トヨタホームの間取りを紹介 ~1階LDK編~

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みなさんは新築でのLDKの間取りはどのように検討していますか。
我が家では日当たりを重視した間取りにしました。
今回は、我が家のLDKの間取りや設備に対して拘った点をご紹介します。

この記事はこんな人におすすめ

・LDKの間取りが知りたい
・日当たりの良いリビングとは?
・カーテンかブラインドか?
・窓にシャッターは必要か
目次

LDKの配置

LDK-Layout

日当たり重視の我が家は、リビングは当然ながら南向きに配置し、ダイニング、キッチンもそれに合わせて全て南向きに配置しました。
そうすることで南側の壁面積が増え、たくさんの窓を付けることが出来るようになります。
窓をたくさん付けることで十分な採光が得られ、室内がとても明るくなります。

LDKのこだわり

1.キッチンから子供の学習状況を見渡せる
2.和室との繋がりを重視
3.LDKの広さは20帖以下
4.リビングスルー階段
5.空間の対角線を長くして広く見せる工夫

1.リビングに小さなテーブルを設置することで子供が家族(親)の気配を感じつつ勉強に集中できるようにしました。
子供もほどよく家族(親)の気配を感じつつ勉強が出来るので、学校から帰ったらすぐに宿題を片付けないといけないという使命感が生まれると思います。

2.和室はリビングと隣り合わせで、天井まである引き戸を採用しました。
引き戸を全開放すれば、和室は実質リビングとの続いた空間となり、スペースをとても有効に活用できています。
基本、年中開放の状態で使用しています。

3.LDKは広いにこしたことはないですが、あまり広すぎても掃除が大変ですし、空調の効きも悪くなります。
凡そですがリビング8帖、ダイニング8帖、キッチン4帖と考えた場合、LDKは20帖くらいがちょうどバランスが良いのではないでしょうか。

4.我が家ではリビングを必ず通って二階へ行けるリビングスルー階段を採用しました。
帰宅時は必ずリビングにいる家族と会うことになり自然とコミュニケーションが増えますね。
特に子供達の様子がうかがえるので採用して良かったと感じています!

5.これはトヨタホームの営業さんより提案があり、1つの空間の半分を少しずらすことで対角を長くし空間を広く見せることが出来るとのことで、実際に採用してみたところ、確かに広く感じます!
面積は同じでも、対角が長くなることで空間が広く見せることが出来るのはお得だと感じました。

大きな窓を採用

室内により多くの光を取り込むには、大きな窓が必要になってきます。
窓のサイズは幅だけでなく、高さも色々あり、大きなものほどよりたくさんの光を取り込めます。
我が家では南側の窓は全て背丈があるものにしており、掃き出し窓は高さ230cmのものを採用しました。

左の一階窓がリビングで、右側がダイニング&キッチンです。

【窓のサイズ】寸法は凡その数値です

場所 種類 幅(mm) 高さ(mm)
リビング 掃き出し窓 2,500 2,300
ダイニング 両袖片引き窓 3,000 2,300

天井高さはノーマルユニットの場合2400mmとなりますから、高さが2300mmの窓はほぼ天井一杯までありとても迫力があります。
両方とも掃き出しタイプの窓となります。

両袖片引き窓とは

真ん中がFIX窓で左右がスライドして開く窓です。
真ん中にフレームがないので眺望を確保しやすくなります。

ハウスメーカー展示場で撮影。とても迫力がある窓です。

同サイズの場合、通常の掃き出し窓と比べ価格が上がってしまうのがデメリットですが、フレームが少なくなるので中央部はとても見晴らしがよくなるのでお勧めです。

縦に入るサッシ部分が省かれる分、眺望がよくなる。

トヨタホームのカタログではバイパス式窓と記載されています。

大きな窓のメリット・デメリット

大きな窓を採用すると日当たりや眺望が良くなるなどのメリットがありますが、デメリットもありますのでそこを考慮した上で採用が良いでしょう。

メリット

1.眺望が良い
2.太陽光を一杯取り込める
3.壁による圧迫感が減る
4.外観の重厚感が増す

項目4.の外観の重厚感が増すというのは分かりにくいかもしれませんが、小さい窓で構成された家と大きい窓で構成された家を比較すると窓の大きさで家の迫力が変わりませんか?
例を挙げるとハウスメーカーのモデルハウスの場合、大きな窓を採用しているため、とても迫力があります。

デメリット

1.断熱性が低くなる
2.防犯性が劣る
3.外部からの視線が気になる
4.費用が掛かる

確かに大きい窓でのデメリットはありますが、我が家では下記のように対応しています。

1.断熱性に関しては、カーテンとの併用である程度は防げます。

2.防犯性はガラスがCPマークが付いているものであれば心配ないでしょう。

CPマークのCPとは、「CrimePrevention(防犯)」の略です。厳しい試験をパスしたものだけが防犯建物部品とよばれ、CPマークをつけられます。
窓関連の部品、ドア関連の部品、シャッター関連の部品につくことが多いです。
2004年には、警察庁がCPマークを与えた防犯建物部品一覧を公表しています。
CPマークの基準試験は、「侵入攻撃に対して5分以上耐えられるか」です。
5分という基準は、警察庁が侵入犯への調査の際に、「侵入に5分以上かかったら諦める」という回答者が大多数だったからです。
侵入者に犯行を諦めさせるには、5分の防衛力があれば、ひとまずは安心です。テストでは、製品にありとあらゆる侵入攻撃を行い、5分間耐えられるか確認します。
CPマークが作られた理由は、それまで防犯性能の高さを決める基準がなかったからです。決められた防犯性能基準がなく、メーカーが「これは防犯性能が高い商品です」といえば、防犯性部品として販売できたのです。
結果、防犯性能の低い粗悪品が市場に出回りました。その状況を打破するため、警察・国土交通省・経済産業省・日本ロック工業会などの民間団体が、官民合同会議を行いました。
会議で決められた試験基準を元に、CPマークが生まれたのです。

