【トヨタホームオーナー必見!】12年住んだリアルを公開中!家づくり成功のヒントはこちらから

【2025年最新版】Canon EOS RPとR10はどっち?フルサイズとAPS-Cで迷う30代へ【経験者が徹底比較】

  • URLをコピーしました!

長年愛用したCanon EOS 60D(APS-C機)が故障したことを機に、私は念願のフルサイズ機EOS RPへの移行を決意しました。エントリーモデルでありながら、その画質の高さには驚くばかり。特にISO感度オート最大6400でもノイズが少なく、シャープな描写が可能なため、室内撮影の成功率が格段に上がりました。

EOS RPは、2022年11月時点で12万円前後と手が出しやすい価格帯でしたが、現在(2025年6月時点)でもその価値は衰えません。しかし、同時期に登場した最新APS-C機EOS R10も同価格帯で、どちらを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか?私も散々悩んだ末、最終的にフルサイズであるEOS RPを選びました。

本記事では、Canon EOS RPとR10の徹底比較を通して、私がRPを選んだ理由や、実際に使用して感じたメリット・デメリットを詳しく解説します。特に「APS-Cからフルサイズにステップアップしたいけど、価格が気になる」「画質と手軽さ、どちらを優先すべきか迷っている」という30〜40代のカメラ好きのあなたに、後悔しないカメラ選びのヒントをお届けします。

EOS 60D 2010年製(APS-C)
EOS RP 2019年製(フルサイズ)
目次

1.なぜフルサイズEOS RPを選んだのか?10年越しの買い替え体験記

1.1. 愛機EOS 60Dからの買い替え:フルサイズへの憧れ

私が10年以上愛用していた一眼レフカメラ、Canon EOS 60D(APS-C機)がとうとう機械エラーで使えなくなってしまいました。これを機に、ずっと心の中にあった「フルサイズ機への憧れ」を実現するチャンスが訪れました。

しかし、フルサイズ機は本体価格が20万円を超えるものが多く、なかなか手が出しにくい存在でした。そんな中、2018年に登場したEOS RPは、発売当初から15万円を切る価格で登場し、私のフルサイズ移行計画に現実味を持たせてくれました。そして、私が購入した2022年11月時点、そしてこの2025年6月時点でも12万円前後という手頃な価格で購入できるのは、本当に魅力的です。

1.2. EOS RP vs R10:悩みに悩んだカメラ選びの決断

EOS RPの価格が手頃になった一方で、2022年にはAPS-Cセンサーを搭載した最新ミラーレス機、EOS R7EOS R10が発売されました。特にEOS R10はRPと同じく12万円前後というお値打ちな価格帯で登場し、私にとってどちらを選ぶべきか非常に悩ましい選択肢となりました。

「最新のシステムか、それとも念願のフルサイズか?」

非常に悩んで悩みまくった結果、最終的に私はフルサイズであるEOS RPを購入するという決断を下しました。その理由は、画質と高感度耐性へのこだわりが、私の撮影スタイルに最も合致していたからです。

2.EOS RPとR10を徹底比較!購入で後悔しないためのポイント

EOS RPとR10、どちらを選ぶべきか悩むポイントは、センサーサイズの違いAF性能と連写速度、そして価格と発売時期に集約されます。私が実際に購入を検討した際に比較した点を、客観的なスペックと私の主観を交えながら解説します。

