Web内覧会の第6回目はトイレと収納を紹介します。
・トイレの臭い・音対策は?
・トイレに手洗い場は必要?
・トイレは家にふたつ必要?
トイレの位置・外観
まずは一階、二階各トイレの位置と外観を紹介します。
一階トイレ
一階トイレは風呂場の隣に位置し、LDKとは扉を隔てたホールの奥にあるのでトイレの音は全く気になりません。
リビングとキッチン、各方面からトイレへ行くことができます。
一階のトイレは来客が使用することを考えて、手洗い場とカウンター、鏡、扉付き収納を作りました。
・来客に対して
手洗い場はわざわざ洗面所までいかなくても良いように、鏡は身だしなみを整えるために使っていただけるように設けました。
また、収納は扉付きとすることで、トイレ用品を隠すことが出来ます。
鏡は来客(特に女性)に評判が良かったです。
二階トイレ
二階トイレは書斎の南側に位置します。
二階トイレの位置に特に拘りは無く、間取りの関係でこの位置に落ち着いています。
音に関して、トイレのドアが閉まっていれば気になりませんでした。
二階トイレは東側に窓があり、二階ホールの窓は北側二箇所しかないため、トイレのドアを開けておくことで必要な明るさを確保できています。
トイレの仕様
見た目をスッキリとしたかったため一階、二階ともにタンクレスのトイレを採用しました。
一階トイレ
一階は来客も使用するため、少しグレードを上げてフルオート便座(センサーにより自動で蓋が開け閉めできるもの)にしました。
メーカーはリクシル、品名・グレードはサティスS6です。
一階トイレは来客も使用することになるので、汚れや匂いに注意し、全体を綺麗に保つ必要があります。フルオート便座は便器の蓋を常に閉めておけるので臭いを封じ込めるには最適です。
二階トイレ
二階トイレはパナソニックのアラウーノS(CH1011WS)を採用しました。
2013年当時、こちらの型番はトヨタホームのカタログに無かったため、別注でのトイレとなりました。
アラウーノを採用した理由として、中性洗剤による自動洗浄に魅力を感じたからです。
二階トイレは掃除をする機会が一階に比べ少なくなると考え、少しでも掃除を楽にしたいと思いました。
中性洗剤による自動洗浄はなかなか強力で汚れが溜まりにくい感じでした。
ただ一度汚れが溜まるとかなりしつこい汚れとなるため、自動洗浄対応といってもこまめな掃除は必要でした。
自動洗浄も万能ではありませんのでこまめな洗浄を心掛けましょう。
トイレの拘りポイント
トイレの拘りポイントは以下の7点です。
- 壁面収納
- トイレの床材
- インテリアリモコン
- 二階トイレに手洗いカウンター
- 二階トイレの棚
- トイレを賑やかな空間にする
- 芳香剤
壁面収納
トイレで拘ったポイントの一つとして壁面収納があります。
壁面収納は階段下のデッドスペースを利用しています。
収納の棚は三段あり、幅:約48cm×奥行:約28cm×全長:約55cmで十分な大きさです。
隠したいトイレ用品は、百均でツッパリ棒とカーテンを買ってきて写真のように上二段目までを目隠ししています。
壁面収納にトイレットペーパーを収めておけばサッと取り出すことが出来て大変便利です。
壁面収納以外にも手洗い場の下に扉付きの収納を作りました。
主に掃除道具と消臭スプレーを入れています。
掃除道具はすぐに取り出せて使える位置に収納するのが良いでしょう。
特に液体洗浄剤の「まめピカ」は簡単に便器の汚れを落とせて同時に除菌が出来る大変便利なクリーナーです。
使いたい時にすぐ取り出せて、汚れた部分に洗浄液を噴きかけ、擦るだけで汚れが落ち綺麗になります。
収納はなるべく目立たず、そして必要分だけの収納容量としました。
あと、便器ブラシのみ、大きさの都合上、収納することができないため外側に置いてあります。
一階トイレの便器ブラシはIKEAで購入したもので、アイアンっぽい素材にワンポイントのデザインが気に入っています。
ブラシの先端は交換できる仕様のため、2013年の新築当初よりずっとこれを使っています。
トイレの床材
トイレの床材はDMアートフロアを採用しました。
石目調で見た目が良い床材です。
一階トイレには白系のビアンコ柄を、二階トイレには黒系のネロマルキーナ柄を採用しました。
本物の大理石ではないので表面の質感は落ちますが、近くでじっと見ない限り大丈夫でしょう。
ピカピカに磨いた大理石をイメージしているとがっかりしますのでそこは注意です。
しかし、床材としての耐久性は高く、何回かスマホ等硬いものを落としたりしましたが傷は付きませんでした。
水まわりにも強い床材のようで、トイレと洗面室で採用しましたが、新築から7年近く経った今でも劣化無く綺麗な状態を保てています。
