【Web内覧会】洗面所編 ~快適な室内干し~

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Web内覧会第8回目は我が家の洗面所をご紹介します。

我が家の洗面所の拘りは2つ、収納室内干しです。

この記事はこんな人におすすめ

・洗面所の広さ、収納・配置を知りたい
・室内干しは臭くならない?
・除湿器は必要?
目次

洗面所とは

洗面所は、洗面台・脱衣場・ランドリースペースなども含めた部屋を指します。
上記の3つが独立したスペースを作るのは難しく、この3つの用途を兼ねている一つの部屋であることがほとんどです。
また、人の出入りが激しいため、髪の毛が落ちたり水垢汚れがあったりと汚れやすい環境にあります。

洗面所の広さ、配置

配置

我が家の洗面所はキッチンの北側に位置します。
リビングとキッチンの両方からアクセスできるのが特徴です。
洗濯物は通常、一階外の洗濯物干し場で干し、雨天時や夜間は洗面所での室内干しとなります。
洗濯から洗濯物干しまで、一階フロアで全て完結するよう家事動線を考えた配置となっています。

外観

2013年11月 入居直後撮影

2013年11月 入居直後撮影

上写真は洗濯機がまだ置かれていない時に撮影したものです。

トヨタホームのカタログに記載のL-upという洗面化粧台を選びました。
茶色の引き出しが付いているタイプです。
収納がフルスライドの引き出し(2段)になっているので、高さ方向の空間をフルに活用できます。

洗面台を左右どちらに配置するか悩んだのですが、引き戸がある都合上、壁付けとなる洗面台は左側に配置しました。
本来であれば洗面台を右側にすれば、洗濯機とバスタオルが置かれたラックがお風呂側に来るため、とても使いやすい洗面所となる予定でしたが、やむを得ませんでした。

広さ

洗面所は2帖強の広さを確保しました。(2帖よりは若干大きめのようです)
狭いながらもこちらに5箇所の収納を設けました。
こちらは下記「収納」項目にてご紹介します。子供たちが小さいうちは一緒にお風呂からでても狭さを感じませんでしたが、小学生となった今ではとても狭く感じます。

収納

収納は以下のの5箇所に設けました。

A.洗濯機上収納(2段)
B.洗面台下の引き出し(2段)
C.ラック(3段)
D.トールキャビネット(6段)
E.洗面台照明上

A.洗濯機上収納


NANKAI PLYWOOD製の洗濯機上収納です。
棚は2段あり、位置を自由に変更できるのが便利です。
主に日々使用する衣料洗剤類を置いています。

参考:https://www.nankaiplywood.co.jp/

B.引き出し収納


洗面台の下側に位置する2段ある収納です。
上下段とも幅は90cmとなっています。
奥行きは上の段が25cm、下の段が32cm
高さは上の段が13cm、下の段が36cm
となっており、下の段の方がより多くの収納が可能となっています。

収納品

上段:ドライヤー、スポンジや洗濯ネット等の洗濯用品、
下段:シャンプーやボディソープ等のお風呂用品のストックを収納しています。

下の段は奥行高さともにあるため収納量に申し分ありませんが、上の段は下の段と比べて収納スペースが小さくなり、奥行が25cm、高さは13cmしかないので少し不便です。

C.ラック

洗濯機横の余ったスペースに設置しています。
一番上の段にバスタオル、その下の段にタオルを入れています。
一番下の段はフリースペースとなっています。

D.トールキャビネット

IKEAで購入した洗面室収納です。
我が家の洗面所にはセントラル換気扇があるため、天井高が210cmと低いです。
それに合わせた高さの収納となっています。
背が高い収納ですが、細身のため圧迫感がありません。

主にお風呂上りに着る衣類系を入れています。
お風呂上りにサッと取り出して着替えることができるので便利です。
汚れた衣類はそのまま洗濯機の中へ投入です。

その他バスタオルのストックも入れています。
棚ごとに分類が出来るので、これが1つあると収納が一気に捗ること間違いなしです。

扉は半透明のガラスで中身が見えず、デザインもモダンな感じで気に入っています。
洗面所でお風呂から着替えまで全てが完結するようになっています。

参考:https://www.ikea.com/jp/ja/cat/bathroom-cabinets-20802/

E.洗面台上収納

こちらは収納というよりは置き場ですね。
洗面台の照明上に高さ20cm強のスペースがあったため利用することにしました。
そのままでは物が置けませんので、一枚のホワイト化粧板を載せ、その上に洗車用品を置いています。(洗車直後の撮影だったため、散らかってはいますが)

