ひかりノベーションとは?
「ひかりノベーション」は、LEDIUS HOMEブランドである株式会社タカショーの家庭用エクステリア照明です。「ひかりノベーション」はローボルトガーデンライトと呼ばれるもので、家庭電源の100Vを12Vまで下げているため、安全に扱うことができます。そのため、電気工事士の資格は不要という優れものです。
12Vに下げているとはいってもプロ仕様の照明と比べても遜色のない明るさで、簡単にプロ並みのライトアップが作れます!
今回は「ひかりノベーション」を導入した我が家の施工例をご紹介します。
・誰でもプロ並みのライトアップが演出できる
・ローボルト仕様のため電気工事士資格は不要
・設置がとても簡単(専門工具不要)
・比較的安価(セット品:照明2個と延長ケーブル付で13,000円~18,000円)
・LEDのため電気代が安い(1台あたり月20円)
ラインナップ
ラインナップは「木のひかり」「壁のひかり」「地のひかり」「間のひかり」「活動のひかり」「語らいのひかり」「憩いのひかり」等、複数の仕様があり、ライトアップの目的に応じて照明タイプを選ぶことができます。
下記に照明タイプをまとめました。
照明 | タイプ詳細 |
---|---|
木のひかり | 樹木の投影に最適/照明タイプに迷ったらコチラ |
壁のひかり | 壁を照らしてやさしく包み込む光を演出 |
地のひかり | 通路を安全に明るく |
間のひかり | 階段や空間を明るく演出 |
活動のひかり | 屋外での作業に |
語らいのひかり | バルコニー等一空間の照明に |
憩いのひかり | 間接照明でアプローチの演出に |
我が家では今回、「木のひかり」と「憩いのひかり」のセット品と「間のひかり」の単品を購入しました。
セット品梱包内容
各照明タイプにはスターターキット(セット品)があり、単品で買うよりもお得になっています。
照明 ×2
コントローラー ×1
延長コード ×1
3分岐コネクター ×1
上のセットひとつで基本的な部材は全て揃いますので、これだけで十分に素敵なライトアップ演出が可能です。照明の追加や配線の延長をしたい場合は、単品での部材購入が可能となっています。
仕様
照明の追加はコントローラー1個につき最大8個まで接続でき、コントローラーから各ライトまでの距離は最大30mまで延長が可能となります。
我が家の設置状況
我が家の場合、「アプローチ周り」と「植栽周り」にそれぞれガーデンライトを設置しました。設置状況をご紹介します。
・木のひかりセット ×1
・憩いのひかりセット ×1
・間のひかり単品 ×1
NEWモデル「憩いのひかり」
憩いのひかりは2023年秋に新発売のNEWモデルです。インテリアの間接照明のように扱うことが出来、柔らかい光を壁等に映し出すことが出来ます。NEWモデルということで実売価格18,500円前後とやや高めの価格設定ですが、他メーカーに無いライトアップが実現できるモデルとなっています。
私はエクステリアの間接照明に興味がありましたので、今回新発売となった「憩いのひかり」を購入・導入してみました。以下写真のようにバータイプのLEDとなっていますので、間接照明としてのライトアップができます。
準備するもの
ひかりノベーション各種セット 必要に応じて延長ケーブル等 | 気に入った照明タイプを選択、配置する場所によっては延長コードの検討をしてください。ローボルト仕様のガーデンライトですので屋外コンセントは必須です。 |
電源プラグ 延長コード⇒おすすめ! | 電源プラグ 延長コードは防水仕様のプラグを屋外コンセントに挿した場合、幅が広く挿入口が一つつぶれてしまいます。それを防止するアイテムとなります。 |
PF管 | 未来工業のPF単層波付管ミラフレキ(MFS-22)です。内径φ22以上推奨。 内径が小さいとジョイント部のボルトが通りませんので注意してください。 人が良く通る通路に地中配線する場合はケーブル保護のために必要です。 |
通線ワイヤー | PF管にケーブルを通す場合に必要です。ガーデンライトのケーブル自体が固めのため、通線ワイヤーを使わなくても作業はできました。通線ワイヤーを使わない場合は、PF管を極力直線にしてケーブルを通していきます。二人での作業がベストです。 |
結束バンド | 複数のPF管をまとめるために使用します。 |
ニッパー・はさみ | PF管や結束バンドの余分な部分を切断するために。 |
パテ(エアコン配管用) | PF管の隙間を埋めるために使用します。100円程度の安いもので十分です。 |
タッピングビス(なべ 4×16) | タッピングビスはコントローラーの固定に使用します(2個使用) コントローラーを壁に固定できない環境の場合、専用のスタンド(2,500円程度)を使用します。設置場所がカーポートの柱ということもあり穴を開けたくなかったため、そこにスタンドを使用しました。 |
軍手 | 手の保護に。 |
養生テープ | 配線の仮止め、各部の養生に。 |
電源プラグ 延長コード
