2017年12月にCanonのミラーレスカメラ EOS M100をボディ単体で購入しました。
小さくて軽いので気軽に持ち出せることから、ミラーレスカメラを使用する機会が多くなり、一眼レフカメラの使用頻度が落ちてきました。
旅行先や外出先ではこのミラーレスカメラが手放せなくなりました。
購入から2年以上が経った今もメインで撮影をこなすこのカメラをご紹介します。
軽量・コンパクト・高画質なカメラを探している
気軽にカメラを楽しみたい
カメラ本体に余りお金を掛けたくない
スペック
センサーサイズ:APS-C
映像エンジン:DIGIC7
有効画素数:約2420万画素
連続撮影速度:6.1コマ/秒
フォーカスタイプ:デュアルピクセルCMOS AF
質量:302g
スペックをみるとエントリーモデルとは思えないレベルに仕上がっており、前型のM10と比較するとかなりのスペックアップになっています。
撮像素子はAPS-Cでありながらもかなりコンパクトサイズかつ軽量で、外観も専用フェイスジャケットの装着により好みのデザインにすることが出来ます。
このフェイスジャケットですが、おしゃれなデザインが9種類もがあります。
EOS M100専用のフェイスジャケットを9種類ご用意※。3色のボディーカラーと組み合せて27通りのスタイルを楽しめます。9種類のフェイスジャケットのうち、7種類は硬質なポリカードネート製で2種類は柔らかなレザー製(合皮)。カジュアルに楽しむ、上質な風合いを出すなど、個性的なコーディネートを楽しんでいただけます。
※ フェイスジャケットはキヤノンオンラインショップ限定販売です。
また、画面にはタッチパネルを装備していますので、スマートフォンのように直感的な操作が出来、簡単に取り扱えます。
また、発売から2年以上経過していることもあり、価格がかなりこなれてきました。
後継のM200が発売されましたが、そこまでのスペック差はありません。
むしろ価格差を考慮するとM100の方が圧倒的なコストパフォーマンスとなります。
機能・ISO感度
EOS M100はエントリーモデルではありますが、普通の一眼レフと同じように、プログラムAEや絞り優先AE、シャッター優先AE等、好きな設定での撮影が可能です。
操作性を抜きにして機能だけみると一眼レフモデルと大差ありません。
また、映像エンジンは比較的新しいDIGIC7の為、映りは綺麗です。
ただ、暗所でのノイズは若干気になるレベルで、ノイズなるべく抑えたい場合、ISO800位が限界かと思います。
やむを得ず高感度とした場合に我慢できるノイズレベルは6400が限界です。(低解像度、L版までの印刷の場合に限る)
仕様では常用ISO25600までとありますが、ISO6400より上はよほどのことがない限り使用しない方が良いですね。
レンズ
レンズは映りが良く評判の良いEF-M11-22mm F4-5.6 IS STMをメインレンズとしています。
欲を言えば10mmスタートが良かったですが、11mmでも十分に迫力ある背景画像が撮影可能です。
マウントアダプタ
マウントアダプタ(EOS-M用)を装着することにより、従来のEF、EF-Sレンズが装着可能となります。
レンズ資産を活かせますのでCanonレンズを持っている方は撮影のバリエーションが広がります!
元々EFレンズは所有していましたので、Canonミラーレス専用(EF-M)のレンズは1本のみで十分でした。
その他のレンズとして、EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USMも使用しており、
11-22mmと併せて、この2本で旅行等のちょっとしたことは全て賄えてしまいます。
EF-Sレンズである15-85mmはAPS-C用レンズでは珍しい15mmスタートであり、35mm換算で24mmなのでフルサイズでいう標準スタートの広角となり、18mmスタートでは少し画角が足りない場面でもばっちり映してくれます。
また撮った絵もなかなかシャープで、どんな場面でも活躍できます。
レンズとしてはEF-Mレンズと比べると大型になりますが、持った時の手のフィット感が良くM100とのバランスは良いです。
被写体
連射が6.1コマ/秒と意外と速いですが、液晶を見ての撮影になるため、スポーツ等の激しい動体撮影には向きません。
センサーサイズはこの大きさでAPS-Cセンサーを積んでいるので、静止画はかなり良い絵が撮れます。
もちろん少々の動きのものであれば普通に取れますよ。
スマートフォン連携
このスマートフォン連携機能、かなり凄いです。
カメラにはGPS機能は付いていませんが、スマフォのGPSデータをBluetoothにて転送することが出来、撮影の都度、自動でGPSタグを埋め込むことが出来ます。
WifiまたはBluetooth接続することにより、画像をスマフォに転送出来たり(撮影直後のSNS投稿に便利)、遠隔でスマフォからシャッターを切れたりもします。
上位機種ではGPSタグ埋め込みや画像転送は普通かもしれませんが、エントリー機種でこれらが出来るのは感動ものでした。
メリット
・重量は302gと軽く、フットワークが軽い
・一眼レフと比べサイズが小さいので旅行に最適
・ボディサイズは小型ながらセンサーにAPS-Cを採用しているため映りが良い
・ボディの価格がとてもお値打ち
・コストパフォーマンスに優れた映りの良いレンズがある(11-22mmや22mm単焦点)
・エントリー機の割に、連続撮影速度が6.1コマ/秒と動体にも十分使えるレベルにある
・着せ替えジャケットで好みの色、デザインに仕上がる
デメリット
・ミラーレス専用としてのレンズラインナップが少ない
・スポーツ等の動体撮影には向かない
・晴天時、液晶画面が見にくい
・ISO感度を上げた際の耐性が低い(常用ISO25,600とあるが、映りを気にするならばISO6,400が限界)
・背面液晶を多用するため、バッテリーの持ちが悪い
まとめ
M100はスペックが高く、スマートフォンとの連携が出来、GPSタグ付与もできる為
操作性(ボタンが少ない)を除いては上級機種に迫る勢いがあると思います。
ファインダーがないカメラですので、スポーツ等の動体撮影には不向きですが、旅行先ではとても活躍してくれます。
このM100、実は嫁さん用に購入したカメラなのですが、あまりのスペックの高さに私がメインで使わせてもらっています。
外出時はいつもこのM100を持ち歩いています。
今では重い一眼レフを持ち出すのは子供の運動会や発表会位でしょうか。
価格もボディ単体だとWEB通販で41,000円前後とかなり安いです。
以上の理由より初心者の方も一眼レフを使用されてきた方もお勧め出来るカメラです。
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