EOS RP
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 【画質】フルサイズのため申し分なし。高感度耐性が高く、ISO6400位までは粗さが気にならず常用できるレベル。
  • 【携帯性】フルサイズなのに小さく軽い。気軽に持ち出しが出来るようになった。
  • 【液晶】EOS 60Dからの買い替えなので非常に綺麗と感じる
  • 【デザイン】ダイヤルの出っ張りのないスリムなデザインが気に入っている
  • 【操作性】ボタンが小さいのでやや操作がしにくいが、タッチ液晶が右寄りになっており、タッチによるAF移動がしやすい。
デメリット
  • 【バッテリー】日常使いなら十分だが、バッテリー容量が小さく300枚前後で限界が来てしまう。遠出の際は予備バッテリーが必要。
  • 【機能性】ミラーレス最新機種と比べAF性能と連射が弱いのでスポーツ撮影には向かない。
  • 【ファインダー】焦点のズーム時や大幅移動時に一瞬フリーズする時があり不快。
  • 【ホールド感】一眼レフと比べサイズが小さいためやや持ちにくい。女性にはベストマッチな大きさかも。
機種EOS 60DEOS RPEOS R10
有効画素約1800万画素約2620万画素約2420万画素
撮像画面サイズ約22.3×14.9mm約35.9×24.0mm約22.3×14.9mm
シャッター速度1/8000~1/60秒1/4000~30秒1/4000~30秒
連続撮影速度約5.3コマ/秒約5.0コマ/秒約23.0コマ/秒
フォーカス方式TTL 二次結像位相差検出方式デュアルピクセル CMOS AFデュアルピクセル CMOS AF II
常用ISO感度ISO100~6400ISO100~40000ISO100~32000
発売年2010年2019年2022年
販売価格7万円前後(2012年)12万円前後(2022年11月)12万円前後(2022年11月)
Canon デジタルカメラ 3機種比較

EOS RP >>> https://cweb.canon.jp/eos/lineup/rp/
EOS R10 >>> https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r10/

2.1. センサーサイズが最重要!フルサイズRP vs APS-C R10の描写力

カメラ選びにおいて、センサーサイズは画質に直結する最も重要な要素の一つです。

EOS RPは、より大きなフルサイズセンサーを搭載しています。これにより、以下のようなメリットが得られます。

  • 高画質: センサーサイズが大きいほど、一つ一つの画素が光をより多く取り込めるため、より階調豊かで滑らかな描写が可能です。
  • 美しいボケ味: 背景を大きくぼかした、立体感のある写真を撮りやすいのもフルサイズ機の大きな魅力。人物撮影やポートレートでその威力を発揮します。
  • 優れた高感度耐性: 暗い場所での撮影や、ISO感度を上げてシャッタースピードを稼ぎたい場面で、ノイズの少ないクリアな画像が得られます。実際に私が使っているEOS RPはISO6400でもノイズがほとんど気にならず、室内撮影の心強い味方です。これは、私が長年使っていたAPS-C機EOS 60DのISO800あたりが限界だったことを考えると、まさに**「夢のよう」な進化**でした。

一方、EOS R10APS-Cセンサーを搭載しており、本体やレンズの小型軽量化に貢献しています。最新の映像エンジンDIGIC Xを搭載しているため、APS-C機としては非常に高画質ですが、フルサイズ機であるRPとはセンサーサイズ由来の根本的な描写力の違いがあります。

2.2. AF性能と連写速度:動きのある被写体ならR10が有利

動きの速い被写体を撮影する機会が多い方は、AF(オートフォーカス)性能連写速度も重要な比較ポイントです。

  • EOS R10の圧倒的なAF性能: R10は、最新のデュアルピクセルCMOS AF IIを搭載し、映像エンジンも最新のDIGIC Xを採用しています。これにより、動体撮影時の被写体への追従性は最強クラスと言えるでしょう。また、約23.0コマ/秒という驚異的な連写速度は、スポーツや野鳥など、決定的な瞬間を逃したくないシーンで絶大な威力を発揮します。
  • EOS RPのAF性能: RPは2019年発売とすでに3年が経過しており、AFシステムは第一世代のデュアルピクセルCMOS AF、映像エンジンも一世代古いDIGIC8です。R10と比べるとシステム自体が古く、動体撮影における追従性や連写性能では大きな差があります。

しかし、私の場合は風景や子供の撮影がメインであり、激しいスポーツでの撮影はありません。そのため、RPのAF性能でも十分事足りますし、10年以上前のEOS 60Dと比べれば遥かに性能が向上しており、シャッターでの失敗が激減したほどです。

2.3. 価格と発売時期:今選ぶべきは?

