「物置が欲しい!」と思いながらも、なかなか行動に移せず10年。ついに念願のヨドコウ物置を設置しました!実家での長年の使用経験から、その品質と使いやすさに太鼓判を押せるヨドコウ製を選んだ我が家。
今回は、子どもの自転車収納も兼ねて、サイクルポートも追加設置しました。そのおかげで、家の周りが劇的にスッキリ!
マイホームの外構計画の中で、意外と後回しにされがちな「物置」や「駐輪スペース」ですが、実は日常の快適さに大きく関わる重要な部分だと改めて実感しています。

エルモコンビって何?ヨドコウの物置+駐輪スペース一体型モデル
我が家が選んだのは、
物置:LMD-2222(間口2,220mm×奥行2,220mm)
駐輪スペース:LKD-1522(間口1,520mm×奥行2,220mm)
という組み合わせ。
横幅は約3.7m、奥行は2.2mと、ちょうど軽自動車1台分くらいのスペースです。
ヨドコウ物置の公式サイトからは、図面やCADデータ(DXF・PDF)、組立説明書を自由にダウンロード可能です。
商品のCAD データ(DXF・PDF)・組立説明書を自由にダウンロード
なぜヨドコウ物置を選んだのか?費用を抑える秘訣

物置の購入・設置を検討する際、多くの方がホームセンターを候補に入れるのではないでしょうか。しかし、私は外構専門業者に直接依頼することをおすすめします。なぜなら、ホームセンターも結局は外部の業者に作業を委託しているケースが多く、中間マージンが発生して費用が高くなりがちだからです。直接依頼することで、納得のいく価格で設置することができました。
設置場所と外構業者への依頼内容
設置場所は、以前から駐車場の横に広がっていた砂利敷きのデッドスペースでした。ここをどう活用するか考えていたところ、今回のエルモコンビがまさにジャストフィット!念願の物置+駐輪場として有効活用することにしました。
- エルモコンビ(物置+サイクルポート)設置
- 物置側の地面:砂利敷き
- 駐輪スペース側の地面:土間コンクリート施工(メッシュ込み)
さらに、防犯対策として物置内部に屋内用のIPカメラを設置しました。

費用合計:エルモコンビと土間コンクリートの実際にかかった金額
我が家がエルモコンビ(LMD-2222+LKD-1522)の設置にかかった費用は、施工費を合わせて396,000円(税抜き)でした。
これは2023年9月時点での金額で、価格(税抜価格)は以下の通りです。
型番 | 価格 |
---|---|
LMD-2222物置・LKD-1522駐輪場 | 336,000円 |
施工費 | 60,000円 |
合計 | 396,000円 |
なお、同時に施工した土間コンクリート(面積:19.24㎡)についても参考までにご紹介します。こちらの費用は144,852円(税抜)でした。
2025年5月現在では、物価や人件費の上昇により、若干価格が上がっている可能性がありますが、あくまで当時の実績としてご参考になれば幸いです。
品名 | 数量 | 単価 | 金額 |
---|---|---|---|
型枠組 | 18m | 800円 | 14,400円 |
土間コンクリート | 19.24㎡ | 7,300円 | 140,452円 |
合計 | 144,852円 |
建設中の写真です。。物置部分の地面は砂利にして、サイクルポート部分は土間コンクリートにしました。


物置の中身を徹底公開!意外なものまで収納可能?
それでは、実際にどんなものを収納しているのかをご紹介します。
■ タイヤ4本(1台分)
タイヤにはカバーをかけた状態で、4本をそのまま平置きしています。
タイヤは紫外線や湿気に弱いため、物置内でも紫外線の影響があると考え、少しでも劣化を防ぐ目的でタイヤカバーを使用しています。
ホームセンターなどで販売されている「タイヤストッカー(スチールラック)」を活用することも検討しましたが、我が家ではシンプルに平置き収納を選びました。
■ 季節家電(扇風機・加湿器・ヒーターなど)
季節外の家電製品もここに収納しています。
例えば、春〜秋は石油ファンヒーターや加湿器を、冬〜夏は扇風機や冷風機などを収納することで、室内収納の圧迫を防げます。
■ 掃除機・清掃用品
コードレス掃除機(サブ機)や、外掃除用のほうき・ちりとりなどもまとめて収納。
掃除機の充電が必要なため、防犯カメラとあわせて電源も1口設置しました。
■ 工具・園芸用品
DIY用の工具や電動ドライバー、脚立、高圧洗浄機、草刈機など、屋外用アイテムもここに。
扉が観音開きで大きく開くので、かさばる道具もラクに出し入れできます。
■ 非常用備蓄・災害用品
段ボール1箱分の非常食や、カセットコンロ、ポータブル電源なども保管しています。
庫内は比較的温度が安定しているため、直射日光の当たる室内よりも保管に適していると感じています。
デザインと機能性:木目調扉と使いやすいロック

