内覧会第3回目は我が家の和室を紹介します。
収納及び家事動線を意識した和室となっています。
・和室の広さで迷っている
・和室のお勧め設置場所は?
・畳の種類・大きさで迷っている
和室について
和室はリビングの北側に面しており、収納スペースを広く取り、段差が無くリビングとのつながりを重視した開放的な和室となっています。
リビングとのつながりはとても重要と感じており、リビングの延長上として利用できるのが気に入っています。
段差を設け、そこに収納を作る場合がありますが、我が家ではリビングとの繋がりを重視して段差は無しにしています。
また、和室に入って両側にそれぞれ押入れを設けました。
和室の広さ
和室の広さは4.5帖+αを確保しました。
タタミ部分以外に板の間が左右に2箇所ありますので、実際には4.5帖より若干大きい間取りとなります。
板の間の合算帖数は0.9帖です。(吊押入れの下部分は帖数に含まない)
リビングとは隣合わせですので、広々と使えとても便利です。
和室は4.5帖もあれば、子供を寝かしつけるのはもちろんのこと、家族4人で寝たり、洗濯物を畳んだりと広さに困ることはありません。
和紙畳
和室の床は琉球畳風のフチなし半畳タタミで、9枚使用しています。
ダイケンの健やか畳(和紙畳・本間)を採用しました。
見た目はシンプルな畳ですが、畳の向きをかえて配置をすれば、写真のような市松模様となります。
また、和紙畳は本物の”い草”ではないため、畳本来の匂いを楽しむことは出来ませんが、耐久性はこちらの方が上でメンテナンス性が高いのが魅力です。
また、カラーバリエーションが豊富なのも特徴で、モダンなデザインにマッチします。
和室の畳は特に拘りがなければ、高耐久な和紙畳を採用するのが良いでしょう。
和紙畳は高耐久でメンテナンス性が良好です。
そしてカラーバリエーションが豊富なので様々な場面に合いやすく採用しやすいのが特徴です。
リビングとの仕切り
天井まである3枚の引き戸を採用しました。
引き戸3枚全てを端に寄せて開けた状態にすれば、解放感ある部屋を保て、リビングとの繋がりも良好です。
また、引き戸3枚全てを閉めるとプライベートな空間に変化するため使い分けができ便利です。
和室とリビングの仕切りは天井まである引き戸を採用することで、開放感とプライベート感の両方を実現できます。
収納について
和室収納は吊押入れと和押入れの2つを作りました。
吊押入れ
吊押入れとは収納を50cm程吊り上げたもので、収納の下にスペースが生まれ、床面積が増えることで部屋を広く見せることが出来ます。
吊押入れには、ハンガーパイプを取り付けてあり、普段使いの服(妻以外)を入れています。
ここより取り出してさっと着替えることが出来ます。
二階のWICまで服を取りに行かなくて済むのでとても便利です。
吊押入れの左側にある板の間には子供用の箪笥を置いています。
この板の間スペースは色々便利に使用でき、3月には箪笥を別の場所へ移動させ、代わりにひな人形を飾っています。
子供用の箪笥は乳幼児の際は大活躍でしたが、今ではあまり使わなくなってきたため、近日撤去の予定です。
吊押入れは下スペース分の床面積が増える為、部屋を広くみせることができます。
和押入れ
どこの和室にでもありそうな標準的な押入れです。
子供のおもちゃや来客用の寝具、片付けた雛人形等を収納しています。
和押入れは2段あり、下段は階段下のスペースを利用していますので、さらに奥行があります。
和室の収納は階段下スペースを利用するとより広くスペースが取れて便利です。
家事動線
和室は家事動線を意識した配置となっています。
ダイニング前の洗濯物干し場から取り込んだ洗濯物は一旦和室におかれ、そこで整理され、各収納へ届けられます。
このリビングとの繋がりも便利で、洗濯物は和室で畳みますが、日常の服はそのまま吊押入れへ入れられ、下着類だけ洗面室にある収納へもっていきます。
家事動線を意識することで、日常の家事が少しでも楽になればと思い現在の配置となりました。
和室の配置と収納は家事動線を意識した配置を。
服を収納する上で、和室の収納はとても便利。
和室からの眺め
吊押入れの下側には上写真のようにスペースがあります。
そのスペースにFIX窓を設置し、外を眺めることが出来るようになっています。
窓のすぐ外側には植栽があり、夜はスポットライトで照らしています。
この窓からみえる景色は風流がある感じでお気に入りの一つです。
玄関前と和室前にスポットライトを1個ずつ設置しています。
外からは植栽の影が建物に映し出され見栄えが良くなります。
設置物
和室には加湿器とウェブカメラを設置しています。
加湿器は小さいタイプなので、LDK全体を加湿というわけにはいきませんが、周辺は程よく加湿出来ています。
ウェブカメラはリビングの様子を伺うことが出来る位置に置いています。
冬場はカーペットを敷くことで、和紙畳特有の冷たさを回避できています。
冬場の冷たい畳にはカーペットでの対策がお勧め
和室の必要性
和室の必要性として、リビングとの繋がりがある和室であれば有りだと思います。
逆に独立した和室であれば目的がない限り不要と感じます。
独立した和室は来客用には良いですが、普段の生活においてはほぼ使うことがありません。
逆にリビングと繋がりのある和室であれば利用しやすく、子供を寝かしつけたり、洗濯物を畳めたりと非常に便利です。
まとめ
(1)リビングと隣合わせの和室がお勧め
(2)和室は4.5帖あれば十分
(3)畳は耐久性の高い和紙畳がお勧め
(4)吊押入れは部屋を広く見せることが出来る
(5)冬場はカーペットを敷き寒さ対策を
(6)家事動線を意識した配置と収納を
和室に対して特に拘りがないとしても、リビングと隣り合わせの和室にしておけば失敗はないでしょう。
隣り合わせにすることで、LDKの広さに和室分が上乗せされ、とても広い空間となります。
リビングと隣り合わせの場合、和室の大きさは4.5帖もあれば十分でしょう。
和紙畳は耐久性とメンテナンス性が高いのでお勧めですが、冬場は冷えますので、カーペットを敷くなど寒さ対策をすると良いですね。
可能であれば家事動線を意識した和室の配置、収納を考えましょう。
奥様に喜ばれること間違い無しです。
今回は我が家の和室について紹介させていただきました。
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