1階編では採光重視の間取りでしたが、2階も採光重視であるコンセプトは変わりません。我が家の2階の間取り計画についてご紹介致します。
間取り
我が家の2階の間取りは至ってノーマルですが、部屋は書斎のみを北側に配置し、主寝室と子供部屋2つは日当たりが良い南側に配置しました。
子供部屋は広く使えるように真ん中の仕切り壁は無しにしています。
2階のフローリングについて
2階は書斎を除く全ての部屋にハイパーフロアシストSを採用しました。(写真はライトブラン色)
このハイパーフロアシストSですが、かなり傷に強い床材で、少々の衝撃では傷が付きません。
また、板1枚の幅が広く、フローリングの繋ぎ目部分が減るので、部屋がすっきりして広く見えます。
デメリットとしては、無垢材や突板仕様とは違い、同じ模様の部分があるので、よく見るとプリント板であることが分かってしまいます。
ただ、肌触りはそこまで悪くないので、対衝撃の強さを考えるとかなりお勧めの床材ですね。
フローリングの色
主寝室・・・ダークブラウン
その他・・・ライトブラウン
主寝室のみ落ち着いた色のダークブラウンとし、その他は全てライトブラウンで統一しています。
階段がライトブラウンなので繋がりの統一性を持たせました。
主寝室
まず最初に計画したのは、夫婦の寝室です。
広さ
ワイドダブルベッド1台+ベビーベッドを置く予定をしていましたので、最低8帖は欲しいと営業さんに伝えてありました。
打ち合わせの際、8.5帖での間取りが出てきて大きさ的には十分だったため、家が建つまで特に大きさが変更になることはありませんでした。
入居後に、トヨタグループであるアイシン精機からのプレゼントでシングルベッドが届いたので、ワイドダブルベッド+シングルベッド、ベビーベッドの3台が部屋に入った形となります。
これだけ入っても窮屈でなく、程よいスペースがあり、この8.5帖という大きさには満足です。
部屋の位置
主寝室の位置は、南東または南西を希望しておりましたが、南西に決定しました。
位置的に夏場の西日が気になる所ですが、そこは窓を小さくすることで対応しました。
窓の大きさ
主寝室も日当たり重視ですので、幅2.5mのハイサッシ窓を採用しました。
この2.5mというのは1階リビングの窓と同じ大きさで、主寝室はちょうどリビング上に位置しますので、窓の幅を揃えることで外観の見栄えが良くなると営業さんよりアドバイスをいただきました。
カーテン
※写真はダイニング前のものになります。
縦型ブランドを採用し、少し落ち着いたイメージを演出しました。
普通のカーテンとは違い、光が入る隙間を調整できる為、就寝時に少し隙間を開けておくと、起床時、朝日が入ってきて気持ち良く起きられますよ。
この縦型ブラインドは寝室にはとてもお勧め出来ます。
その他オプション
壁際に腰位の高さに物を置けるカウンターを設置しました。
携帯や目覚まし時計等を置いています。
ピクチャーレールも取り付けましたので、夫婦でお気に入りの絵やパズルを飾っています。
ウォークインクローゼット
2番目に計画したのはこのウォークインクローゼットです。
ウィークインクローゼットは、家計画当初から妻より強い希望がありました。
広さは設計さん任せでしたが、広すぎず狭すぎずな大きさで3.1帖を確保出来ました。
両サイドにはハンガーパイプを取り付け、たくさんの衣装を掛けることが出来ます。
床材は主寝室から続きのハイパーフロアシストSのダークブラウン色を採用しています。
左側には色々なものが置けるように3段棚(板2枚)を、右側には2段(板1枚)の棚を設けました。
左側の棚はちょうど腰位に棚板があるので、少し高さがありますが、PC机としても利用できます。
妻はここにノートPCを置いて、書斎のように使用しています。
書斎
3番目に計画した部屋は書斎です。
この部屋は私自身が熱望しました。
広さ的には2帖もあれば良かったのですが、なんと3.6帖も確保出来てしまいました。
