ここ最近、EOS RPとRF24-105Lmm F4 L IS USMの出番が多く、それらを気軽に持ち出せるバッグを探していました。Youtubeでカメラバッグレビューをいくつか視聴した際に大容量かつスタイリッシュなPeakDesign(ピークデザイン)のEverydaysling(エブリデイスリング)バッグに興味を持ちました。それは2万円弱とカメラバッグの中では高い方でしたが欲しいという気持ちが日に日に強くなり、購入に至りました。今回は痒い所に手が届くピークデザイン エブリデイスリングの6Lタイプをご紹介します。
・お手軽に持ち出せるカメラバッグを探している
・カメラバッグを探しているがなかなか気に入ったものが見つからない
・カメラバッグのデザインには拘わりたい
・カメラバッグの機能性は高い方が良い
Peak Design Everydaysling について
エブリデイ ラインの中で最も小さく、最も軽いバッグであるまったく新しいエブリデイ スリングは、3L、6L、10L のサイズで提供されるようになったので、毎日のギアや写真ギアを最小限に抑えて外出先で持ち運ぶのに最適なコンパニオンを選ぶことができます。
さまざまなサイズがあり、レンジファインダー カメラからプロのデジタル一眼レフカメラ、レンズ、ノートパソコンまで、さまざまなクリエイティブなセットアップに対応します。Sling のパッド入りクロスボディ ストラップにはクイック アジャスターが付いており、ギアにアクセスするときは緩め、アクティブにハイキングやサイクリングするときは締めることができます。
https://www.peakdesign.com/products/everyday-sling?variant=29742302068780
EVERY DAY SLING
エブリデイラインの中でもっとも小型で軽量なエブリデイスリングに、新しく便利なサイズが登場します。3Lは、ミラーレスカメラ一台だけで身軽に撮影へ行きたいユーザーにぴったりな大きさです。6Lと10Lは、カメラに加えてタブレットや小物を収納できるので、使用の幅が広がります。3Lと6Lはウエストバッグとしても使用できます。10Lは13インチノートPCを収納可能です。
https://www.ginichi.com/shop/g/g131813?itemPerPage=12&dtype=Search&isFilterKeyword=false
また、バッグ外装の400Dナイロンには、100パーセントリサイクル素材を採用しています。豊富なラインナップの中から、自分にぴったりのサイズ、カラーをお選びいただけます。
購入データ
カメラのキタムラはオンラインショップで商品を注文して店頭での受け取りが可能ですので便利です。
価格は円安の影響で段階的に5,000円ほど値上がりしてしまいましたが、それでも買う価値があるバッグだと感じてます。
仕様
Everyday Sling(エブリデイスリング)シリーズは2019年にモデルチェンジして2世代目となり、商品型番に”V2”と表記されています。サイズは3つのラインナップがあり、小さい方から3L/6L/10Lとなっています。
各サイズ・色は以下の通りです。
ラインナップ | 3L | 6L | 10L |
---|---|---|---|
外寸 | H19×W30×D12cm | H24×W34×D13cm | H26×W42×D15cm |
内寸 | H17×W19×D8cm | H21×W28×D9cm | H23×W31×D11cm |
重量 | 550g(中仕切り含む) | 780g(中仕切り含む) | 880g(中仕切り含む) |
カラー | ブラック アッシュ | アッシュ ミッドナイト | ブラックブラック アッシュ |
付属品 | 中仕切りx2 ストラップx2 | 中仕切りx2 ストラップx2 | 中仕切りx2 ストラップx2 |
価格 | 14,850円 | 18,810円 | 25,740円 |
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参考リンク
・Peak Design – 公式サイト
・Peak Design – Everyday Sling 公式サイト
外観
各所にPeak Designのロゴが施されており、丁寧な作りで材質・製法の拘りが感じられます。ジッパーは止水仕様となっており、表面の素材と相まって雨等の水濡れに強そうです。
見た目はスタイリッシュで高級感のあるデザインです。完全ではないものの全体が水を弾く仕様のため、出先で急な雨に降られても中身のカメラや備品は安全に守ることが出来ます。
