【後悔しないLDK間取り】日当たり重視の一階!窓と配置の工夫を実例紹介

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目次

はじめに:明るいLDKは家族の笑顔の源!間取り検討のポイント

新築のLDK間取り、どのように検討されていますか?家族が集まる大切な空間だからこそ、誰もが理想の形を追求したいはずです。我が家では、特に「日当たり」を最重要視した間取りを実現しました。今回は、そのLDKの配置、窓、そして設備へのこだわりを、実例を交えながらご紹介します。

この記事はこんな人におすすめ

・明るく開放的なLDKの間取りを知りたい方
・日当たりの良いリビングの作り方のヒントが欲しい方
・カーテンとブラインド、どちらを選ぶか迷っている方
・窓にシャッターが必要かどうか悩んでいる方

日当たりを最大限に活かす!LDKの配置

LDK-Layout

日当たりを最優先に考えた我が家のLDKは、リビング、ダイニング、キッチンを全て南向きに一直線に配置しました。これにより、南側の壁面積を最大限に確保でき、多くの窓を設置することが可能になります。豊富な窓から降り注ぐ自然光は、室内全体を明るく、そして暖かく照らしてくれます。

快適なLDKを実現!我が家の5つのこだわり

1.【子育て世代の安心】キッチンから見渡せる学習スペース

リビングの一角に小さなテーブルを設置し、子供たちが親の気配を感じながら勉強に集中できる空間を作りました。程よい距離感で家族の存在を感じられるため、子供たちは安心して学習に取り組めます。学校から帰宅後、リビングで宿題を済ませる習慣も自然と身につくかもしれません。

2.【開放感と繋がり】リビングと一体化する和室

リビングに隣接する和室との間には、天井まで高さのある引き戸を採用しました。引き戸を全開にすることで、和室はリビングと一体の広々とした空間となり、ライフスタイルに合わせてフレキシブルに活用できます。我が家では、普段は開放した状態で、子供たちの遊び場や来客時のくつろぎスペースとして活用しています。

3.【掃除と空調効率】20帖以下の最適な 広さ

LDKは広ければ広いほど良いというわけではありません。広すぎると掃除の手間が増え、冷暖房の効率も悪くなります。リビング8帖、ダイニング8帖、キッチン4帖を目安に考えると、LDK全体の広さは20帖程度が、家族のコミュニケーションを取りやすく、快適に過ごせる最適なバランスではないでしょうか。

4.【家族のコミュニケーション】リビングスルー階段

リビングを通って2階へ上がるリビングスルー階段を採用しました。これにより、帰宅時や2階へ移動する際に、必ずリビングにいる家族と顔を合わせる機会が生まれ、自然とコミュニケーションが生まれます。特に子供たちの様子を常に把握できるのは、子育て世代にとって大きなメリットだと感じています。

5.【視覚的な広がり】空間の対角線を長くする工夫

これはトヨタホームの営業さんからの提案で、LDKの一部分をあえて少しずらすことで、空間の対角線を長く見せるというテクニックです。実際に採用してみたところ、同じ面積でも奥行きが感じられ、空間が広く感じられます。視覚的な効果で広さを演出できるのは、賢い間取りの工夫だと感じました。

光を最大限に!大きな窓の採用

室内にたっぷりの光を取り込むためには、窓の大きさが重要になります。窓のサイズは幅だけでなく高さも考慮することで、より多くの光を取り込むことができます。我が家では、南側の窓はすべて背丈のあるハイサッシを採用し、特にリビングの掃き出し窓は高さ230cmのものを選びました。

【窓のサイズ】寸法は概算です

場所種類幅(mm)高さ(mm)
リビング掃き出し窓2,5002,300
ダイニング両袖片引き窓3,0002,300

一般的な天井高(ノーマルユニットの場合2400mm)に対して、高さ2300mmの窓はほぼ天井いっぱいに広がり、圧倒的な開放感をもたらします。リビングとダイニングの両方に、採光性に優れた掃き出し窓タイプの大きな窓を採用しました。

開放的な眺望!両袖片引き窓(バイパス式窓)とは

ダイニングに採用した両袖片引き窓は、中央部分がFIX(固定)窓、左右の袖部分がスライドして開閉するタイプの窓です。中央に窓枠のフレームがないため、外の景色を遮ることなく、広々とした眺望を楽しむことができます。

両袖片引き窓のイメージ
開放感のある大きな窓
ハウスメーカー展示場で撮影。とても迫力がある窓です。

同サイズの場合、通常の掃き出し窓と比べ価格が上がってしまうのがデメリットですが、フレームが少なくなるので中央通常の掃き出し窓と比較すると価格はやや高くなりますが、フレームが少ない分、中央部の見晴らしは格段に向上します。特に、庭の景色を楽しみたい、開放感を重視したいという方におすすめです。トヨタホームのカタログでは「バイパス式窓」と表記されています。