参考:https://homesecurity.jp/cp-mark/

3.外部からの視線は塀の高さを高くしたり目隠しをしたりして対応します。

4.窓が大きくなればなるほどそれだけ費用が掛かってきます。

我が家の場合は、予算の都合上、家の全方位を大きな窓にするわけにはいかなかったため、南側正面となる部分だけに背の高い窓を採用し、その他の面は標準サイズの窓を採用して予算を押さえました。

カーテンの選定

我が家では通常のカーテンではなく、タテ型ブラインドを採用しました。

タチカワブラインドのラインドレープというものです。

参考:https://www.blind.co.jp/products/digicata/ebook/ld.html

ブラインドを少し開けた状態

ブラインドを閉めた状態

こちらは1枚ずつ色をカスタムで決めることが出来、我が家ではベージュ系5色+レースでグラデーションになるようにしました。
飽きがこないようにシンプルデザインを選びました。

窓の幅2.5mの場合、バトンタイプを選べるのですが、3mを超えてくるとバトンタイプが選べないので注意が必要です。
その場合、従来の紐タイプでの開け閉めになるため、使い勝手が悪くなります。

また、このブラインドにはアンサンブルスタイルという機能があるため、ブラインドを開けると、メインのドレープ部分は窓に対して90°傾きますが、レース部分だけは45°だけ傾き、レースカーテンがあるような状態(下写真・図参照)になります。



お昼はレース部分をいかして明るい光を取り込み、夕方以降は閉めるという使い方が出来るので非常に便利です。

参考:https://www.news.blind.co.jp/release/index.php?itemid=38

レース機能により、外から視線を遮りつつ、効率良く光を取り込むことが可能。

メリット

・光の量を調整できる
・見た目が良くなる
・スッキリしていてオシャレ
・デザインが豊富

デメリット

・風に揺れる音がうるさい。ルーバー(羽)のぶつかるパタパタ音
・断熱、遮熱効果が薄い
・メカものであるため、破損する可能性がある
たたみ代が邪魔になる。

断熱、遮熱効果が薄いと記載しましたが、ブラインドをしっかりと閉め切っていれば、隙間がある分、カーテンよりは断熱、遮熱効果は劣りますが、気になる程度ではありません。

シャッターは付けるべきか

窓について紹介してきましたので、ついでにシャッターの設置有無についても意見を述べたいと思います。
シャッターは必要かどうかというと、防犯をイメージしますが、むしろ防犯効果よりも自然災害時(台風等)の保険と考えるとあった方が良いでしょう。
開閉タイプは絶対自動をお勧めします。
手動にすると、開け閉めが手間となり、閉めっぱなしまたは開けっ放しになると思います。
正に実家がそうなっています。

我が家では夕飯時にシャッターを閉め、朝起きた時にシャッターを開けるようにしています。

シャッターの開閉は使い勝手から絶対に自動がお勧め。

まとめ

日当たりの良いLDK

日当たりの良い家にするために、LDKを全て南側に持ってくるととても明るくなり、冬とても暖かいのでお勧めです。
夏は太陽の高度が上がるため、バルコニーを庇代わりにしたり、テラス屋根を付ける等すれば直射日光は避けられます。
トヨタホームの間取りは壁の幅が許す限りの窓を採用できるので、簡単に大きな窓にすることが出来ます。
トヨタホームで家を計画されている方は積極的に大きな窓を採用して日当たりの良い気持ちの良い空間を再現しましょう。
大きな窓を採用した場合のデメリットを考慮した上での採用ならば後悔は少なくなるはずです。

縦型ブラインドの採用で見た目を重視

雰囲気を変えたい方は縦型ブラインドの採用をお勧めしたいです。
カーテンに比べデメリットはあるものの、慣れてしまえばどちらでも構いません。
見た目がとても良くなるので、見た目重視の方は検討されると良いでしょう。
お勧めは寝室への採用で、朝自然に太陽光を取り入れることが出来ますので、縦型ブラインドはお勧めします。

シャッターは自然災害時の保険として設置

シャッターは自然災害時(台風等)の保険として設置が良いでしょう。
その際、絶対に自動開閉を選んでください。
トヨタホームの場合、比較的安価な差額で自動シャッターが付けられるので、シャッターを付ける場合は絶対にお勧めします。

参考までに我が家ではシャッターは一階のみに設置し、二階は設置しておりません。
理由としては、予算の都合もありますが、二階は飛来物の接触が一階に比べれば低いだろうと予測しています。
仮に窓ガラスが割れた場合、一階だと防犯面で不安ですが、二階だと一階に比べると防犯面での不安がだいぶ減ります。
そういった観点を含めて検討した結果、二階へのシャッターは設置しませんでした。

今回は我が家の一階の間取りを中心に紹介させていただきました。
トヨタホームで家を計画されている方の参考になれば幸いです。

やふ
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/

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