スマートフォンの普及により、誰もが気軽に写真を撮影する時代になりました。
近年はスマホのカメラ性能も飛躍的に向上し、日常のあらゆる場面でスマホによる撮影が当たり前になっています。
しかしその一方で、「写真は増えるのに管理が追いつかない…」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、私が実際に行っている写真ファイルの管理方法をご紹介します。
PCを用意する
まず、写真管理にはPCを使うのが圧倒的に便利です。
スマートフォンだけで管理し続けるには限界があり、SDカードに保存しても容量や管理の手間がネックになります。
その点、PCなら大容量のハードディスク(以下HDD)を利用でき、保存効率も抜群です。
最近では4TB以上のHDDが手頃な価格で購入できるため、写真保存用として非常におすすめです。
PCの購入先とおすすめメーカー
PCは、地元の家電量販店やPC専門店、ネット通販などで購入できます。
用途に応じたカスタマイズが可能な以下のメーカーもおすすめです。
HDDの選定ポイント
HDDには「外付け」と「内蔵型」がありますが、今回は内蔵型HDDをおすすめします。
外付けHDDは設置スペースを取る上に、台数が増えると配線も煩雑になります。
内蔵型ならPC内にすっきり収まり、最大4台以上のHDDも搭載可能です。
コスパ重視なら3TB~4TB程度のHDDが狙い目です。
→ 価格.com:3TB〜4TB未満の人気HDDランキング
初心者の方には、以下の解説も参考になります。
→ ハードディスク増設|パソコン初心者講座
PCケースの選定
HDDを複数搭載するためには、中型以上のPCケースが必要です。
ミニタワー・スリム型などではHDD搭載数が限られますので、ミドルタワー型以上を選びましょう。
おすすめPC構成
- OS:Windows 10(または11)
- システムディスク:SSD(起動が高速化)
- データ用ディスク:HDDを最低2台(保存・バックアップ用)
- CPU:Intel Core i3以上
- メモリ:4GB以上(できれば8GB以上推奨)
- グラフィックボード:不要(写真保存用途であれば)
HDD構成例(私の場合)
私はデータ用のHDDを4台構成で使っています。
用途 | ドライブ名 | 内容 |
---|---|---|
写真保存用 | Photo | 写真ファイルの保存 |
写真バックアップ | PhotoBackup | 写真ファイルのバックアップ |
動画保存用 | Movie | 動画ファイルの保存 |
動画バックアップ | MovieBackup | 動画ファイルのバックアップ |
※データ保存用とバックアップ用は必ず別ドライブにするのがポイントです。
バックアップの考え方
RAID1によるミラーリングも選択肢の一つですが、これは**「システムの継続稼働」が目的**であり、厳密なバックアップとは異なります。
私の場合は、RAIDは使わず、単純なHDD単体でのバックアップ運用を採用しています。
おすすめバックアップソフト
Sota氏が開発した「Backup」という無料ソフトがおすすめです。使いやすく、安定性も高いため安心して使えます。
バックアップの実行タイミング
私の場合、PCシャットダウン時に自動でバックアップが走るように設定しています。
このソフトは「差分バックアップ」に対応しており、変更のあったファイルのみを更新するため、高速で完了します。
画像編集にはLightroom Classic
写真管理&編集には、Adobe Lightroom Classicがおすすめです。
- サブスクリプション形式(月額980円+税)
- Photoshopもセットのフォトプランが利用可能
- 写真の日付ごと自動振り分け機能が非常に便利
- 元画像を保持しながら編集できる「非破壊編集」に対応
→ Lightroom初心者に読んで欲しい参考サイト|おちゃカメラ
Lightroomへの読み出し手順(私の例)
- デスクトップに「LM転送用」フォルダを作成
- デジカメのデータを一旦そのフォルダにコピー
- Lightroom Classicを起動
- ソフト上から専用の保存先フォルダへ写真を移動&読み込み
→ 撮影日ごとに自動でフォルダが分けられ、整理が非常にラクになります!
まとめ
- 📸 写真や動画の管理にはPCを活用する
- 🖥 PCケースはミドルタワー以上を選ぶ
- 💾 HDDは内蔵型で最低2台構成(保存+バックアップ)
- 🔄 RAIDではなく単体HDDでバックアップを取る
- ✨ 写真管理にはAdobe Lightroom Classicを使用
- 💡 バックアップはSota氏の「Backup」がおすすめ
- 🕒 バックアップはPCシャットダウン前に自動実行がベスト
写真管理がスムーズになると、思い出の整理も楽しくなるものです。
LightroomやBackupソフトを活用しつつ、効率的で安心なファイル管理環境をぜひ整えてみてください!
コメント