縦に入るサッシ部分が省かれる分、眺望がよくなります。

大きな窓のメリット・デメリットと対策

大きな窓は、日当たりや眺望を向上させる一方で、いくつかのデメリットも存在します。それらを理解した上で採用することが重要です。

メリット

  1. 眺望が良い
  2. 自然光を最大限に取り込める
  3. 室内の開放感が向上し、壁による圧迫感が軽減される
  4. 外観に重厚感と現代的な印象を与える

特に4つ目の外観の印象は、小さい窓を多用した家と比較すると、大きな窓があることで格段に格段に現代的で洗練された雰囲気になります。

デメリットと我が家の対策

  1. 断熱性が低くなる
  2. 防犯性が劣る可能性がある
  3. 外部からの視線が気になる
  4. 設置費用が高くなる

これらのデメリットに対して、我が家では以下のような対策を講じています。

  1. 断熱性:高断熱カーテンやブラインドを併用することで、ある程度の断熱性能を確保しています。現代の住宅では、高断熱サッシの採用も一般的です。
  2. 防犯性:すべての窓にCPマーク(防犯建物部品)の付いた防犯ガラスを採用することで、侵入リスクを低減しています。CPマークは、侵入に5分以上の時間を要する防犯性能の高い製品に付けられます。
  3. 外部からの視線:庭に目隠しとなる植栽を配置したり、必要に応じて外構フェンスを設置したりすることで、プライバシーを確保しています。
  4. 費用:南側の最も重要な部分に大きな窓を集中させ、他の面は標準サイズの窓を採用することで、予算とのバランスを取りました。

スタイリッシュな空間を演出!縦型ブラインドの選定

リビングの窓には、機能的なだけでなく、デザイン性にも優れたタテ型ブラインド(タチカワブラインドのラインドレープ)を採用しました。

縦型ブラインド ラインドレープ|製品情報|タチカワブラインド

ブラインドを少し開けた状態
ブラインドを閉めた状態

このブラインドは、1枚ずつのルーバー(羽)の色をカスタムオーダーできるのが魅力で、我が家ではベージュ系の5色とレースを組み合わせて、美しいグラデーションになるようにしました。シンプルながらも飽きのこないデザインを選びました。

窓の幅が3mを超えると、操作方法でバトンタイプが選べなくなる場合があるので注意が必要です。その場合は紐タイプでの開閉となり、使い勝手がやや劣る可能性があります。

また、ラインドレープには「アンサンブルスタイル」という機能があり、ブラインドを開けると、メインのドレープ部分は窓に対して90°に開きますが、レース部分だけは45°に傾き、まるでレースカーテンがあるような状態になります。



レース機能により、外からの視線を遮りつつ、効率良く光を取り込むことが可能。

光と視線をコントロールする「縦型ブラインド ラインドレープ アンサンブル」をリニューアル|ニュースリリース|タチカワブラインド

縦型ブラインドのメリット・デメリット

メリット

  • 光の量を細かく調整できる
  • スタイリッシュで現代的な印象になる
  • スッキリとしたデザイン
  • 豊富なデザインとカラーバリエーション

デメリット

  • 風に揺れるとルーバーがぶつかる音が気になる場合がある
  • カーテンに比べて断熱性、遮熱効果がやや劣る
  • メカ構造のため、故障のリスクがある
  • 開閉時にたたみ代が発生し、窓の一部が隠れる

断熱性、遮熱効果については、しっかりと閉め切ることで、気になるほどの差はないと感じています。見た目の良さと光の調整のしやすさが、我が家にとっての大きなメリットでした。

防災対策も考慮!窓シャッターの必要性

防災対策も考慮!窓シャッターの必要性

窓についてご紹介してきた流れで、シャッターの設置についても触れておきたいと思います。シャッターの主な目的は防犯対策と思われがちですが、自然災害(台風など)時の窓ガラス破損を防ぐという観点からも、設置しておくと安心です。

開閉タイプは、断然「自動式」をおすすめします。手動式は開け閉めが面倒になり、結局閉めっぱなし、開けっ放しになりがちです。実家がまさにその状態です。

我が家では、夕食時にシャッターを閉め、朝起きた時に開けるという習慣にしています。

シャッターの開閉は使い勝手から絶対に自動がおすすめ。

まとめ:日当たりとデザインにこだわったLDK

日当たりの良い家にするために、LDKを南側に配置し、大きな窓を積極的に採用したのは、本当に正解でした。冬は暖かく、明るい陽光が差し込むリビングは、家族みんなが気持ちよく過ごせる空間です。夏の暑さ対策としては、バルコニーやテラス屋根などで直射日光を遮る工夫をしています。

トヨタホームの住宅は、壁の強度にも余裕があるため、比較的容易に大きな窓を採用できるのが魅力です。これからトヨタホームで家づくりを検討される方は、ぜひ大きな窓を取り入れて、明るく開放的なLDKを実現してください。ただし、大きな窓のデメリットも考慮した上で採用すれば、後悔は少なくなるはずです。

縦型ブラインドの採用は、LDKの雰囲気をスタイリッシュに変えてくれます。カーテンと比較するとデメリットもありますが、デザイン性を重視する方にはおすすめです。特に寝室への採用は、朝日を浴びて気持ちよく目覚めることができるため、検討する価値ありです。

窓シャッターは、防犯対策だけでなく、台風などの自然災害から窓を守る保険として考えると、設置しておくと安心です。特に自動開閉式は、日々の開け閉めの手間がなく、快適に使用できます。トヨタホームでは、比較的安価な差額で自動シャッターを設置できる場合があるので、検討する価値は高いでしょう。

参考までに、我が家ではシャッターは一階のみに設置し、二階には設置していません。予算の都合もありますが、2階は1階に比べて飛来物のリスクが低いと判断したためです。防犯面でも、2階は侵入のリスクが1階より低いと考えました。

今回は、我が家の一階LDKの間取りを中心に、日当たりとデザインへのこだわりをご紹介しました。トヨタホームで家づくりを検討されている皆様の参考になれば幸いです。

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