Web内覧会9回目は書斎 Part.2です。
4回目に書斎を紹介しましたが、紹介できなかった部分がいくつかあったため、今回改めて記事にしてみました。
・書斎の大きさ、レイアウトが知りたい
・書斎を作る上で気を付けることは?
・書斎は本当に必要か?
書斎計画
家計画当初、書斎は考えておりませんでした。
アパート時代は、寝室にニトリで購入した幅140cmの机を配置して、そこにPCを置いていました。
夜、寝静まってからPCを触ると、「キーボードやマウスの音で眠れない!」と妻から苦情が入りまくりです。
そのため、22時までを使用限度と決めPCを使用していました。
当時はまだスマフォがあまり普及しておらず、ネットはPCでやるのが主流で、PCが自由に使えないという状況にありました。
寝る前等にゆっくりPCを触りたいという人にはかなりのストレスです。
そのため、家を建てると決心してからは、必ず「書斎を作るぞ!」という気持ちで計画を進めてきました。
PCが趣味の方は是非、書斎の検討を!
家族への理解
書斎を作るには、家族(特に妻)の理解が重要となってきます。
書斎を作る=坪数が増えるわけですから、それだけ建築費用が高くつきます。
単純に延床面積が書斎分のスペースが1~2坪増えるだけでトヨタホームの場合、65万~150万円の建築費用が余分に掛かってしまいます。
また、書斎というスペースは贅沢なものというイメージもあり、なかなか話が切り出せない部分です。
そのため、書斎が欲しいという情熱(?)を家族に訴えかけ、理解してもらう必要があります。
私の場合、妻への交換条件という作戦に出まして、希望した家の仕様(贅沢なもの)をいくつか諦める代わりに書斎という1つの項目は認めてほしいというものです。
・自分の書斎が欲しい
・吹き抜けを作りたい(部屋の広さは変えずに)
・外壁タイル
・スケルトン階段
・大きなガレージ
上記項目は全て費用が掛かることばかりですね。
上記の希望する4項目の内、吹き抜けと外壁タイル、スケルトン階段、大きなガレージの4つをあきらめるから書斎だけは認めてほしいと妻へ懇願したところ、あっさりOKをもらいました。
希望する贅沢仕様の4項目を取り入れなかったことで普通に予算内に収まったということもありますが、交換条件が効いたのは間違いないです。
いっそのこと最初の贅沢仕様の項目を多くした方が、減らした時の効果が増えそうですね。
また、書斎の広さについて3帖前後を希望してましたが、なんと出来上がった図面では3.6帖という広さでとても満足となる仕様になりました。
書斎が必要な理由
次に書斎が必要な理由を考えてみます。
勢いで書斎を作ったはいいが、結局使わなくて物置になったりしては困ります。
・作業に集中できる
・一人だけの時間が確保できる
・家族にとっての騒音(キーボード、マウスのクリック音)を無くすことができる
・夫婦喧嘩をした時の退避場所に最適
集中できて一人になれる空間が欲しかったこともありますが、実際のところPC及びモニタを多く所有しており、他の場所への設置では無理があったため、こちらの書斎を作って良かったと思っています。
また、このブログもこの書斎で作成していますが、静かな場所は非常に落ち着くもので、文章入力がとても捗ります。
土曜日の午後に1.5~2時間程かけて文章入力、夕食後30分程かけて記事の見直しといった感じで、次の日の朝6時に投稿予約という感じです。
私は1記事に2~2.5時間も費やしていますが、皆さんはどのくらいブログ記事に時間をかけていますか?