インテリアリモコン
一階トイレのリモコンはインテリアリモコン(紙巻器と組み合わせて一体化できるリモコン)を選びました。
標準の壁リモコンと違い、視線が下側になるので見やすく操作しやすいです。
二階トイレに手洗いカウンター
二階トイレのアラウーノSはタンクレストイレの為、二階にも手洗いカウンターを付けました。
手洗いカウンターの奥行は90cm、幅は10cmで時計やスマホなどちょっとしたものであれば置くことが出来ます。
こちらのアラウーノSですが、手洗いの配管はトイレの配管と共通になっており、排水管は一つで済むのが大きな特徴です。
二階に手洗い場は必要と考えており、特に子供が小さいうちは必須と感じました。
おむつの交換後は当然手を洗うことになりますし、冬場は加湿器を使いますので、その水補給に大変便利です。
また、便器上に手洗い場があるトイレの場合、小さい子どもだと手が届きませんが、手洗い場の場合だと手が届くので普通に洗うことが出来ます。
以上のように二階の手洗い場は非常に重宝しています。
二階トイレの棚
二階トイレ奥の壁際には、一段ですが床から1mの高さに棚を設け、トイレットペーパーやクリーナー等を置けるようにしました。
幅は約95cmあるため十分なスペースです。
二階トイレは家族だけが使用するトイレですので、トイレ用品を扉で隠す必要は無く、見える形で置かれています。
・家族だけが使用するトイレにはトイレ用品を隠す必要は無し
・扉のある収納を作るとそれだけお金が掛かるので、作らないことで費用の節約となる
二階トイレは収納がありませんので、ドア上につっぱり棒の棚を作りました。
つっぱり棒は緩みで落ちてくる可能性があるのであまり重い物を載せられないので不便ですが、ブラシの予備を置いたりできるので目立って困るものを置くと良いでしょう。
部品も1,000円程度で売っているのでお勧めできるアイテムです。
トイレを賑やかな空間にする
一階トイレには妻が作ったパズルがいくつか飾ってあります。
その他、フェイクグリーンを置いたり、猫のウォールステッカーを壁に貼ったりと雰囲気を賑やかにして見た目を楽しんでいます。
芳香剤
芳香剤は最近流行りのスティックタイプのものにしています。
スティックの本数で匂いの強さを調整できるのが気に入っています。
我が家のトイレでは4本での運用をしており、程よい芳香剤の効果となっています。
匂いは違いますが玄関やリビングにも置いています。
トイレは二つ必要?
結論からいうと一人暮らしでない限り、トイレは二つ必要と感じます。
最近は一階と二階にそれぞれトイレがあるのは当たり前になりました。
知り合いが家を建てる際、トイレは1個、2個どちらが良いか聞かれたことがありましたが、その時は絶対二つ必要だよと伝えました。
当然トイレを増やせばそれだけ費用が掛かりますが、一人暮らしでない限りトイレは最低2つは必要でしょう。
我が家は4人家族ですが、タイミングが重なることが多くありました。
特に子供を含めた家族がいる場合、一階と二階それぞれにトイレがあるのがベストといえますね。
まとめ
1.トイレの臭い・音対策
トイレは臭いと音の対策としてLDKから扉を隔てたところに配置しましょう。
少しでも臭いや音が気になるようでしたら扉を1枚隔てるだけで全然違ってきますのでお勧めです。
また、蓋の自動開閉はあった方が便利ですが、トイレを綺麗にしていれば問題有りません。
来客が使用する可能性のあるトイレには収納を作り、トイレ用品をなるべく目に触れない場所に収納するのが良いでしょう。
二階トイレには収納が無くても良いですが、ツッパリ棒などで高所に棚を設け、トイレ用品を置けるようにすると収納スペースが増え、便利になります。
鏡は来客が使用するトイレにあると喜ばれますね。
2.トイレに手洗い場は作るべきか
手洗い場について、以下に当てはまる方は検討すると良いでしょう。
・おむつ交換後、すぐに手を洗いたい
・こまめに子供の手洗いをさせたい
・楽に加湿器の水補給をしたい
我が家では一階トイレ、二階トイレともにタンクレスのトイレの為、手洗い場の設置は必須でしたが、結果として便利に手洗いが出来ているので作って正解でした。
3.トイレはふたつ必要か?
3人以上の家族の場合、トイレは一階と二階に設置は必須でしょう。
トイレが1つで良い場合は一人暮らしか多くても二人暮らしまでと感じます。
実際に我が家での使用状況からみて、3人以上の家族の場合、トイレへ行くタイミングが重なりやすく、1つでは足りないと感じます。
新築される方は無条件で一階と二階に一つずつトイレを配置するのが良いでしょう。
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