約2帖と狭い洗面所ですが、たくさんある収納のおかげで、特に不便はしていません。

室内干し

室内干しは雑菌が繁殖しやすいため洗濯物が臭くなりがちです。
生乾きの場合、特に夏場は汗をかいたりするとすごい臭いがします。
雑菌を繁殖させないためにも、室内干しにおいては衣類を少しでも早く乾かすことが重要になってきます。

部屋干しに役立つ室内物干しユニットです。
新築時に取り付けがお勧めです。

参考:https://sumai.panasonic.jp/interior/miriyo/hoshihime/

除湿機とサーキュレータの併用

我が家では室内干しの際、少しでも早く乾燥させるために、衣類乾燥除湿機とサーキュレータの力を借りています。

除湿器とサーキュレーター

除湿機はアイリスオーヤマ製(型番DCE-6515)のものを使用していましたが、非常に壊れやすいです。
現在、2年程で故障してしまうという感じです。(4年間で2台故障)
1台目は2016年に購入し、2年以内で壊れ、保証により新品へ交換。
そしてその2台目も2020年11月に壊れました・・・
しかし、今回も懲りずにアイリスオーヤマの除湿機を購入です。(スペックの割に安いからです!)
今回は5年保証に入りましたよ。
今度はもう少しもってくれればよいのですが・・・


型番はIJC-H65というものでコンプレッサー式の除湿機です。


タンク容量は2.5Lあり、今までの1.8Lからパワーアップ。


今まで使っていたもの(型式:DCE-6515)と比べ丸みをおびたデザインに変わりました。
旧型(DCE-6515)との比較。左が旧型、右が今回購入のIJC-H65。

スペック比較

品番 IJC-H65 DCE-6515 IJD-H20
発売日 2018年4月 2016年2月 2018年3月
タイプ コンプレッサー式 コンプレッサー式 デシカント式
除湿能力(木造) 8畳 8畳 3畳
除湿能力(プレハブ) 12畳 12畳 4畳
除湿能力(鉄筋) 16畳 16畳 6畳
1日あたりの除湿能力 6.5L 6.5L 2.2L
消費電力 184W 175W 300W
電源コード長さ 1.8m 1.8 m 1.6m
タンク容量 2.5L 1.8L 2.0L
幅x奥行x高さ(mm) 319x204x535 290x190x477 165x325x510
重さ 9.7kg 9.3 kg 4.4kg
フラップ 自動スイング 手動 手動

※電源周波数(西日本)60Hzでのスペック
トヨタホームはプレハブに該当しますので12畳までの除湿能力があることになります。

参考 IJC-H65:https://www.irisohyama.co.jp/products/electrical-appliances/seasonal-appliances/dehumidifier/compressor-type/clothes-drying-dehumidifier-6.5l

参考 DCE-6515:https://www.irisohyama.co.jp/seasonal/dehumidifier/dce-6515.html

旧型DCE-6515からパワーアップした点はタンク容量とフラップの自動スイング機能でしょうか。
型番的に正式な後継機でないため比較は難しいですが、タンク容量が増えたことは地味に嬉しいです。
スペックで気になる点はサイズが大きくなり消費電力と重量が若干ではありますが増えてしまったことでしょうか。
実際に設置してみたところ、そこまでの違和感はありませんでしたので、今まで通り気にせずそのまま使えそうです。

今回購入したIJC-H65の購入価格はAmazonで12,420円でした。(ブラックフライデー2020で購入)

除湿機のタイプ

除湿機にはコンプレッサー式デシカント式という2つの機構によるタイプの違いがあり、我が家では1台目~3台目まで全てコンプレッサー式のものを使用しています。

コンプレッサー式の最大のメリットとして電力消費が少ない点が挙げられ、夜は稼働しっぱなしのため、効果は大きいです。
コンプレッサー式の欠点として、冬場気温が下がったときに除湿能力が落ちることが挙げられますが、そこはサーキュレータとの併用でカバーしています。

