。
Panasonicの衣類スチーマーは取り出しやすい場所に収納しておけば、使いたい時にさっと取り出してすぐに衣類のシワ取りができます。今までおっくうだったアイロン台の準備をしなくても良くなり、出かける前に気になった衣類のシワを取れるようになったのはとてもうれしいです。
また洗濯関係の家事をあまりしない私のような男性であっても、衣類スチーマーでサッと衣類のシワ取りができるのでとてもお勧めかつQOL向上間違い無しのアイテムとなっています。
乾燥後の衣類はもちろんのこと、乾燥なしでの洗濯後の湿った状態でもシワが気になる場合はガンガン使うのがベストです。今年2023年に購入して良かった家電ベスト1に今のところ君臨しております!
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