長年愛用していたDenonのヘッドホンAH-D1000の劣化が進み、新しいヘッドホンを探し始めた私。家電量販店を巡り、ついに理想のヘッドホンと出会いました。今回は、その素晴らしいヘッドホン、オーディオテクニカの「SOLID BASS ATH-WS1100」をご紹介します。
- PCやPS5で使用するヘッドホンを探している方
- 低音も高音も、どちらも高音質なヘッドホンを求めている方
- ヘッドホンケーブルが着脱式である方が良い方
メーカー・機種

今回ご紹介するのは、オーディオテクニカの「SOLID BASS ATH-WS1100」です。発売から時間は経っていますが、その音質の良さには驚かされました。

参考:https://www.audio-technica.co.jp/product/ATH-WS1100

選定ポイント
私がヘッドホンを選ぶ際に重視したのは以下の点です。
- 完璧を求めず、低音・高音ともに迫力と高音質を兼ね備えていること。
- PCとPS4の両方で使用できること。
- 価格は2万円程度まで。
スペック
主なスペックは以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
型式 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー | φ53mm |
出力音圧レベル | 100dB/mW |
再生周波数帯域 | 5~40,000Hz |
最大入力 | 1,000mW |
インピーダンス | 38Ω |
質量(コード除く) | 約281g |
入力端子 | φ3.5mmステレオミニジャック |
付属品 | コード(着脱式):片出し1.2m(φ3.5mm金メッキステレオミニプラグ/L型)、ポーチ |
別売 | 交換イヤパッド HP-WS1100、ヘッドホン用着脱ケーブル HDC1133/1.2 |

この製品の特長は、5Hzから40,000Hzという幅広い再生周波数帯域にあると言えるでしょう。
梱包状態
配送用の段ボールを開けると、「Hi-Res AUDIO」のロゴが目を引くカラーパッケージが登場。ヘッドホン本体は黒い布に包まれており、開封時から高級感が漂います。



外観
派手すぎず落ち着いたデザインながら、アルミ部分の仕上がりは非常に高級感があります。

精巧な作りで、とても格好良いです。

ケーブルが着脱式なのは大きなメリットですね。

レザーの質感は標準的ですが、耐久性には期待したいところです。できれば5年以上は使いたいと考えています。
細部に型式のロゴがあります。

ヘッド部分にはメーカー名の記載。

価格
価格は2万円台前半と、決して安価ではありません。私自身、初めての2万円超えのヘッドホンでしたが、その音質の差には驚かされました。
私はノジマオンラインで**21,375円(税込)**で購入しました(2020年6月8日時点)。現在は若干値上がりしているようです。延長保証はつけませんでした。発売から5年以上経っており、販売価格が底値だと感じたため、購入に踏み切りました。
購入の参考
比較機種
以前使用していたDENONの「AH-D1000」は8,000円前後で購入しました。この機種もスペックが高く、価格.comでの評判も上々です。音質には特に不満はありませんでしたが、経年劣化によりレザー部分が剥がれてしまう状態でした。しかし、使用上の耐久性は高く、音が出なくなるなどのトラブルは一切ありませんでした。

対抗機種
購入を最後まで迷ったのは、同じオーディオテクニカのモニターヘッドホン「ATH-M50x」です。モニターヘッドホンとして非常に評価が高く、価格帯も近いため、実際に店舗で試聴するまではどちらにするか判断できませんでした。
参考:https://www.audio-technica.co.jp/product/ATH-M50x

購入理由
家電量販店で実際に様々なヘッドホンを試聴し、この「SOLID BASS ATH-WS1100」が最も自分に合っていると直感しました。モニターヘッドホンは音をそのまま出す点に優れていますが、味付けが全くないため、私には物足りなく感じました。
その点、このSolid Bassシリーズは、低音強化を謳っているものの、下品ではない落ち着いた低音でありながら、高音域も解像度高く表現できる点が素晴らしかったです。
使用感
装着感
DenonのAH-D1000と比較すると圧迫感は増しますが、これはより密閉性が高まっているためだと感じ、特に問題ありません。
音漏れ
仕様上は密閉型ヘッドホンですが、完全な密閉型ではないため、モニターヘッドホンのTHX-Xシリーズ(※ATH-M50xのことでしょうか? THX-Xシリーズだと伝わりにくいかもしれません)と比べると音漏れは若干気になります。静かな屋外での使用は気になるかもしれませんが、自宅での利用であれば全く問題ないレベルです。
接続
PCからアナログケーブルでスピーカー(ONKYO:GX-100HD)に接続し、そのスピーカーのアウトプットから聴いています。スピーカーを介しているため多少のロスはあるかもしれませんが、音質の向上は十分に実感できています。
音質
私はPCでの動画・音楽視聴、ゲーム、PS4でのゲームと多用途に使用するため、オールマイティに使えるヘッドホンを探していました。まさにその要求に応えてくれたのが、この「SOLID BASS ATH-WS1100」です。自然な低音と高音をハイクオリティな音質で鳴らしてくれます。
感想
以前使用していたDenonのAH-D1000との比較になりますが、「SolidBass」に替えてから劇的に音質が良くなりました。音の解像度が向上したのはもちろんのこと、音が非常にクリアになったと感じています。価格やスペックの違いはありますが、約10,000円の価格差は明らかにあると実感しています。PS4でのゲームも音の迫力が増し、大変満足しています。
私のようにPCでゲームや音楽、動画、そしてPS4と多様な用途でヘッドホンを使用する方にとって、この「SolidBass」は非常にマッチしたヘッドホンだと感じています。
まとめ
PCやPS5で使用するヘッドホンでお悩みの方には、間違いなくこの「SOLID BASS ATH-WS1100」をおすすめします。低音域と高音域がバランス良く、クリアな音質でオールマイティに活躍できるヘッドホンです。ぜひ購入検討の選択肢に入れてみてください。

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