大きさ
気軽に持ち出せる大きさのバッグであることが大切だと考えています。この6Lサイズという大きさは「大きすぎず/小さすぎず」という程よい大きさと重量で、普段使いにぴったりの大きさ・デザインとなっています。
付属品
6Lタイプには仕切りが2枚付属していますが、私の使い方では1枚で十分でした。コンパクトデジカメ等の小さいカメラで運用する場合は仕切り2枚での運用でも良いかもしれませんね。
また、三脚固定用のストラップはまだ使用していませんが、今後小さな三脚を持ち出す際や折りたたみ傘の固定に役立ちそうです。
・仕切り2枚(変形させて2段にできるのが便利)
収納スタイルに合わせて枚数と形状を使い分けできるのは便利です。
・三脚固定用ストラップ
バッグ下部に三脚や折りたたみ傘を固定することが出来るストラップ付です。
収納部
メイン収納
EOS RP+RF24-105Lmm F4 L IS USMが縦向きで入り、さらに余ったスペースには別の交換レンズや、500mlのペットボトルなどが余裕で入ります。高さ寸法がわりとあるため、バッグ全体のスペース的を有効に使えるのでとても収納効率が良いです。
仕切りは2枚付属していますが、私の使い方では1枚で十分でした。コンパクトデジカメ等より小さいものを多数運ぶ場合は仕切り2枚を有効活用できそうです。
ジッパー収納(身体側)
ジッパーを開けるとバッテリーやSDカードを収納できる部分が4箇所あります。色分けされているので、使用前後のバッテリーを仕分けるのに良さそうです。黒色部分を未使用バッテリー入れ、グレー色部分を使用済みバッテリー入れといった感じに分けています。小物系はバッグがひっくり返ると全部出てきてしまいますが、この部分はジッパーが付いているのでその心配はなく助かっています。
マグネット収納
手持ちのiPad mini6は余裕で収納できました。11インチまでのタブレットが収納できるようですが、大きなものを無理に入れすぎるとメイン収納を圧迫しますので注意が必要です。
手前の収納
ジッパー付きで幅は広いのですが、奥行きはほとんどなく、また外装が固いこともあってスマホ等の薄いものしか入りません。私はPLフィルター(ケース付き)を収納しています。
収納の様子
普段使いのEOS RP+RF24-105Lmm F4 L IS USM以外に+αで収納が出来るのはかなりの強みです。さすがにカメラボディ2台収納という訳にはいきませんが、+αの部分に余裕があるのはかなりのメリットです。十分な収容力を備えており特に旅行において活躍できそうです。
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
ジッパー部が止水仕様になっており、急な雨でも安心できる ジッパーが2個ついており、開け閉めがしやすい バッグ下部に付属のストラップを使用して三脚や折りたたみ傘を固定できる 外装が丈夫で衝撃に強い 仕切りが上下2段式に出来る 手持ちがしやすい | 手前の収納が狭く使いにくい(小さな薄いものしか収納が出来ない) 肩掛けパッドの位置が移動できない(初期状態だと右掛け専用となっている) |
とにかくメリットが多いバッグなのでカメラ持ち出し用に1つ持っていても損はありません!
まとめ
Peak Design Everyday Sling(ピークデザイン エブリディ スリング)は痒い所に手が届く仕様のカメラバッグとなっています。普段使い用にカメラバッグを探している方や旅行で程よい大きさのカメラバッグを探している方には6Lサイズは特におすすめできるバッグとなっています。今回は6Lサイズを紹介させていただきましたが、交換レンズの収納が不要という方は少し小さい3Lサイズを、もう少し収納が欲しい方はより大きい10Lサイズを選ぶ等、目的に応じてサイズのラインナップがあるのもこのシリーズの強みです。
デザインは洗練されていてスタイリッシュでパッと見、カメラバッグには見えず、それでいて収容力は十分ある作りとなっています。6Lの価格は2万円弱と決して安くないものの、それ以上にカメラバッグとしての使いやすさ、持ち出しやすさがあり、カメラを積極的に持ち出せるのはもちろんのこと、所有満足度がとても高いバッグとなっています。
カメラバッグを探している方で、気軽に持ち出せて見た目のデザインに拘る方はPeak DesignのEveryday Slingシリーズの6Lサイズをお勧めします。
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