3.6帖もスペースを取ってしまいましたが、特に反対無く了承してもらった妻には感謝です。
このスペースがあれば、幅1.8m+1.0m(L字)の大きな机も十分置けてしまいます。
机は、実家でも使用していたファントーニGTというイタリア製の机です。
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引っ越しの際に新居へ移動させました。
かなり頑丈な机で、使用してから12年程経ちますが、ガタツキや揺れは全くありません。
余裕で20年を超せそうな勢いで一生ものの机になりそうです。
パソコン机としてはかなり優秀な部類になりますね。
本棚も天井まであるものを2台設置し、書籍の収納もばっちりです。
ちなみに床材はここだけはフローリングではなく、カーペットを採用しました。
PC机を設置するということで、椅子は車輪の付いたものを使用することになるため、フローリングでは傷が付きますが、カーペットだと傷の心配が無い為、傷に神経質にならず済みます。
この書斎というプライベートエリアは一人でいたい時や、趣味に没頭したい時、あとあまりない方が良いですが夫婦喧嘩した時等に大活躍です。
書斎は2帖もあれば機能しますので、少しでも興味のある方は思い切って作った方が満足度が高いですよ。
子供部屋
子供は2人を計画していましたので、2部屋作りました。
1部屋6帖前後で計画していましたが、最終的には5.4帖となりました。
1つの広い空間として活用
間仕切り壁は作らず、合計10.8帖の広い部屋として活用を考えてました。
その活用方法として子供が小さいときは、姉弟で一緒に遊ぶから広い空間が必要だろうと考えており、壁を無しにしたわけですが、実際はほとんど1階で遊んでいる・・・!という悲しい?現状でした。
ただ、新居に引っ越した際、物が片付くまで物置部屋としてかなり便利に活躍したのでまあ良しと考えております。
下の子が大きくなり、部屋を持つようになったら、壁で仕切り2部屋に分ける予定です。
納戸
納戸は2.0帖を確保しました。
壁一面に本棚を2台設置しましたが、特に狭くは感じません。
北側に面した部屋ではありますが、縦長の窓を1個設置したことで、思ったよりも明るさが確保出来ています。
また、ここには情報分電盤とセントラル換気扇を取り付けました。
セントラル換気扇のデメリットして、装置自体の厚みがあるため、その分だけ天井高が低くなります。
ですので、セントラル換気扇の取り付け位置は、人が頻繁に出入りする部屋は避けた方が無難で、この納戸での取り付けにはもってこいです。
トイレ
1階のトイレは比較的大きく作りましたが、2階のトイレは家族だけが使用するので狭くて問題ありませんでした。
ただ、手洗い場は欲しかったため、手洗い場付きのアラウーノを採用しました。
この手洗い場のアラウーノはトイレの配管と手洗い場の配管を共用できるので、1階へ下ろす配管は一つで済むのもかなりのメリットです。
まとめ
- 主寝室は夫婦用ベッドとベビーベッドを置くならば8帖の広さは欲しい
- プライベートエリアである書斎は狭くてもあった方が何かと便利
- ウォークインクローゼットは3帖以上がお勧め
- 納戸は2帖あれば十分
- セントラル換気扇は天井高を下げるので納戸に設置がお勧め
- トイレは手洗い場の配管がトイレと共用のアラウーノがお勧め
- 2階の子供部屋では子供達はあまり遊ばない
2階の間取りについて概ね満足していますが、項目7.は唯一後悔したポイントで、子供達はほとんど1階で遊んでいた為、子供部屋の仕切り壁は最初から作っておいた方が良かったと感じています。
今回は、トヨタホームで建てた我が家の2階を紹介させていただきました。
皆様の間取り計画の参考になれば幸いです。
よろしければ1階編もご参照ください。
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