物置の外観には、おしゃれな木目調の扉を採用しました。
家の外観にも自然と馴染み、景観を損ねることがありません。
カラーは「ダークウッド」というシックな木目柄で、外構全体との統一感が生まれ、とても気に入っています。
扉のロックも非常に使いやすく、利用者目線で設計されていると感じました。
ワンタッチで施錠できる仕様も、選んだ大きな決め手のひとつです。
鍵は2個付属しており、日常的な使い勝手にも配慮されています。
物置メーカーとしては、ヨドコウのほかにタクボやイナバといった選択肢もありますが、最終的にはデザイン性と使いやすさの高さからヨドコウを選びました。
購入前にホームセンターなどで実物を確認し、実際に触れてみるのがおすすめです。
私自身も直感的に「これだ」と思えたのが決め手になりました。
サイクルポート活用術:デッドスペースを有効活用!
我が家では、サイクルポート部分を子どもの自転車置き場兼、雨天時の一時避難スペースとして活用しています。
「奥行きのある物置はデッドスペースができて使いにくい」という声をネットで見かけることがありますが、我が家の場合はまったくの逆でした!
特にクロスバイクのような奥行きのある自転車を保管するには、まさに理想的なスペースです。
物置部分には標準で棚が2段付いているため、収納力と整理のしやすさも抜群。
自転車関連の小物もスッキリと収まり、機能性の高さを実感しています。
なお、サイクルポートの地面はコンクリートがおすすめです。安定性はもちろん、清掃のしやすさも格段に向上します。さらに、今回はサイクルポート部分に人工芝を敷き、クッション代わりとして活用。上部が窓のように開いているため、突っ張り棒を使ってカーテンを設置しました。外からの視線対策と日差し除けを両立できる、ちょっとしたDIYアイデアです。加えて、人感センサー付きの照明も追加し、夜間の利便性も高めました。
サイクルポートの地面には隙間なくコンクリートを流し込みました。(写真左)
外裏側にもしっかり流し込んでいます(写真右)


自転車を置く位置には人工芝を敷き、土間コンクリートへのダメージを最小限にします。(写真左)
人感センサ設置で夜間の明るさを確保(写真右)


100V電源の導入で物置の可能性が無限大に!

今回の設置で最もこだわったのが、物置内への100V電源の導入です。カーポートの電源から延長し、床に穴を開けて電線を引き込みました。
引き込み口には、防錆のためシリコンを流し込んでいます。外裏側についても同様に処理を施しました。


地面の配線はレールで隠し、天井側へ配線を持っていき、100Vの電源タップを設置して完了です。


100V電源があることで、物置内に設置した防犯カメラの稼働はもちろん、照明や充電式の芝刈り機なども物置内で充電できるようになり、利便性が格段にアップしました。バッテリー式の照明とは比較にならないほどの明るさで、夜間の作業も安心です。


実際に使ってみると、電池式の照明と比べて格段に明るいので、夜間の作業も本当にしやすくなりました。もう100V電源は手放せませんね。
収納のコツ:フックを活用してデッドスペースゼロ!
物置の壁にはフックを引っ掛けるスペースが設けられており、これが非常に便利です。スコップや自転車の空気入れ、その他のエクステリア部品を吊るすことで、床面積を有効活用し、整理整頓のしやすさが格段に向上しました。


夏場の物置対策:暑さ知らずの快適空間
夏場は天井付近が高温になるため、防犯カメラの動作や物置内の環境が心配でしたが、今のところ問題なく稼働しています。さらに、夏場の快適性を向上させるために、扇風機を設置し、必要に応じて稼働させています。これで真夏でも物置内での作業が苦になりません。



正直、「苦にならない」というのは少し大げさかもしれませんが、扇風機のおかげで作業環境が格段に良くなるのは事実です。
物置をさらに快適にするおすすめアイテム
実際に物置を使ってみて、「これはあった方が良い!」と感じたアイテムをご紹介します。
- 扇風機(夏場):夏場の作業や保管物の熱対策に。
- 延長コード(屋外用):電源の取り回しに便利です。
- 照明(LED推奨):夜間の作業や探し物をする際に必須。
- 100V延長コード:家電の利用や充電に。
- 掃除機(屋外用またはコードレス):物置内の清掃を楽にするために。
まとめ:ヨドコウ物置で叶える理想の収納空間


10年来の夢だったヨドコウ物置とサイクルポートの設置により、我が家の収納問題は一気に解消しました。
単に物をしまうだけでなく、100V電源の導入やフックの活用、夏場の熱対策など、さまざまな工夫を加えることで、物置は単なる収納スペース以上の価値を発揮しています。
屋外用の道具やタイヤ、自転車、そして季節家電など、室内に置きたくないアイテムがすべて収納できるようになったおかげで、家の中もすっきり片付いた状態を保てるようになりました。
「収納スペースが足りない」「自転車置き場に困っている」「見た目も妥協したくない」
そんな悩みを抱えている方には、エルモコンビは特におすすめです。デザイン性と機能性を兼ね備えたヨドコウ物置は、心から「買ってよかった」と思える逸品でした。
これから物置の導入を検討している方は、「何を収納するか」「どのように使いたいか」といった目的を明確にして選ぶことが、満足度の高い設置につながります。
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