  • 現在の価格動向(2025年6月時点): 私がRPを購入した2022年11月時点では、EOS RPもEOS R10も12万円前後と、比較的近い価格帯で販売されていました。現在も価格は変動しますが、RPは「エントリーフルサイズ」として、R10は「最新APS-C」として、それぞれのお値打ち感は健在です。購入を検討する際は、最新の販売価格をチェックすることをおすすめします。
  • 長期的な視点: RPは2019年、R10は2022年発売と、R10の方が新しいモデルです。システム全体の古さはRPのデメリットと言えますが、フルサイズセンサー搭載という根源的なメリットは、時間が経っても色褪せることはありません。

3.私がEOS RPを選んだ決め手と、実際の使用感レビュー

EOS R10の優れたAF性能や連写速度は魅力的でしたが、最終的に私がEOS RPを選んだのには明確な理由がありました。

3.1. 「高画質・高感度」こそ正義!風景や子供の撮影スタイルにRPが最適な理由

私のミラーレス一眼カメラとしての使い方は、主に風景子供の撮影であり、激しいスポーツや動きの速い被写体を撮る機会はほとんどありません。そのため、最新のAF性能よりも**「一枚の絵のクオリティ」**が最も重要なポイントでした。

EOS R10は最新の映像エンジンDIGIC Xを搭載し、APS-C機でありながら常用ISO100~32000と感度がとても高く、さすが最新機種というスペックです。しかし、フルサイズセンサーであるEOS RPの持つ「常用ISO100~40000」という高感度耐性と、その描写力を天秤にかけた結果、RPに軍配が上がりました。

動きモノに特化しない私の撮影スタイルであれば、RPのAF性能で十分です。むしろ、多少のAF性能の差よりも、フルサイズによる豊かな描写力高感度耐性の方が、日々の撮影において大きなメリットになると確信しました。

キヤノン
¥163,300 (2025/06/28 00:22時点 | Amazon調べ)

3.2. 10年前のEOS 60Dからの驚くべき進化

EOS RPはR10と比べるとシステムの古さを感じるかもしれませんが、私が10年以上使用したEOS 60Dからの移行だと、その性能アップには目を見張るものがありました。

  • 歩留まりの良さ: 室内や薄暗い場所での撮影でも、ISO感度を気にすることなくシャッタースピードを稼げるため、ブレによる失敗が激減。
  • 画質の向上: 圧倒的な高画質と、フルサイズならではの美しいボケ味は、これまでの写真表現をガラリと変えてくれました。

このように、古い一眼レフからのステップアップを考えている方であれば、RPの性能は「十分すぎるほど」満足できるものだと断言できます。

3.3. 購入した機材と価格(2022年11月時点)

私がEOS RPを購入したのは2022年11月。当時、世界的な半導体不足と円安が重なり、家電をはじめとするデジタル機器全般が大幅に値上げされていました。

  • 1.ボディ:EOS RP・・・118,800円
  • 2.レンズ:RF24-105mm F4 L IS USM・・・166,320円
  • 3.コントロールリングマウントアダプターEF-EOS R・・・25,245円
  • 合計・・・310,365円

近隣のカメラショップにて購入しました。

ボディ自体もじわじわと値上がり傾向にありましたが、私はフルサイズ用の標準レンズを持っていなかったため、今回はLレンズで描写に定評のあるRF24-105mm F4L IS USMを思い切って購入しました。このレンズはRシリーズのカメラ本体と同時発売されたもので、24-105mmという王道な焦点距離とF4通しという魅力的な明るさを兼ね備えています。開放からシャープに撮ることができ、今でも非常に人気が高いレンズです。

以前EOS 60Dで使用していたEF-S 15-85mm F3.5-5.6 IS USMは、35mm換算で24-136mmと非常に似た画角だったため、今回の新しいレンズも違和感なく使用することができました。

4.EOS RP+RF24-105mm F4L IS USM:Lレンズの描写力と一週間使用レビュー

実際にEOS RPとRF24-105mm F4L IS USMを使い始めてからの一週間のレビューをお届けします。

4.1. Lレンズの王道「RF24-105mm F4L IS USM」の魅力

このレンズは重量約700gとやや重めですが、ズーミングトルクはややかためで、その分堅牢な作り高級感のある見た目が所有欲を満たしてくれます。フィルター径も77mmと大型で迫力満点です。

24-105mmという広角から中望遠まで撮影ができる絶妙な焦点距離は、日常使いから旅行まで、様々なシーンでとても使いやすく、撮影がさらに楽しくなりました。また、防塵防滴仕様のため屋外でも安心して使用できます。EOS RP自体もエントリー機種ながら防塵防滴が備わっているため、このレンズの性能を最大限に生かすことができます。