下記にコンプレッサー式とデシカント式の差をまとめました。

それぞれの方式でメリット・デメリットが存在するため、使用環境に応じて選択する必要がありますね。

コンプレッサー式

特徴、内部構造

空気を冷却することにより発生する結露を利用しお部屋の空気の水分を取り除きます。
製品内部で冷媒を循環させ、湿った空気を冷やして水滴に変える事によりお部屋の空気を除湿します。
メリット

・高温時の除湿能力が大きい。(湿気の多い梅雨、夏場に効果を発揮します。)
・(デシカント方式と比較して)消費電力が少ない。
デメリット

・低温時に除湿能力が落ちる。(冬場の除湿は不向き)
・運転音(振動音)が大きい。
・コンプレッサー内蔵の為に本体重量が重い。

デシカント式

特徴、内部構造

製品内部のゼオライト(乾燥剤)に水分を吸着させることにより、お部屋の空気の水分を取り除きます。水の吸着と放出に優れた多孔質乾燥剤を用いて空気中の水分を吸着させ、ヒーターの熱により、乾燥した空気を吹出します。吸着した水分は、熱交換器で水滴となってタンクにたまります。
長所

・衣類乾燥に優れている。低温時の除湿能力が大きく冬場でも除湿能力が落ちない。
・軽量、コンパクトで運転音が静か。(コンプレッサーを内蔵していない為)
デメリット

・ランニングコストが高い。(ヒーターを使用する為に消費電力が大きい)
・室温上昇が大きい。(除湿運転時にはヒーターを使用する為)
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まとめ

・2畳という広さは子供が大きくなってくると狭く感じる
・洗面所の収納は工夫して少しでも多く確保を(特にタオルの収納)
・お風呂上りに着る衣類系を入れるトール収納があると大変便利
・除湿機はパワーのあるコンプレッサー式がお勧め
・室内干しの場合、速乾を心掛け、雑菌を繁殖させない工夫を

2畳という広さは特に不便を感じませんが、子供2人と大人の3人が同時に使う場合狭く感じます。(家族4人だと窮屈)
洗面所は広ければそれだけ快適となりますが、他スペースへの圧迫にもなるため、理想のサイズにするには全体の床面積を広げるか、他のスペースを小さくする必要があります。

2帖という広さが床面積的にもバランスがとれている

現時点で収納には満足していますが、洗面所は意外と収納が必要なことが分かりました。
洗面所の大きい、小さいにかかわらず、家の設計時に出来るだけ収納を設けた方が良さそうです。
また、家族用の下着等の収納として、分類が出来るトール収納は1つあった方が良いでしょう。

備え付けではなくても良いのでトール収納を1つは設置したい

洗面所で室内干しを検討されている方は除湿機の導入をお勧めします。
除湿機の効果は絶大で、室内干しの際、それがあるとないとではかなり乾きに差が出てきます。
洗濯物の渇きが遅いと生乾きで衣類が臭くなってしまいます。
生乾きを防止するために出来るだけ素早く乾燥させる必要があります。
また、サーキュレータを併用することでさらに乾燥を強めることが出来るためお勧めです。
室内干しを多用される方はサーキュレータ必須と言ってもよいでしょう。
サーキュレータの種類はパワーのあるコンプレッサー式のものをお勧めします。
冬場は室内が低温になることで除湿能力が落ちますが、全く除湿が出来ないというわけではなく、冬でも問題無く使用できます。
冬場の除湿能力の低下が気になるようであれば、別途サーキュレータを設置し、その風を強めに当てることで十分な乾燥効果を得られます。

室内干しにはパワフルなコンプレッサー式の除湿機がお勧め。
除湿効果が落ちる冬場はサーキュレータの併用で対策を。

他の居住スペースと比べ、拘る部分が少ない洗面所ではありますが
家づくりにおいては、広さと収納だけ押さえておきたい所です。

今回は我が家の洗面所を紹介させていただきました。
皆様の家づくりにおいて少しでも参考になれば幸いです。

やふ
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/

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