投稿予約後は、趣味のゲーム(主にPS5でFPS)を開始します。(22~24時)
次は書斎のレイアウトについてです。
間取りレイアウトについて
書斎の間取りを紹介します。
広さは3.6畳を確保しました。
書斎は横に長い長方形の部屋です。
広くも狭くもなく、ごくごく一般的な広さと思います。
床はフローリングにはせず、カーペットを敷き詰めました。
キャスター付きの椅子を使用するため、キズ防止の為です。
また、カーペットは冬暖かいのでかなりお勧めですよ。
カーペットにしたことのデメリットは特に感じません。
書斎は床のキズ防止のためにカーペットがお勧め
書斎は主にパソコン作業を目的としています。
書斎のコンセプトはパソコン作業に特化した趣味の部屋です。
複数のモニターを置いて広々と作業が出来るように大きな机をチョイスです。
当初、PC用の机は造作カウンターを予定していましたが、希望するサイズ・材質のものになると相当高かった(20万円越え)ため、断念し、元々実家で使用していた机を持ってきました。
書斎の位置について、家計画当初は寝室の横に予定しておりましたが、キーボード音やマウス音の問題がありますので寝室から位置を離すことになりました。
1つの部屋として独立しているため、音の問題は解消しました。
深夜にボイスチャットをしても家族から苦情が入らないのは嬉しいですね。
書斎にはパソコンのほかにプリンタや趣味のもの(防湿庫、本棚等)を詰め込んでいます。
机以外は本棚とカメラ用の防湿庫を設置しました。
・机の大きさが決まっている場合は大きさに合わせた間取りにする
・書斎の位置は寝室から離す
趣味の部屋紹介
私の趣味は2020年12月現在、PC・ゲーム・カメラの3つでしょうか。
書斎という空間で趣味を楽しむ為に
・大型PC机
・ゲーミングチェア
・ゲーム機
・防湿庫
・本棚
を設置しています。
大型PC机|FantoniGT L字連結
FantoniGTという180cm幅の大きなL字連結の机ですが、それがちょうど収まるよう間取りを設計しました。
机は2つの机をL字連結しているため、上図のように配置します。
こちらの机は、とても頑丈で、使用から10年以上たった今でも変形やガタ一つ無く普通に使用出来ています。
いつもエアコンフィルター等高所の掃除をするときはこの机の上にのって作業をしますが、成人男性が机の上に乗ってもびくともしませんし、ガタツキもありません。
多分一生使えるんじゃないかというレベルの頑丈さです。
絶賛しっぱなしですが、本当に良いPC机なので、気になった方は一度FantoniGTを検討してみてはいかがでしょうか。
現物を展示しているお店もあるようなので、一度見てみるのも手です。
参考:https://garage.plus.co.jp/products/list.php?category_id=78
ゲーミングチェア|AK Racing Pro-X V2 (Glay)
現在、書斎で使用している椅子は、AK Racingのゲーミングチェアです。
AK RacingのフラッグシップモデルであるPro-Xシリーズに手を出してしまいました。
Amazonでの購入で54,321円という面白い価格でした。
身長175cmの私にはちょうど良い座り心地です。
ゲーミングチェアはこれで2台目となり、今まで使用していた安いゲーミングチェアと比べるとクッションの量が全然違います。
こちらの方がはるかに多く、そして重いです。
ホールド性はとても良いので長時間座っていても疲れません!
詳しいことは別記事にてレビューしたいと思います。
テレワーク等、長時間椅子に座っている方には特にお勧めしたい椅子です。
Amazonでは4色あるうち2色を交互で1,000円オフセール実施中です。
ゲーム機|Playstation5
毎日稼働しているPS5本体です。
ディスプレイの裏に隠れるようにひっそりと設置しています。
11月にPS4ProよりPS5へ移行しました。(PS4Proは売却済)
PS5はPS4ゲームが後方互換で実質100%動作し、ゲーム内のフレームレートも安定するため非常に頼もしいです。
まだPS5専用のゲームは持っていないのですが、今後の展開が楽しみです。
PS5はSSDを標準搭載していますが、容量が825GBしかなく、所有のPS4ゲームをインストールするとすぐに容量が一杯になってしまいます。
そこで外付ストレージが重要になってきます。
PS4Proで使用していた1TBのSSDが余ったため、それを外付けケースに入れ、USB接続しています。
PS4のゲームは全て外付けストレージに入れることで、PS5内蔵のSSDに負担を掛けないようにしています。
SSDはUSBケーブルのみのバスパワーで動作するため、配線がスッキリします。
また、PS5のビデオ性能はRTX2080相当とのことなので、グラフィックが綺麗なゲームを楽しむことが出来ます。
おかげでハイスペックが要求されるゲームはPS5でプレイすることになるので、ゲーミングPCへの投資をしなくて済むので非常にありがたいです。
防湿庫
防湿庫は趣味であるカメラ関連機材を収納しています。
カメラは10年程前から本腰を入れてやっています。
10年程前にCanon EOS60Dを購入し、一眼レフにはまりました。
旅行等に一眼レフは重過ぎるため、現在は軽量ミラーレスのEOS M100を愛用しています。
レンズは放置するとカビが生えやすいので、一定の湿度で保管する必要があります。
そこで役に立つのがこの防湿庫です。私が所有している防湿庫は一番小さいタイプで、価格も3.5万円前後とお手頃です。
これでも十分な大きさで本体3個(一眼レフ1、ミラーレス2)、レンズ7個が余裕で入ります。
カメラ機材以外に、充電器だったりカメラ書籍も入れています。(防湿庫の空きがあるため、空いた部分にカメラ関連の書籍やパンプレットが積まれています)
防湿庫は温湿度計が付いており、除湿ユニットによって湿度を一定に保てます。
これがあれば長期保管でもカビの心配が無く安心できますし、埃等の汚れ防止にもなります。
まとめ
・書斎を作りには家族の理解が必要
・大きな机を持ち込む場合は、大きさを確認し、間取りに反映する
・書斎の広さは3帖もあれば十分
・カーペットは椅子のキャスターでもキズが付かないためお勧め
・家族の理解があれば書斎は絶対おすすめ!
・趣味のアイテムを置くスペースを確保
私にとって新築した家の中で満足感が一番高かったのは、こちらの書斎でした。
様々なことに使用できるため、特に趣味が無い方でも、一人になれる空間があるだけで生活の満足度は向上します。
書斎が欲しいと感じた方は家計画時に是非検討してみてください。
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