4.2. 実際に撮ってみた!EOS RP+Lレンズの描写サンプル

土日を利用して家族でおでかけし、色々な場所で撮影してきました。RF24-105mm F4L IS USMは、流石にLレンズだけあって、その描写力には目を見張るものがあります。

ISO3200 | 42mm | F4.0 | 1/60秒
室内でもこのクリアさ。
高感度ノイズを気にせず撮れるのは本当に快適です。
ISO320 | 53mm | F5.6 | 1/60秒
Lレンズならではの色乗りと、
画面全体にわたるシャープな描写に感動します。

特に感銘を受けたのは、色乗りの良さ周辺のシャープさです。撮影モードはほとんどAVモード(絞り優先)で、ISO感度もオートで6400まで設定していましたが、ほとんどブレのない、非常に良好な画像が撮影できています。

使用機種がフルサイズになっただけで、これほどまでに満足度の高い写真が撮れるようになったのは、正直なところ期待以上でした。

4.3. 所有EFレンズ資産の活用術:コントロールリングマウントアダプターの重要性

https://cweb.canon.jp/ef/l-lens-j/line-up/ef70-300mm_is_usm.html

私は望遠用としてEF70-300mm F4-5.6L IS USMを所有しており、こちらはコントロールリングマウントアダプター経由で使用しています。このレンズは普段使いではほとんど持ち出すことがなく、現在では年に1回の子供の運動会でのみ活躍しています。1kg超えと重いレンズですが、その写りは非常に良いと定評があります。

Canonミラーレス一眼EOS Rシリーズの最大の特徴は、このEF-EOS R用マウントアダプターを使用することで、一眼レフ時代のEFレンズやEF-Sレンズが使用できる点です。過去のレンズ資産を生かせるのは非常に素晴らしいメリットです。

さらに、驚くべきことにAPS-C専用レンズでも装着することができ、1.6倍クロップで撮影できます。フルサイズ用のレンズでも1.6倍クロップ撮影が可能ですので、どうしても望遠が必要な場面では非常に役に立ちます。

私はコントロールリング付きのマウントアダプターを購入しました。コントロールリング無しのものとでは2倍の価格差がありますが、EFレンズもRFレンズ同様にコントロールリングを割り当てて使いたかったので、迷わずコントロールリング付きを選択しました。これにより、操作性が格段に向上し、撮影のリズムを崩すことなく設定変更が可能です。

キヤノン
¥13,780 (2025/06/27 13:45時点 | Amazon調べ)

5.EOS RPのメリット・デメリットを本音でレビュー

EOS RPを約2年半使用してきて、私が実際に感じたメリットとデメリットを包み隠さずお伝えします。

5.1. 【EOS RPのメリット】フルサイズなのに小型軽量・高画質

  • 圧倒的な画質と高感度耐性: フルサイズセンサーの恩恵は絶大です。ISO6400くらいまでは粗さが気にならず常用できるレベルで、これはISO800が限界だった私の旧機種からすると「夢のよう」な進化です。よほどの暗所でない限りノイズが少なく、出てくる画質は申し分ありません。F4.0という明るさのレンズでも、フルサイズなら下写真のように十分にボケが得られます。初めてフルサイズ機で撮影したときは、あまりのボケ量に驚きました。フルサイズでのF4.0がAPS-CでのF2.8に相当するため、フルサイズがいかに明るさで有利かが分かります。
ISO100 | 50mm | F4.0 | 1/640秒
F4.0でもこのボケ感!フルサイズならではの豊かな表現力に感動します。

  • フルサイズなのに驚きの携帯性: EOS RPは、フルサイズ機でありながら非常に小さく軽量です。一眼レフに比べるとその差は歴然。このコンパクトさのおかげで、以前よりも「いつでも気軽に持ち出せる」ようになり、休日にカメラを持って家族と出かける機会が格段に増えました。
  • 直感的な操作性とデザイン: ダイヤルの出っ張りのないスリムなデザインは、個人的にとても気に入っています。ボタンはやや小さいものの、タッチ液晶が右寄りに配置されているため、タッチによるAF移動がとても楽です。エントリー機種のためマルチコントローラーは無いものの、タッチ操作で代替できるのは非常に便利です。
  • 便利なスマホ連携とGPS付与機能: カメラとスマホをWi-FiとBluetoothで接続できる「Camera Connect」アプリは、非常に優秀です。スマホから撮影した画像を見られるのはもちろんのこと、GPS情報を画像に付与できるのが旅先での記録に大変便利。一度連携してしまえば、カメラをオンにするだけで自動的にアプリに接続される安定性も魅力です。以前使用していたEOS M100と比較しても、RPのスマホ連携の安定度は格段に増していました。