「電源プラグ 延長コード」と「通線ワイヤー」は特になくても作業に支障はないですが、「電源プラグ 延長コード」は屋外コンセントの口を有効利用できるというメリットがあります。屋外仕様の電源コードだと防雨キャップに付けられるように挿し口が大きくなっており、コンセントに挿した場合、幅が広いため差し込み口が一つつぶれてしまいます。「電源プラグ 延長コード」はそれを対策出来るアイテムとなります。
通線ワイヤー
「通線ワイヤー」は準備したものの、使用しませんでした。PF管への配線時、使用したほうがより便利ですが、5m程度であれば通線ワイヤーを使わなくても配線を通すことができました。
設置方法
コントローラーを屋外コンセントの近くに設置します。ライト配線の起点となる部分です。設置場所について、マニュアルには直射日光を避けた方が良いと書かれていますが、ベストなレイアウトを避けてまで直射日光を避ける必要はないと思います。私の場合、電源の関係上、一か所は直射日光が当たる場所に設置しています。屋外コンセントの口が2個ある場合は「電源プラグ 延長コード」をお勧めします。
PF管の長さは事前に確認しておきます。長さが決まったらくびれた部分をハサミでカットしていきます。PF管使わない配線でも問題ないと思いますが、紫外線や雨、虫、動物等外部からのダメージに耐えうるにはPF管内部に配線するのが望ましいです。ケーブル自体は径10mm以下ですが固定部に使用するナットが組み込まれておりそれは20mm近くあるため、PF管のサイズはは内径φ22以上を選んでください。必要に応じて通線ワイヤーがあると便利ですが、配線が固めなので通線ワイヤー無しでもPF管を通すことが出来ました。
配線を地中に埋めていきます。しっかりと固定するために5~10cmは埋めた方が良いでしょう。分岐や接続部分は浸水してはいけませんので、比較的浅い部分に配置します。マニュアルには浸水させないためにも分岐部は地中に埋めないでくださいと記載がありました。私の場合は、配線すべてを隠したかったため、分岐部は見えない浅い部分に埋めました。
目的の場所へガーデンライトを設置します。地中へ挿すタイプのライトは先が尖っていますが、樹脂製のためそのまま地中へ打ち込むと先端が変形してしまいますので、あらかじめ深さ20cm前後の穴を掘り地面を柔らかくして、そこへ打ち込み固定します。
せっかくPF管で配線を防御しても雨などが浸水しては劣化を早める要因となってしまいますので、PF管の口をパテで埋めます。パテはエアコン配管用の安価なものを使用しています。
照明のチェックはコントローラーの電源を接続したらすぐに確認ができます。初期設定ではコントローラー設定がオート(A)になっていますので、Aの部分を0にして常時点灯にて確認をしてください。
シルエットを付けたりする場合はマニュアルを参考に角度を調整してください。
コントローラーのタイマー設定はAでオート(初期設定)、1~9の数字で点灯してから消灯までの時間、0で常時点灯、無しで消灯となります。消灯のタイマー設定は、夏場は4時間、冬場は6時間がお勧めです。消灯までの時間が決まらない方は、省電力で電気代がそこまで掛からないことから”オート”での運用でも大丈夫です。なお、毎日8時間点灯したとして照明1台あたり1か月わずか20円の電気代です。
設定のメモリー機能はありませんので、コントローラーをコンセントから抜くと初期設定(設定表示A:点灯オート)に戻ります。
設置の注意点
・分岐コネクターは地中に埋没させない※1
・ケーブル保護にPF管を利用する※2
・PF管の口元はパテ埋めして防水処理を行う
・コントローラーは風や振動で倒れないようしっかりと固定する
・コントローラーが固定できない環境下では専用スタンドを利用する
※1
マニュアルには地中に埋めないよう注意書きがありますが、浸水しなければ良いので、地中の浅い部分で隠すようにすれば問題ありません。ただし、設置場所の水はけが良いことを確認してください。
※2
劣化防止の観点から、紫外線や雨水等から守るためにもPF管への施工はした方が良いでしょう。
オレンジ色のCD管ではなくベージュ色のPF管を購入しましょう。ホームセンターで50m 5,000円前後です。
設置後の様子
ひかりノベーションを設置してからエクステリアがとても明るくなり、雰囲気がすごく良くなりました。周囲が明るくなるので防犯対策にもなりますね。
まとめ
・誰でもプロ並みのライトアップが演出できる
・ローボルト仕様のため電気工事士資格は不要
・設置がとても簡単(専門工具不要)
・比較的安価(セット品:照明2個と延長ケーブル付で13,000円~18,000円)
・LEDのため電気代が安い(1台あたり月20円)
各種ひかりのセット品(照明2個)の場合、わずか1~2時間で設置ができてしまいます。
とにかく設置が簡単で、だれでもプロ並みのライトアップ演出ができてしまうタカショー ひかりノベーションガーデンライトを紹介させてもらいました。
購入はAmazonが最もお得です。気になった照明タイプが見つかりましたら是非DIYに挑戦してみてください。
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