Camera Connectアプリでは以下のことが可能です。
1.リモートライブビュー撮影
2.カメラ内画像閲覧
3.画像転送
4.Bluetoothでスマートフォンと常時接続
5.スマートフォン位置情報(GPS)の撮影画像への付加

5.2. 【EOS RPのデメリット】知っておきたい注意点

  • バッテリーの持ちの悪さ: 一眼レフからの移行だと、バッテリーの持ちの悪さは少々気になります。一般的な一眼レフの半分以下のバッテリー持ちとなっており、日常使いなら十分ですが、一日中撮影していると2~3個のバッテリーを消費してしまいます。泊まりでの旅行や撮影が多い外出の場合、予備バッテリーは2~3個持っていくのが良いでしょう。純正バッテリーは高価なため、私は専ら互換バッテリーを使用しています。その中でもロワジャパンのバッテリーは信頼性がありお勧めです。

AF性能と連写速度は最新機種に劣る: メリットでも触れた通り、EOS RPは最新のミラーレス機と比べるとAF性能や連写速度が弱いです。特にスポーツ撮影など、動きの速い被写体を追いかけるには向かないかもしれません。この点が気になる場合は、EOS R10など最新のAPS-C機や、上位のフルサイズ機も検討すべきでしょう。

ファインダーの一時的なフリーズ: 焦点のズーム時や大幅な移動時に、電子ビューファインダー(EVF)が一瞬フリーズする時があります。頻繁ではありませんが、時折発生すると不快に感じることも。

ホールド感(やや持ちにくいと感じることも): 小型化されたことで携帯性は向上しましたが、一眼レフと比べるとグリップ感が浅く、手が大きい人にとってはやや持ちにくいと感じるかもしれません。しかし、女性の手に収まりやすいサイズ感なので、女性にはベストマッチな大きさかもしれません。

6.EOS RPを長く愛用するためのアクセサリー

せっかく手に入れた大切なカメラ、長く綺麗に使い続けたいですよね。ここでは、私が実際に使用している、そして検討したアクセサリーをご紹介します。

6.1. 大切なカメラを守る!ボディカバーのすすめ

私はAmazonで販売されている安価なカバーを付けています。特に、カメラの底面と表面の一部を保護するタイプを使用しています。シリコンでカメラ全体を覆うカバーも販売されています。

使用しているカバーは中華製ではありますが、思ったより精度が高く、フィッティングは問題ありませんでした。カメラへの傷が気になる方には、カバー装着は非常にお勧めです。

EOS RP用のカバーを調べていくと、下記のようなシリコン製の本体全体をガードするカバーもありました。本体を完全ガードしたい方には良いかもしれません。

7.【Q&A】EOS RPに関するよくある質問に答えます

EOS RPの購入を検討している方からよく聞かれる質問に、Q&A形式でお答えします。

EOS RPはカメラ初心者でも使いこなせますか?

はい、十分使いこなせます。 EOS RPはフルサイズ機でありながら、エントリーモデルという位置づけのため、非常にシンプルで直感的な操作が可能です。タッチパネルによるAF操作は、初心者の方でもすぐに慣れるでしょう。もちろん、画質はAPS-C機とは一線を画すため、初めてのフルサイズとしても自信を持っておすすめできます。

スポーツや動きの速い被写体も撮れますか?

本格的なスポーツ撮影には、R10などの最新機種の方が向いています。 EOS RPのAF性能や連写速度は、最新のミラーレス機と比べると一世代前のものです。しかし、お子さんの運動会やペットの遊びなど、日常的な動きのある被写体であれば、十分に撮影可能です。あくまで「動体撮影がメイン」でなければ、RPでも問題なく撮影を楽しめるでしょう。

フルサイズレンズは高いですが、APS-C用レンズは使えますか?

はい、マウントアダプターを使えばEF-Sレンズ(APS-C用レンズ)も使用可能です。 EOS RPにEF-Sレンズを装着すると、カメラが自動的に1.6倍にクロップして撮影します。これにより、お手持ちのAPS-C用レンズ資産を無駄にすることなく活用できます。ただし、フルサイズセンサーの性能を最大限に引き出すためには、RFレンズやEFフルサイズレンズの使用をおすすめします。

Canonのフルサイズミラーレスで他に検討すべき機種は?

Canonのフルサイズミラーレスには、EOS RPの他にEOS R6 Mark IIEOS R5といった上位機種があります。これらの機種は、AF性能、連写速度、動画性能などでRPを大きく上回る高性能ですが、その分価格も高額になります。もしあなたが「高画質をリーズナブルな価格で手に入れたい」「フルサイズにステップアップしたいけど、予算が気になる」というのであれば、EOS RPは依然として最高の選択肢の一つと言えるでしょう。

8.カメラ市場の最新トレンド:今、EOS RPを選ぶ理由

カメラ市場は日々進化し、高性能な新機種が次々と登場しています。そんな中で、あえて発売から数年が経過したEOS RPを選ぶことは、非常に賢明な選択と言えます。

8.1. フルサイズミラーレスの進化と価格動向

近年、各メーカーから高性能・高価格なフルサイズミラーレス機が続々と発売されています。高画素化、驚異的なAF性能、プロ向けの動画性能など、進化は目覚ましいものがあります。しかし、それに伴い本体価格も高騰し、気軽に手が出しにくい状況になっています。

8.2. エントリーフルサイズとしてのEOS RPの揺るぎない価値

このようなトレンドの中で、EOS RPは「手頃な価格でフルサイズの世界を楽しめる」という、揺るぎない価値を確立しています。最新の機能こそ備えていないものの、写真の根幹である「画質」においては、上位機種にも引けを取らない実力を持っています。

また、中古市場でもEOS RPは流通量が多く、さらにリーズナブルな価格で手に入れることも可能です。これから本格的にフルサイズデビューしたいけど予算が…という方にとって、EOS RPは最適な一台となり続けるでしょう。

まとめ:あなたの撮影スタイルに合ったカメラ選びを

今回、私がEOS RPを選んだ理由と、実際に使用して感じたメリット・デメリットを詳しくご紹介しました。

EOS RPを購入したことで、休みの日はカメラを持って家族と出かける機会が格段に増えました。カメラサイズがコンパクトで軽量であることは大きな強みです。いつでも気軽に持ち出せるというのは本当に重要だと実感しています。スマホでの撮影とは違う色合い、立体感のある写真が撮影できることは、やはり素晴らしいですね。

私は基本的にRAW形式で撮影し、家に帰ってきてからLightroomで現像していますが、1枚1枚の写りが良いため、現像自体がとても楽しくなりました。EOS RPは、ミラーレスフルサイズ機の中では一番下のエントリーモデルですが、カメラ初心者を脱することができない私の使い方では十分な機能を備えています。12万円前後という価格で手が出しやすく、それでもって映りが非常に良いという素晴らしいカメラです。


あなたはどちらを選ぶべき?

  • Canon EOS RPがおすすめな人:
    • APS-Cからフルサイズにステップアップしたい
    • 高画質・高感度耐性を重視する
    • 風景や子供など、動きの少ない被写体の撮影がメイン
    • 予算を抑えつつフルサイズの世界を楽しみたい
    • じっくりと一枚の写真を撮りこむことを楽しみたい
  • Canon EOS R10がおすすめな人:
    • 動体撮影(スポーツ、野鳥など)がメイン
    • 最新のAF性能・連写速度を求める
    • 動画性能も重視したい
    • レンズを含めてシステム全体をコンパクトにしたい

3年前のモデルとはいえ、EOS RPは普通に使う分には十分な性能を備えています。動体物のスポーツ撮影がメインでなければ、EOS RPは絶対におすすめです。

あなたの撮影スタイルに合った最適な一台を選んで、さらに素晴らしいカメラライフを楽しんでくださいね!

キヤノン
¥146,800 (2025/06/28 00:22時点 | Amazon調べ)
キヤノン
¥115,000 (2025/07/01 03:26時点 | Amazon調べ)

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次